ホット フラッシュ

「ホットフラッシュ」、耳慣れない言葉だが、婦人で更年期を経過したひとなら多分経験者も多いはずだが、身体が突然カッと熱くなったり　実際に体温が急上昇したり、ひたいや体に突然汗をかく現象が起きること（医学的な定義は知りません）。

前立腺がんの多くは、精巣および副腎から分泌される男性ホルモンの影響を受けて増殖する。
内分泌療法（ホルモン療法）は、男性ホルモンの分泌や働きを抑えることによって、前立腺がん細胞の増殖を抑制しようとする治療法。

内分泌療法には「精巣摘除術（去勢術）」と「薬物療法」があり、薬物療法としては「LH-RHアゴニスト」、「抗男性ホルモン剤」、「女性ホルモン剤」を用いる。
また、前立腺がん細胞の増殖を抑制する方法としては、
（1）精巣あるいは副腎からの男性ホルモンの分泌を抑える方法
（2）前立腺細胞内において、男性ホルモンの作用発現を抑える方法
の2つの方法がある。

つまり、がんは男性ホルモンをベースに増殖するのだから、ホルモンをコントロールしてがんを抑えようとする結果、身体が女性化のほうへ若干傾く。具体的には、ホットフラッシュ、白髪が黒くなる、皮下脂肪が増えるのか太っ腹になる（たんなる運動不足？）、朝立ちがなくなる、バストが出る、妊娠する（マサカ！）。

この年で、中年過ぎの　しかも女性の身体の現象の一端を経験するとは思わなかった、俺ってこのごろ「おとこおんな」かよ。

2009/8/29(土) 午後 6:49・記