イサカの次は、カナダのバンクーバー島にある
OURエコビレッジ。
ニューヨークのJFK空港から、カナダのバンクーバーに到着後、
レンタカーでそのままフェリーに乗り、バンクーバー島へ移動した。
バンクーバー島のビクトリアに到着後、ブッチャードガーデンという、
とても広いガーデニングのお庭をみて、エコビレッジに向かった。
到着した時には、夕方で、もうすぐ満月になる月が森の木々の上に綺麗に出ていて、
トレントさんとブランディさん、そして、白いにゃんこと黒いわんこに迎えられた。
猫がいる、うれし~。
夕食は、サーモン丸ごとの蒸し焼きとパーマカルチャーガーデンの採れたてのサラダ。
お食事はトレントさんと同居人のロジャーさんと一緒に食べた。
ブランディさんは、現在、妊婦さんでマタニティヨガに出かけていった。
食事の前には、今日一日、何に感謝するかを1人づつ話していただきますを言った。
日々、何かに感謝するというのは忘れてしまいがちだけれど、
自然と向き合っていたら、自ずと、そういうことが生活に入ってくるのではないかという気がする。
ブランディさんが帰ってくるのを待って、ちょっと話をしたら、
それぞれ、お風呂に入ったりして、明日に備えて早めに休んだ。
次の日は、ブランディさんにエコビレッジの案内をしてもらった。
はじめにエコビレッジを作るプロセスを説明してくれた。
OURとは
One United Resourceの略。
自分達のコミュニティだけではなく、地球レベルで考えるということで、
こういう名称にしたとか。
1999年に25エーカーの土地を購入し、NGOの登録をした。
そして、この場所で何が出来るか、何をしたいかというビジョン作りを始めた。
ビジョン作りは、100名近くの人にメールで質問を投げかけた。
1、サスティナビリティとはどういうことか。
2、パーマカルチャーとはどういうことか。
3、ここで何が出来るか?
その質問に対して多くの答えが集まった。
そして、
1、教育
2、土地を守る
3、有機農業
4、小さな居住スペースを作る
ということにまとめた。
実行はNGOが母体となり、
持続可能なモデル作り、教育、地域の人との交流を行っていくことになった。
しかし、プランは法的に実行不可能なものもあり、
そこは対立するのではなく、役所の人も巻き込んで実行可能なものに時間をかけて変えていった。
「闘うのではなく、彼らを仲間にするのよ。面白いと思ってもらうことが大切」
セラピストの仕事をしていたというブランディさんはそういっていた。
人とどうつながっていくか、それがやはり大切なんだと思った。
役所の人たちは、じゃあ、どうやったら実行できるか一緒に考えようといってくれたそう。
そして、法的にあうようにするにはどうしたらいいかと一緒に考えていった。
最終的には、村が「持続可能なモデルを作る」という目的で、サポートすることになった。
そして、政府から1000万円の助成金も出たという。
現在では、教育を本格的に始めており、パーマカルチャーのスクールをやっている。
エコビレッジにあるものは、すべてがアーティスティックでセンス良く工夫されている。
ストローベイルハウスは、中に、ヨガなどのワークショップが出来そうな広いスペースと、マッサージテーブルがある小さい部屋とバスルーム、キッチンなどがある。
ワークショップに使用するだけではなく、
医師と連携して、終末期を病院ではない場所で迎えたい人、
また、出産を自然な形でしたい人にも利用してもらえるようにしているという。
わたしは、ここに残って、エサレンマッサージでもやろうかなと思うぐらい、
建物が心地よく、つくられたものの温かみとセンスの良さに、
もうちょっと、長い時間浸っていたいと思った。
外には、もちろん、パーマカルチャーガーデン、コンポストトイレ、
アースオーブンなどがあり、今でも、建設中の建物があった。
パーマカルチャースクールの学生が作った、学生のための場所、
子供のためのガーデンなどもある。
地域の人たちから寄付された廃材などが集められている場所があるが、
ブランディさんは、これは宝の山だといっていた。
今年からは9戸の居住用の家を建てていく予定だという。
法律家を雇って、新しい法律作りをするとも言っていた。
いろいろな人を巻き込んで、新しいことを実行していけるというのは、
しっかりしたビジョンと、コミュニケーション能力が必要だなと思う。
法律を変えてまで、持続可能なモデルを作ろうという熱意はすごいな~と思った。
OURエコビレッジ。
ニューヨークのJFK空港から、カナダのバンクーバーに到着後、
レンタカーでそのままフェリーに乗り、バンクーバー島へ移動した。
バンクーバー島のビクトリアに到着後、ブッチャードガーデンという、
とても広いガーデニングのお庭をみて、エコビレッジに向かった。
到着した時には、夕方で、もうすぐ満月になる月が森の木々の上に綺麗に出ていて、
トレントさんとブランディさん、そして、白いにゃんこと黒いわんこに迎えられた。
猫がいる、うれし~。
夕食は、サーモン丸ごとの蒸し焼きとパーマカルチャーガーデンの採れたてのサラダ。
お食事はトレントさんと同居人のロジャーさんと一緒に食べた。
ブランディさんは、現在、妊婦さんでマタニティヨガに出かけていった。
食事の前には、今日一日、何に感謝するかを1人づつ話していただきますを言った。
日々、何かに感謝するというのは忘れてしまいがちだけれど、
自然と向き合っていたら、自ずと、そういうことが生活に入ってくるのではないかという気がする。
ブランディさんが帰ってくるのを待って、ちょっと話をしたら、
それぞれ、お風呂に入ったりして、明日に備えて早めに休んだ。
次の日は、ブランディさんにエコビレッジの案内をしてもらった。
はじめにエコビレッジを作るプロセスを説明してくれた。
OURとは
One United Resourceの略。
自分達のコミュニティだけではなく、地球レベルで考えるということで、
こういう名称にしたとか。
1999年に25エーカーの土地を購入し、NGOの登録をした。
そして、この場所で何が出来るか、何をしたいかというビジョン作りを始めた。
ビジョン作りは、100名近くの人にメールで質問を投げかけた。
1、サスティナビリティとはどういうことか。
2、パーマカルチャーとはどういうことか。
3、ここで何が出来るか?
