グルーヴな感じ

日記だよ

エコビレッジ視察報告4~Hollyhock ホリホック

2006年11月14日 00時19分57秒 | [地球]エコビレッジ
今回の視察旅行の最後は、カナダのコルテス島にあるホリホック
ツアーも最後のほうで、疲れが出てきそうなところで、
美しいホリホックに3泊し、自然と戯れ、ゆったり3日間を過ごした。

ここは、エコビレッジというよりは、リトリートセンターといったほうが分りやすいかもしれない。
年間を通して、健康や自然、環境に関する様々なワークショップが開催されている。

私たちがいった日からちょうど、統合医療で有名なアンドリュー・ワイル氏が、
「きのこ」のワークショップを行っていた。

朝は7時ごろ起きて、ヨガのワークショップなどに参加する。
そして、8時ごろから、朝食の時間。
ホリホックの食事は、一回だけサーモンが出たけれど野菜中心だ。
生き生きとした元気な野菜が毎回並び、サラダは結構何度もお替りをした。
ホリホックのレシピ本があるほど、料理はレパートリーが広く、
味は、素材の味を充分に生かした微妙な味で、どれも美味しかった。



ここのパーマカルチャーガーデンは、完成度が高く美しいと来る前から聞いていたけれど、
本当に、綺麗なパーマカルチャーガーデンだった。


↑ガーデン中央にあるりんごの木


↑コンポスト

ホリホックは周辺の自然環境も豊かなところで、
目の前には海があり、引き潮の時に海岸に下りてみると、
牡蠣がたくさん落ちていた!! 
これ、全部食べれるんですか!?っていうぐらい一面、牡蠣だらけだった。


あと、40年(だっけ?)すると、海に生物がすめなくなると言われているそうな。
多様な生物がすみ、これだけ、食料をあたえてくれる豊かな海がなくなるとは、
想像しがたいものだ。海の幸、山の幸というけれど、どれだけ動物や人間に、
めぐみを与えてくれているかをもう一度認識しないといけない。

海だけではなく周囲には、原生林が残っている。
設楽さんが、お気に入りの場所といって、コケがふかふか生えている
原生林に連れて行ってくれた。



森は風を受止め、中で空気が少し温められる。
コケのじゅうたんも触れてみるとほんのり暖かい。
原生林のなかは、ほんとうに「もののけ」や森の精がいるように感じるほど、
何かの存在を感じさせる場所だった。

意識をして森を守っていかないと、建材などに使われるために伐採が進んでしまう。
森がどれだけ自然のバランスをとっているかも考える必要があるな。
竜巻が起こりやすいのも、森が減っていることが影響している部分もある。

ホリホックの敷地の端のほうは、人間が活動するところと原生林の境目のようなところがあり、
そこは、サンクチュアリと名前がつけられた建物があり、瞑想室となっている。

時々、一人になり、ゆったりとこの場所に座り、心を鎮めたり、
森のスピリットに触れる時間を持つことが出来る。

パーマカルチャーのランドスケープデザインでは、
人が住むところ、農場(人間がある程度コントロールする場所)、
そして、野生の場所をどう配置するかということを考えるのも大切なことだ。
自分が生きるエリアに、こうした聖なる場所があり、
時々そこにいって、自然を感じるという時間は、本当に重要だと思う。
都会に住んでいると、そんなところはありえない。
都内だと、高尾山にいってやっと、サンクチュアリという感じだろうか?





人と触れ合う場所、自然と触れ合う場所、
そういうことが、バランスよくちりばめられた生活をしたいと思った。






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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいですなぁ (akubi)
2006-11-14 00:35:44
サラダにドレッシングは使うんかにゃ。
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Unknown (けさみ)
2006-11-14 10:26:43
自然と呼吸が深くなるような場所ですね、すてき!

こんなところから、ワークの申し込みしました、よろしく!
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Unknown (anju)
2006-11-14 17:41:16
akubiさん
ドレッシングはいくつかありましたが、ドライイーストや醤油を使ったドレッシングがとても美味しかったです☆

けさみさん
おお~、では、オイリュトミー一緒に行きましょうね。近くなってきたら、また、ご連絡いたします
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