動物日記

動物についての、いろんなお話し

自然界の力

2008年01月11日 | Weblog
先日、テレビでやっていたのですが草原の中に同じ草食動物である『シマウマさん』『ヌーさん』『ガゼルさん』は、同じ草原の中で採食するのですが争いは起きないそうです

1本の植物でも、食べる場所が違うそうです
柔らかい芽を食べるもの、植物の中間の茎をたべるもの、根や種子などをたべるもの・・・


よくできていますね食べる場所が違えば同じ草原でも餌不足にはなりませんよね無駄な争いもしなくて済みますね


自然界は、本来このようにうまく成り立っていたのでしょうしかし、森林伐採や環境破壊、地球温暖化などにより崩れてきてしまったのでしょう




最近思うのですが、カイセン症に感染したタヌキさんは人間に対して『自然界にこれ以上立ち入るな』と訴えているのではないかと・・・


住宅地でカイセン症に感染したタヌキさんがよく発見されます住宅地でなぜタヌキ?という感じですが、外に置きっぱなしの犬や猫の餌・不完全な生ゴミの処理・可愛いからと餌を与える人間・・・
餌があるから住宅地にいるのです
体を寄せ合うこと、他のタヌキさんと接触する機会をわざわざ人間が作り出し、感染症を広めているのです
タヌキさんにしてみれば、餌は楽してもらえたが命を落とす感染症をうつされたのだからたまらないですよね餌の代償は感染症による苦しみなんです
実際に身近で起きてみなければ人間もタヌキさんもわからないのでしょうね・・・

一人でも多くの人が、野生鳥獣との共生についてご理解いただけることを願うしかありません