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心の浄化は「無知を断つ」真実の知恵を理解するために為されます。
なぜなら、自分の真実をしらないという無知だけが、
人をカルマの束縛と輪廻に繋いでいるからです。
生きる目的を叶える知恵が「人間とは、自分とは、世界とは何か?」の答え。
だから、だれもが生きている中で必ず一度は
「自分は何者か?人はなぜ生きるのか?なぜ世界はあるのか?」を問うのです。
どんな人も、心の奥底には生きる目的があります。
私たち皆ぼんやりと、何となく、それを知っています。
真実の知恵が「自分の真実は『アートマン・真我、存在、知』」である。
言葉の意味を深く、事実として悟るとき、人は永遠の自由に至ります。
聖典は、私たちが目で見ることができない、真実について語ります。
自分の顔は直接見ることができません。
鏡やガラスの光の反射を通してのみ、はっきり見ることができます。
同じように、自分自身の核は、中心だからこそ直接見ることも知ることができません。
聖典の言葉という知恵の光を通してのみ、自分の真実を知ることができるのです。
自分に関する無知だけが疑いを生み、疑いが不安を生み、比較を生み、苦しみを生むのです。
ものの限界を知るから、ものに期待せず、
ありのままの価値以上の期待をのせないことが、
ものへの欲望も貧欲さも自然に収ります。
恐れず、怯まず、自分のすべき事をする。
それが唯一自由に繋がる道なのだ。
**バガヴァッドギーターカードより**