グルーヴな感じ

日記だよ

エコビレッジデザインミーティングin藤野

2006年11月06日 23時42分07秒 | [地球]エコビレッジ
エコビレッジウィークの締めとして、
私がパーマカルチャー塾を受講している藤野の
パーマカルチャーセンターにて、デザインミーティングがあった。

今、なぜエコビレッジなのか?

人間は自分が何かと問い続け、人間は人間として生きようとしてきた。
そうすることで、どんどん自然から離れることになっていった。
そして、歴史を振り返ると、危機的状況になるとコミュニティをつくるということを繰り返してきたそうだ。
今、環境問題、いじめの問題、少子高齢化、貧富の差の拡大、うつや自殺者の増加など、さまざまな問題が噴出しているが、一つ一つ対処しても根本的な解決にはならない。
それぞれの専門家が解決するものだと思われているが、実は、すべてが関連している問題なのだ。
そこで、コミュニティの必要性がでてくる。
パーマカルチャーセンタージャパンの設楽さんから、そんなお話があった。

もう一度、生きるために何を大事にするべきなのかを考え直し、
そのためのライフスタイルを構築しなおす必要があるのではないだろうか。

ワークショップの内容は
・講演:持続可能なコミュニティづくり
・講演:エコビレッジづくりの基本
・講演:新しい社会を作るコミュニティ~イサカ
・分科会:エコビレッジデザインの方法
     コンセンサスづくり
・全体会議:日本でのエコビレッジづくりに向けて

そんな内容だった。
今、人と人、人と自然の間にどんな関係性が求められているのか、
どうしたら幸せに暮らせるコミュニティが出来るのかを
具体的に考えさせられるワークショップだった。

ワークショップ後、友人達とご飯を食べにいった。
そこで聞いた話しで、興味深いものがあった。
彼らがオーストラリアのマレニーというコミュニティを訪れ、
創始者のジル・ジョーダンに、こう質問したという
「みんな幸せになろうとしていると思うのに、なぜ、そうならないのか?」
彼女の答えはこう。
「それはプロパガンダのせい」
そう答えたそうだ。

世の中にあふれている情報の中から、選別する目を持たなければいけない。

「これが幸せの形だ」「これが良い生き方だ」
というのが、自分の感覚ではなく、外から押し付けられていないか、
それにいつも気付いていたいと思う。

そして、気付いたら、よけいなものは手放して、
自分が心のそこから望んでいる生き方をしていけたらいいと思う。

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2 コメント

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こんにちわ (高橋銀針)
2006-11-07 04:09:54
パーマカルチャーについてのブログ検索で辿り着きました。
anjuさんから感じる感じる空気みたいのが非常に心地よいです。
ぼくも出来ることから自分の生活をデザインしなおしてます。
自分では影響があるのかないのかわからにような、あたかも蝶のはばたきが大きな流れを作れると感じてます。
これからもよろしくおねがいします。
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はじめまして (anju)
2006-11-07 08:42:19
高橋銀針さん、コメントありがとうございます。
「生活をデザインしなおす」って
なんか、わかりやすくて良いフレーズです。

ほとんど物心ついたときから現代のライフスタイルだから、
デザインしなおすという意識、大切ですね。
こちらこそ、よろしくお願いします。
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