Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

愛される人

2008-05-01 | femmes...bijin tachi
ある豪腕事業家と話していたとき。
相手がいいました。
「ばかでもいいから、一所懸命やってるのがいいんだよ。」
怠けたりグチャグチャ言い訳したりするのが一番嫌い。一所懸命にしてれば、応援する。
そのキッパリしたお話に、人間関係の秘訣を見た気がしました。

この方に限らず、なんだか一所懸命やってる人って、ひとは応援したくなるもの。
友達にも、とてもとても周りの人を大切にする女性がいます。やはり、とても愛されている。わたしも大好き。
ものすごく綺麗で、自分の美意識は決して譲らないから一見つんと怖く見えるのだけど、理にかなったがんばりをする相手にはどんなときでも耳を傾け、手を差し伸べ、相手と共に成長し続ける。
さらに好ましいのが、あっさりしているプラス思考/志向と、素晴らしい行動力。

この行動力というのが気持ちと結びついているのが最高に素晴らしくて、
彼女の場合器用なんかじゃなくてどちらかというと要領が悪いのだけれど、とにかくベストを尽くしているのが判るから、人間関係がトラブルで終わったりなど絶対にしない。
何かとトラブってしまう人が「不器用だから」と言い訳(!これがよくない、暗い。。)するシーンもありますが、問題はそんなことではなく、ただ「相手の立場に立った処理を心がけなかった」という一点に尽きるのです。
きっと、どんな人も一度はそんな失敗があるんじゃないかと思いますが。

愛される人、は、人を愛する人。
愛を「語る」人ではなく、「行動する」人。

冒頭の事業家には、こんな言葉も教わりました。
「地面(=自分の精神)を耕せば、いい芽(=良い仕事、良い関係)が勝手に生えてくる。」
耕すとは、悪い土を一掃することでもあります。
暗い考え、根拠のない固定観念、怠惰、
そうしたものを取り払うことで、明るい花が咲くのでしょう。
明るい愛が暮らしを形作っている人を、ますます見習っていきたいと思いました。


photo...大好きなカサブランカ。
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