心のケアも大事

夕べは目が覚める回数が少なく、結構熟睡出来た気がします。
アンディの調子が良くてよく寝てくれたわけじゃありません。
心嚢水も胸水も抜いて楽になったはずなのに、横になるのが居心地悪いらしく
伏せの状態でうつらうつらしてました。

前回の整体で気圧の変化が体調を左右する話を聞いたし
そんなときはそっと放っておいてあげたほうが楽な時もあるというので
心配ながらも眠気に負けて寝てしまったのでした。

朝になってもアンディの様子は変わらず
気付くとお布団の上でお漏らし。
吸水マットを敷いてあったので、お布団が濡れたのはほんの少しで済みました。


その後も眠れる場所を求めて場所を変えながら
変えたその場所でもれなくオシッコを漏らされ
朝から洗濯機が回りっぱなしでした。

オシッコが出ること自体は大歓迎なのだけど
重いアンディの体を浮かせながら体の下に吸水マットやペットシーツを敷いたりしてるのに
アンディがいつの間にか動いて場所がズレてて
吸水マットとその下の敷物も結局濡れて洗濯物が倍になったり
その都度歩行補助具や介助着を着せかえて、とうとう全部洗ってしまって
そんなとき、アンディが立ち上りたいのに助けてあげられないことがとても恐怖に感じたりして
ものすごいストレスでした。


でも午後は出掛ける用事があるから気分転換になるはず。
それに備えて介助着はコタツの中で乾かしました。

出掛けた先は市内のトリミングサロンという表現が正しいかわかりませんが
ドッグトレーナーさんのところです。
たまたまフェイスブックでアンディのことを知り、お声をかけて下さいました。
ワンコのマッサージをして下さるのですが
アンディは整体にも行ってるし、それ以外は必要ないと思ってたのですが
何かのご縁でしょう。
ふと伺ってみる気になったんです。


単に体をほぐす、いわゆるマッサージというよりも
体の声を聴いて、治癒能力や免疫力を高めていくようなイメージです。
先生は体を通してアンディとお話しをします。
アンディの頭に手を当ててアンディを見つめると
あのアイコンタクトが大の苦手なアンディが先生を見つめ返し、しばらく会話をしてました。

アンディは自分のことより私の心配をしていること。
あと、思い当たるなと思ったのは「思い込み」
僕もう歩けない。お腹苦しい。オシッコもうまく出来ない。昨日も今日も、きっと明日も具合悪いよ。だって僕病気だから。
そんな感じでしょうか。

本当に具合が悪かったら、パパとグランドであんなに楽しそうに遊ばないと思うんです。
自分は病気っていう思い込みが体調を悪くしてるんだと思います。

アンディの後は私も同じマッサージを受けました。
アンディとの絆が深く繋がってること
介護もしなきゃ、家事もしなきゃ、あれもこれもちゃんとしなきゃって、時間に追われて時間の感覚がアンディとズレてしまってることを教えて貰いました。
もっとゆったり、アンディと過ごす時間があって良いって。

私が施術を受けてる間
普通なら私に誰かが触ったら泣いたり、間に入ってきたりするであろうアンディはとても大人しくしてました。
先生の他にもう一人スタッフさんがいて、アンディの近くで様子を見ててくれましたが
この方もアンディには絶対タブーな目を見つめて顔を近付けるのをやったのに
アンディは大人しく見つめあってました。
静かで優しくて、寛容な空気に包まれて、とてもリラックス出来ました。
アンディというよりは、私のケアをしてもらったと思います。

整体の先生もそうですが
世の中にはいろんな能力を持った人がいるものですね。


おうちに帰って散歩に行こうとしましたが
やっぱり気が進まないアンディさん。
帰る？って聞いたらさっさと方向転換して帰るときの足の速さったら(^_^;)


帰ったら眠くなるかもしれませんが、お時間が取れるなら寝て下さいねと言われてましたが
言葉通りに眠くなり、アンディと一緒に暗くなるまで眠りました。

どうしてもアンディにばかり気持ちがいきがちですが
介護はする側のケアも大事ですね。
これからはもう少しゆったり構えて、アンディとのんびり過ごそうと思います(^^)


　
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