ウインドウショッピング・デイ

表参道で待ち合わせしよう、と話がまとまる。
久しぶりに、横須賀に住む妹とデートです
ふだんは、なかなか会えないから、うれしい。

まずちょっとお茶でも、のつもりだったけれど、お洋服大好きな私達、
通りすがりに、「ちょっとだけ見ていこうか、ここ」が次から次へとで、
お互いのお気に入りショップをぐいぐいはしご。

気に入ったものはいくつかあったけれど、「ちょっと頭を冷やして考えよう」とカフェに入り、
結局表参道は保留のまま、銀座に向かうことにしました。
リニューアルした松屋を夢中でめぐり見ていたら、閉店の時間に・・・。

ついで、「オペークは9時までやってるよね」と、向かいのビルに入り、ここでも試着を繰り返し、
一番最後のお客に。

結局、本日妹が買ったのは、赤いエナメルのバックベルトパンプス(kate spade＠松屋)、
私は、肌触りが気持ちい～いウサギ毛のストール兼マフラー(＠アクアガールinオペーク銀座)。

この秋私が買ったものって、今のところ、他には、パールのベルト、深紅の皮のバックベルトパンプス(グロリアス・ジゴ、ここの型はいつも足にぴったり。そんな幸運、なかなかない)、豹柄のハラコの小さなバッグ。くらい。
服の定番が決まっていて、基本何年か着られるものが多いので、最近は、季節の小物買いが多いらしいです。
よほど気に入ったものがあるとか、定番に加えたい、質の高い一枚があれば、それも考えるけど、今日そういったものには出会わなかった。。
一方、妹はまだ学生で、自由な格好が多いものだから、服の選び方、小物の選び方も、いちOLの私とは大いに違って奔放で、一緒に買い物するのは面白いです。
個性的な服を求める彼女は、デザインのほか、品質にもこだわる。
なぜ、そのようなシルエットを・・・。
と私にしてみれば不可解なものも、正直、あるのですが、
お洋服の不思議は、着たい人に、着たいものが似合ってしまうということ。
趣味が違う人と出かける楽しみはまた、今まで視界にも入らなかったお洋服が、「これいいかもよ？」と合わせられると、「ああ、ありかもね？」とハッとする、ってとこにもあって、興味深いです。

個人的に特筆すべきは、妹が自分のひいきのショップに向かう際、
「ここの店員さん、すっごくかわいくってね！」
と、美女を熱く語る点。。
血は争えないな、さすがわが妹よ。

さて、今日一日、ぐるぐるとセレクトショップ、デパートをめぐり歩いたおかげで、今期のだいたいのトレンドがわかった気になっちゃいましたよ。。
まず、ジャケットのかたちが豊富で、すてきですね・・・
そして、ニットもスカートもデコラティブなのが多くて、キュートですね。
スーツはエレガントだし、全体に売り場がカラフル！
でもハデハデしくなくって、品のいい色が満ちていて、視覚的に気持ち良い感じ

いろんな人のお洋服を見て、いろんな売り場のお洋服を見ると、
「手持ちのあれ、ああいう組み合わせにしてもいいなあ」と、
決して真似っこではない、新たなアイデアがふっと湧いたりして、気持ちに新鮮な風がすっと吹き込む気がしたりします。
お洋服は、その人の頭の中の、表現力の現れ。。
それを楽しむ気持ちは、周りの人にもわくわくするエネルギーとなって、伝わるなあ、
と、楽しい気持ちで思いました。