Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

赤ちゃん連れて、嬬恋村。

2013-08-28 | pti voyage... tabi
東海道新幹線で京都から東へ向かい、実家で数日過ごしたのち、夫と待ち合わせて今度は長野新幹線。
今年は、群馬県嬬恋村で夏休みでした。
軽井沢で過ごすわけではないが軽井沢駅に降りる、のも連続今年で3回目とあって、だんだん、この地域でのわが家なりの快適な過ごし方が掴めてきました。
●現地での移動はレンタカー、
●宿は高額で混雑しているホテルではなくヴィラが静かで安い、
●とにかく北へ向かうと快適、
など。


今年は、“THE・軽井沢”なエリアは、
・ジブリ映画の影響、
・猛暑とあってテレビの番組で取り上げられることも多かったこと、
・そして別荘族の高齢化で長期滞在者が増えたこと、
・・・などの理由から、例年以上ににぎわっていて、『星野温泉』・『ハルニレテラス』のある中軽井沢駅から北上したあたりや、旧軽井沢あたりには、もう全然近づけない状態でした。(ナビ情報)
昨年行った追分の本屋さんたちにまた行きたかったけれど、いつもは閑散として貸し切り間違いなしの『堀辰雄記念館』がまさかの観光スポット化したとあっては、断念せざるを得ず。

弟一家が佐久平に住み始めたり、
京都の友達が毎夏、千ヶ滝の別荘に滞在していたり、
を理由に、3回くらい、峰の茶屋より南へ行きましたが、
あとはずっと北の方で、キャベツ畑の広さを味わいながらのんびり過ごしました。

それにしても、今年は異常な暑さでした。
いつもは、峰の茶屋あたりで「キャア湿気がない!涼しい!」・・・となるはずが、
おかしい、、、鬼押出しを過ぎてもむわっとする。
涼を求めて、行ける山はどんどん攻めたわれわれでした。浅間山は登りに行ってないけど。←いま警戒レベル1だから、登山可能です!
標高2050メートル、四阿山にゴンドラで達して、ようやく23℃の世界へ。。



昨年はお腹が大きかったので、昼間はひとりで読書、ばっかりでしたが、
今年は、刺激を求める赤ちゃんが一緒なので、家族であちこち観光できて、楽しかった。
とはいえまだ歩けないので、夫とかわるがわる抱っこしながら、無理のないスケジュールで。
夫がミーティングしている時(彼はこちらで仕事もありました)は、わたしのみ車に子供を乗せて出かけ、義妹&姪、現地滞在のお友達、と会うこともできました。
レンタカー最高。

↑京都にいると、ちょっとした移動はタクシー(※アオイがオススメ!)のほうが断然移動しやすく、安上がり。わが家はそれで車を持っていません。
そういう前振りがあって、京都市内で生まれ育った生粋京おとこの夫はなかなかレンタカーという手段を認めず、「いらないんじゃない・・・」的に言っていたのだけど、今回は、赤ちゃんの座席をつけてもらったこともあり、とうとう、移動手段として「素晴らしい」ってことで一致相なりました◎
お互いに久しぶりの運転だったけど、事故も違反もなく、無事に過ごせて一安心。




それにしても、感慨深くも、まさか子供連れで自分が嬬恋に遊びに来る、とは、
学生の頃なんかは思いもよらなかったので、
今回の旅行では、「子供連れならでは」の気付きがいくつかありました。


覚書として、ポイントを記録します。


●交通の足はレンタカーが◎。
軽井沢駅北口(西北方向)のニッポンレンタカーで、ベビーチェア付きの4WDを予約しました(1か月前に借りないと満杯)。
余談ですが、こちらにおいてある『ゼンリン』発行の無料のガイドブックが、役に立つ詳細な地図を掲載していて、ほんとに重宝しました。


●オムツが足りなくなったら?
わりと何でも揃う大型スーパー、中軽井沢の『ツルヤ』には、嬬恋からは距離もあったし渋滞で近づけませんでした。コンビニにオムツはあったりなかったり、サイズも大きめだったりして選びにくい。
が、北軽井沢交差点から少し南に下がった西側のスーパーに、Goonの小分け紙おむつがありました。念のためほんのちょっと欲しい、感じだったので助かりました!


