Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

ワインの色に指先を彩って、お祭りへ。

2006-11-18 | soiree... party!
目が覚めたら、携帯の電池カバーがどこかに吹っ飛んでいて、バッグからe-mailアドレスの書かれた紙たちがこぼれている。
・・・ああ、飲みすぎました。こんなこと、以前はいつあったかな?
とかくつぶれるなんて、安心する相手 + お酒が美味しい、時にしかありえないことです。
とくに、大好きな人たちの威力は大きい。

仲良しの店主が経営する近所のビストロの、恒例企画。
15日水曜日、前夜の真夜中、ボージョレのカウントダウン・パーティ。
今年も行ってきました。試験も控えているし、最初は、ちょっとだけのつもりで・・・。
去年はフジテレビの撮影班も来ていて、明るすぎるライトがものものしい雰囲気だったけど、今年は顔見知りの常連達とその仲間たち、という和やかな雰囲気の中。
24時のカウントダウンの声にあわせて、店主オリビエが栓を抜き、パーティは始まりました。

今年のボージョレは、香りにいくぶん複雑な含みを持っているから、去年より楽しめました。
その香りが、最初にのどから鼻に抜ける感触を味わっている、うちに、オリビエや他の友達から、ぞくぞくと新しい顔たちを紹介される。
バカンスでフランスからやってきた人たち相手に、久しぶりのフランス語のお喋りが出来て、開放感いっぱいの嬉しさ。ああ、こういうフランス風ばか話に、すごく飢えていたんだな。。しみじみ。
このあたりから、自分らしくなくピッチのコントロールがまずくなったと見ています。

準備は万端だったのにな。
おしゃれ好きの女性と待ち合わせたから、ネイルも遊ぼう!といたずら心。サロンに立ち寄って、ワインの色にしました。
グラスを持ったら、きっと指先がその色に溶け込む。
ワインのお祭りに、敬意を表して!
母にもらった、葡萄色のロング丈ニットは、ご近所お出かけらしい抜け感だったけど、ジーンズの足元はお気に入りのブルーノ・マリ。
真夜中前に、白いコートの彼女と、ひっそりと神楽坂で落ち合う。
そして、お気に入りのスペイン料理屋に、まずは腹ごしらえに。
サワークリームのかかったじゃがいも、濃いスープに泳ぐスペイン風つくね?、良い香りの生ハム。
顔なじみのお店の人から、もう夜中だから食材が少ない、と言われてお任せにしたら、厚く切ったパンを添えて、こんな美味しいものたちが出てきました。
ふたりでぱくぱく片付けてしまう。
こうして、おなかも準備万端。

なのになのに。
すいすい飲むうちに、あれ?歩こうとしたら足がふらつく。
気付くのが遅かった。
そして、椅子を出されたら最後、口当たりの美味しいワインが、まだ楽しめてしまう。。
グラスを掲げた指を見ると、仕上げたネイルのワイン色の艶が気持ちをうれしく高揚させて、楽しくなってしまうし。
店内に流れるシャンソンを大合唱するフランス人達のテンションに、愉快な気分いっぱいになって、巻き込まれてしまうし。
思わぬ再会も、満喫できたし。
お祭りは、楽しい。

翌日気付かされた反省点は、多々ありすぎで頭を抱えたものの

でも、行ってよかった。です
mlle.noisette, merci bien!!



4 コメント

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De rien! (noisette)
2006-11-18 23:27:51
Tout le plaisirest pour moi.(*´∇`*)



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c'est bien, t'es gentille. (noisetteさま(mi))
2006-11-19 14:42:52
来年はフランス語参戦、期待しております!
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ボジョレーの赤は ()
2006-12-01 18:15:52
ガメイの明るい赤ですから、ネイルに塗ってもきれいですね!
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かなり (Jさま(mi))
2006-12-02 19:34:33
好評でうれしかったです
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