Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

薔薇と心が咲く季節

2010-05-04 | vie... kurashi
ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか。
いいお天気が続いて嬉しいですね。

わが家は、旅に出かけることもなく、たんたんと日常生活を送っています。
新しくオーブンを買ったので、ごはんの他お菓子作ったり、
服のリメイクしたり、地味に楽しんでいます。

また、冬の間寒さに耐えていた植物が一斉に花を咲かせる準備をしていて、庭に出るのがとても楽しい。
庭といっても例の如く、近所にある夫の実家です。
夫の母の旅行中、様子見に寄ったついでに庭いじり。
止めてくれる人がいないので、汗だくになるまで数時間続けてしまう。終わりのない作業だしね。。
仕上げには、生い茂ったミントを収穫して、熱いミントティにします。

植物の魅力は、お手入れする行程にありますね。
緑をいじっていると、自分が手入れしているというより、手入れを「されて」いるような気がします。
茎や土から手に生命力がぐいぐい昇ってきて、背中には太陽の暖かい光。
飛びだした枝をくくりつけたり、草を間引きしたり、無心で作業していると、いつの間にかすごく地に足のついた、明るい気持ちになっています。

無心で何かを作る、
ということ自体がすごく良いのだと思いますが、それが戸外で自然を相手にしている場合、ことさらパワーの充填度が違う気がします。


ラナンキュラスが満開で今しも果てようとする現在、ばらのたくさんのつぼみが、ほころびかけて花色をちらりと見せています。
庭のばらたち全体がわたしの担当なのですが、昨年の4月に苗を買ってきた「ROSERAIE DE L'HAY」に、わたしは庭中でいちばん思い入れがあります。
秋にも咲くかな、と思っていましたがそうならず、まあ植え替えたせいもあり、伸びたり、病気と戦ったり(シュラブ系は強いといわれるにも関わらず)してヤキモキさせられていたこの子。
とうとう、1年後に咲いてくれました。

最初の一輪を切って、自宅に飾りました。

昨日半咲きの状態で花瓶に挿したら、
今朝、いきなり満開になっていました!

そして、さすが「香りの生け垣」と呼ばれるこの子。
一輪なのに、あたりがいい香りに。
瑞々しい、水分をうるわしく含んだこの花の香りは、香を焚く時とはまた違う高揚感を運んでくれます。




2 コメント

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こちらでこんにちは。 (parelli)
2010-05-07 18:30:28
沢山の蕾と香る花で素敵な5月をお過ごしになっているmiさんの様子が思い浮かぶようです。
うっかり5月に出掛けてしまう年もあるのですが・・今年はしっかりバラのそばにいたい、と思って・・私も地味にこの季節を楽しんでいます(笑) 春開花前と秋に2回づつ位有機液肥を与えると葉も厚みが増してさらによくなると思います。バラを通して素敵な人との出逢い・・凄く嬉しいです♪
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ありがとうございます。 (parelliさま(mi))
2010-05-08 09:48:45
Keiさまのコメントも併せて拝見しました。
なるほど、確かに、買った時はもう少し花もちが良かったのにな?・・・と思っておりました。納得です!たくさん栄養をあげて、もっと気持ちよく咲いてもらいたいです。
貴重な知識をどうもありがとうございます。
さっそく肥料は注文しました!
こちらこそ、素晴らしい出会いに本当に感謝です。いつもどうもありがとうございます!
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