今シーズンの三宅島のメジナ釣りはなかなか良い情報が入らず、ついに年末、初釣行に
なりました。 久しぶりの芝浦港、駐車料金が高くなったからか? 年金が少ないせいか?
給料が上がらないせいか? いずれにしても行き電車、帰りは息子の車の迎えという
シビアーな釣り旅行にしました。 久しぶりの芝浦港と東京湾の景色に見送られながら
一路、三宅島に向かいました。 行きはいつもの特2等の二段ベッドの下段、 上州屋の
Oさん、割引き券わざわざ芝浦港までありがとうございました。
6時間半の船旅、うとうとしている内に、船内アナウンスで三宅島伊ケ谷港に着岸。
下船したく、船外はまだ夜明け前の暗さです。
いつもの夕景のオーナーの笑顔に迎えられ、これから一泊二日の楽しい釣りが始まります。
初日は三本岳の予定でしたが、予報の西風微風とは大違い、西風ビュービューでした。
宿に着き前泊していた福島からの釣り人さんと合流し、さて何処に入磯するかで島中を
ひとめぐり、なんとかみんな入磯し、私も夕景のオーナーと夕景浜の火葬場下という磯に
落ち着きました。東のうねりが波飛沫を浴びせるような条件でした。浅い磯なので荒れた
くらいのほうがよさそうな気がしましたが、食ってくるのはコッパ尾長とイスズミと午前中は
二人とも撃沈でした。
足裏サイズの尾長でしたが、観てのとうりの荒れた海を泳いでる魚、2.5号クラスの竿
でも曲げていきます。初島のコッパとは引きの強さが違います。
夕景浜の磯です。雰囲気ありますね。爆発したときはすごい釣果になります。
昼休みはいつものココナッツガーデンで餃子とタンメン、なんか店の名前とメニューが
違ってませんか? 中華料理店の名前のが面白いですね!
午後の第二ラウンド、迷った果てに、去年の正月爆釣したエデン下の磯に入りました。
去年は道糸バリバリ引っ張って行く当たりでしたが、今回はウンともスーともではじまり
うす暗くなり始めた頃、オーナーがメジナをポツリ、ポツリ掛け始めました。
私の竿はウンとスンとも言いません。 しかしここで、オーナーに秘伝の技を教わりなんとか
ボーズはまぬがれました。 今回も良い勉強ができました。ひとつ引き出しが増えました。
かっちゃんありがとうございます。
三宅島は地磯でこんな良型尾長めじなに出会える島です。 今日も楽しく勉強させてもらいま
した。
福島から来た斉藤さんです。サンラインのウエアーでびしっときめています。
なかなかの好男子でした。 ちょっと、ヨイショしすぎかな!
左手の石鯛も良い形してますね。
てなことで、初日は終了、明日は凪の予報三本岳にも行けそうな気配、 早々と風呂を
済ませ、夕景さんの夕食に舌つずみでした。
9時には横になり、気がつくと朝、窓を開けるとさわさわと西風の感じ、 三本岳はだめかな?
明るくなると同時に風も収まりとりあえず、港へ向かいました。 だめもとで三本に出船し
ました。 途中波もありましたが、無事青根に全員渡れました。
青根で竿を出す福島の斉藤さんです。 朝から小さい型ですが、シマアジを連発、尾長は
でませんが、良型のクチブトをゲットしたました。 後ろ姿が決まっています。
私の釣り座にはシマアジ、メジナの姿はまったく見えず、となりの斉藤さんの目をぬすんで
ポツリ、ポツリとシマアジを釣っていました。
潮が緩やかになった時、斉藤さんが裏側に釣り座を移動したので、斉藤さんがやっていた
場所に入り、ハリスも5号から8号に変え、際の尾長と勝負するつもりで、始めた第一投目
やりました、 おでこに斉藤と書かれた47センチの尾長めじなが釣れました。 ガクンという
当たりと同時に私の足下(磯際から1メートルくらい)に入るくらい磯が切りこまれているので入
ってきました。 かなり強烈なつっ込み、磯で8号ハリスもズタズタでした。 これです。
斉藤さんありがとうございました! なんとか三本岳でも尾長めじなを釣ることができ、
まずまずの釣行になりました。 帰りの船の中、福島の仮設住宅の話、Jさんの新築の
住宅が3.11の津波で流された話、直接被災地の方の話が聞けました。 でも皆さん
元気なので良かったと思います。 しかし、見えない場所でいろいろ苦労していると
思います、頑張って、また、三宅の磯で逢いましょう!
今回も新しい知人と出会え、楽しい釣りでした。 後ろ髪を引かれながら三宅島をあとに
しました。
三宅島の三池港の桟橋は磯のうえに作ってあるので、桟橋の中央部分に地磯が顔をだして
います。
三宅の火山確か、雄山でした。
三宅島に見送られ、一路東京竹芝港に向かいます。
竹芝港を走る屋形船に出迎えられ、今回の釣行は終了しました。