その質問に対して多くの答えが集まった。
そして、
1、教育
2、土地を守る
3、有機農業
4、小さな居住スペースを作る
ということにまとめた。
実行はNGOが母体となり、
持続可能なモデル作り、教育、地域の人との交流を行っていくことになった。
しかし、プランは法的に実行不可能なものもあり、
そこは対立するのではなく、役所の人も巻き込んで実行可能なものに時間をかけて変えていった。
「闘うのではなく、彼らを仲間にするのよ。面白いと思ってもらうことが大切」
セラピストの仕事をしていたというブランディさんはそういっていた。
人とどうつながっていくか、それがやはり大切なんだと思った。
役所の人たちは、じゃあ、どうやったら実行できるか一緒に考えようといってくれたそう。
そして、法的にあうようにするにはどうしたらいいかと一緒に考えていった。
最終的には、村が「持続可能なモデルを作る」という目的で、サポートすることになった。
そして、政府から1000万円の助成金も出たという。
現在では、教育を本格的に始めており、パーマカルチャーのスクールをやっている。
エコビレッジにあるものは、すべてがアーティスティックでセンス良く工夫されている。
ストローベイルハウスは、中に、ヨガなどのワークショップが出来そうな広いスペースと、マッサージテーブルがある小さい部屋とバスルーム、キッチンなどがある。
ワークショップに使用するだけではなく、
医師と連携して、終末期を病院ではない場所で迎えたい人、
また、出産を自然な形でしたい人にも利用してもらえるようにしているという。
わたしは、ここに残って、エサレンマッサージでもやろうかなと思うぐらい、
建物が心地よく、つくられたものの温かみとセンスの良さに、
もうちょっと、長い時間浸っていたいと思った。
外には、もちろん、パーマカルチャーガーデン、コンポストトイレ、
アースオーブンなどがあり、今でも、建設中の建物があった。
パーマカルチャースクールの学生が作った、学生のための場所、
子供のためのガーデンなどもある。
地域の人たちから寄付された廃材などが集められている場所があるが、
ブランディさんは、これは宝の山だといっていた。
今年からは9戸の居住用の家を建てていく予定だという。
法律家を雇って、新しい法律作りをするとも言っていた。
いろいろな人を巻き込んで、新しいことを実行していけるというのは、
しっかりしたビジョンと、コミュニケーション能力が必要だなと思う。
法律を変えてまで、持続可能なモデルを作ろうという熱意はすごいな~と思った。
こういう内も外も窓も角がない建物で、
もしも産まれた時から暮らして
大きくなった人は、どんな人間になるのかなあ。
シュタイナーのゲーテアヌムは写真で見ると
1も2も曲線だらけだったし、
フンデルトヴァッサーも「自然界に直線はない」
って言っていたし…。
きっと何かいいヒミツがあるはずだ。
エコであるだけじゃなくて、豊かさや美しさが
あるところが、素敵だなと思いました。
でも、その裏にはやっぱり、
並々ならぬ努力と熱意があるんですねぇ。
曲線を使った建物は、不思議な心地よさがありますよね。
日本の木材を使った建築だと、なかなか曲線は難しいのかもしれませんが、土やわらを使ったりすると、自由に造形できて、好きな形が作れそうですね。
もっと、自分で自由に住む家が作れるようになると良いのにと思います。
Sayakaさん、コメントありがとう。
エコビレッジとは言っているけれど、ただ、エコなだけではなく、
人間の暮らしを根本的に考え直したのがエコビレッジだと思うので、
地球への配慮とともに、人との繋がりや、自分で楽しみを作り出したり、豊かに暮らせる工夫をするという要素も入ってくるのでしょう。
そして、楽しみや豊かさを求める時に、地球や人に配慮するという原則が根底に流れているのだと思います。
今の社会のように人を傷つけたり、地球から搾取することをしなくても、楽しく豊かに暮らせるということを示す場であると思うのです。
先月、PCCJのカナダツアーに行ってまいりまして、その後ネットで検索したら、こちらのブログにたどりつきました。
情報ありがとうございます。
昨日ちょうど、参加した友達から、
バンクーバーのシティファーマーTVで
設楽さんが紹介されていると聞き、
それを見たところでした。
とじまさんの報告も読ませていただきました^^
昨年10月には妊婦さんだったブランディさんも
出産されたんですね。
OURエコビレッジは、なんだかあったかくて心地よい場所でした。