●ミルクが足りなくなったら?
十分用意して行ったのですが、たぶん赤ちゃんが旅のストレスで(?)食に走り、にわかに異常な飲みっぷりを見せ、青ざめました。(帰宅したら通常営業に戻った・・・)
予備にあったらいいな・・・的に思っていたところ、探しても街中のスーパーやコンビニには取り扱いがありませんでした。意外と、ドラッグストアの類がない国道146号です。
これも、北軽井沢交差点を東へ進んで最初の角を北へ進んだところに『山のデパート●●(●部分、失念)』という小さな薬屋さんがあり、小分けの、明治「ほほえみ」「ステップ」が買えました。旧草軽鉄道の駅の、2軒ほど東側です。


●怪我・病気の場合は?
まだ一度も病気らしいものに罹ったことのない子で、今回も無事でしたが、怪我が多いです。(あたまゴチン系)
あらかじめ絆創膏を用意してあってヨカッタ。という思い出あり。
あと虫よけ必携です。
ちなみに急病の場合は、佐久総合病院というのが、医療界では全国的に有名なので良いかと・・・。浅間総合病院というのもあります。



子供連れの多い観光地なので、浅間牧場や絵本の森美術館、プリンスランドなど、子供向けレジャーには事欠きませんが、1歳未満の子にはまだ早い感じがしました。
わたしはどれも楽しかったですけど^^

夫のアイデアで、あちこちある温泉に立ち寄り湯をしまして、これがとても良かったです。
特に、万座の温泉は絶景で水質も最高!
子供も、移動が多いとストレス溜まってきますが、お湯に浸かると気分が良くなるようで、ご機嫌になってくれました。
(気になる小は、赤ちゃんは水中だと意外としない・・・と、プール教室の先生がおっしゃったので、信じることにしていますが。。まあ手短に上がるにこしたことはありません)
ただし、万座プリンスの女性脱衣所でしか、オムツ台は見られず。
お風呂へはほとんど夫が入れてくれましたが(日常いつもしてくれて、手慣れているから)、着替えも洗うのも、ほんとに不便だったことと思います。。
あと、たいがいタオルは有料なので、荷物量が気にならなければ持参してもいいかも。




宿は、『北軽井沢ハイランドヴィラ』という、キッチン付きのログハウスを予約しました。
とても良かった!まるで一軒家なので、気楽に過ごせます。
わたしたちは立ち寄り湯がメインでしたが、部屋備え付けのお風呂も快適でした。
ハイシーズン、ホテルよりも価格が比較的お手頃なのも助かります。

また、子供はハイハイが盛んな時期で、こちらのフロアが、安心してハイハイできる、おうち式なのが、良かったです。
旅先で、歩けないうちはどーしても大人に運ばれるだけになり、運動不足になりがちです。
うちの少年は、有り余る体力を、朝と夜、狂ったようにハイハイして紛らしていました。ミルクも、暴れながら飲んでいた。
靴もスリッパも境界線があいまいなホテルの部屋ではできないことでしたので、これは実は結果オーライだったのですが、正解でした。

キッチン付きというのは、わたしのたっての願いで、実は、昨年から、
「次回こそは高原野菜で料理し放題、そして出来たら現地のJAでルバーブを買ってお菓子をつくるのだ~」
と考えていましたが、
これまた、肝心の中軽井沢駅南のJAには、渋滞でとうてい近づけませんでした。
調味料持参したのになあ。
自炊は結局2度、夫とわたしそれぞれ1回ずつ。嬬恋野菜をふんだんに、ごはんをテラスで食べるのは気持ちが良かったです^^が、あとは、結局外食。
たまたま近所に『嬬恋ブルワリー』という、おいしいお店を発見できて嬉しかった。


来年は、今ハイハイしている息子も立って歩いて喋って、と成長してるはずで、また違った工夫や楽しみ方があることでしょう。
今度はどんな旅になることだろうな。


photo...ホテル鹿島の森のテラスにて
 

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