ゲルソン療法には精通していなくても、ひとが本来持っている自然治癒力を高めて「病」を治す考えを否定するひとはいないだろう。
ここで特に強調されている食事療法では、
無塩食、
油脂・動物蛋白の摂取制限、
アルコール・カフェイン・タバコ・精製糖・食品添加物の禁止、
豆・玄米等穀類・ヤサイ(実もの・葉もの・根もの)・海藻類を中心とした食事、
といったところか。
現状では、牛・豚肉・テンプラ等油もの・乳製品類を食べないだけで、魚介類・塩分は普通に摂取、焼酎は控えめに毎日、野菜は全般に多めに摂取、
ニンジンはジュースにして200~300cc/日 を飲んでいる・・・だから「療法」というほど厳しく取り組んでいるわけではない。
なにしろ、ゲルソン療法ではニンジンジュースを日に1Lも2Lも飲むようだ。
ただ、ニンジンには一応こだわっている。有機・無農薬ニンジンを10kg単位で注文、青森や千葉から送ってもらい、皮付きニンジンを洗い、分割し、一回に数日分をつくる根気のいる作業だ。(これを死ぬまで延々と続けるのかな・・修業)
この濃厚で甘いジュースを朝一に先ずコップ一杯飲む、産地によって微妙に味わいが異なる。(一日1Lなどとても飲めない)
なお、器械はジューサーというよりクッカー、のほうが正しいかもしれない。その構造は、昔あった手回しのひき肉ミンチ道具のように圧縮、ねじ絞るつくりだから、
さて、直径25cmのボール一杯のニンジンでどれだけのジュースができるか?