地 球 観 測

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原発立地4町で就業体験 エネルギー研究の福島高専、今夏から(洗脳ですな)

2010-05-04 16:51:35 | ニュース
エネルギー研究の人材育成に取り組む福島県いわき市の福島高専(奈良宏一校長)は今夏、電力会社や大学に加え、新たに原発を立地する大熊、双葉、楢葉、富岡の4町と連携したインターンシップ(就業体験)に取り組む。高度なメカニズムを学ぶと同時に、原発と共存する地元自治体の取り組みに触れ、安全・安心の意識を高める。
 福島高専は平成19年度から文部科学省や経済産業省の事業採択を受け、原子力分野の人材育成事業に取り組んでいる。インターンシップはその一環で、夏休みを利用して行われている。通常は1カ所だが、今年度から1人が数カ所を訪問する「複合型」となる。
 立地4町も受け入れに前向きで、1週間程度、広報活動への参加や意見交換、電力交付金による地域振興など、住民と密接にかかわる原子力行政を説明する予定。詳細は今後決めるが、大熊町企画調整課の秋本圭吾課長は「行政の取り組みや町民と触れ合うことで、安全・安心とは何かを肌で感じてほしい。信頼される技術者になってほしい」と期待する。
 福島高専では昨年、本科5年生と専攻科1年生がインターンシップに参加し、東京電力第二原子力発電所と京都大エネルギー理工学研究所の協力を得て、核融合など最先端の技術を学んだ。今年度は東北電力女川原子力発電所と東北大金属材料研究所も加わる。
 学生の原子力関連産業への関心は高く、就職者は平成19年度8人、20年度11人、21年度16人と年々増えている。日本原子力研究開発機構に就職希望の本科5年宇佐美博士君(19)=北茨城市=は「京都大では、日ごろ学べないことを試したい」とし、東電に派遣される専攻科1年水野雄太君(20)は東電が第1志望で「電力をつくるすべてに興味がある」と話している。
 佐東信司教授は「自治体に協力してもらうことで技術を磨くとともに、人間形成にも大いに役立つと思う」と相乗効果に期待する。
 インターンシップの成果は、9月の日本原子力学会で報告する。



【写真】複合型インターンシップに臨む福島高専の学生ら


また原発施設ができるのか。どうなってるんだ、一体。

叙勲・旭日小綬章 乙部一巳氏 「一本筋通す」信条に

2010-05-04 15:48:30 | ニュース
「四つの時に戦争で死んだおやじに半歩か一歩か近づいたという思い。支えてくれた家族、地元の方々に感謝したい」と受章の喜びをかみしめる。

 津市北部を流れる志登茂川は、年に数回はんらんし、自宅も何度か水に漬かった。「水害を解決したい」という一心で、昭和五十八年の県議選に立候補。地元住民の悲願でもあり、多くの支持を集めて初当選を果たした。

 県議会では機会があれば、志登茂川の治水を取り上げた。十数年かかったが、川幅は約二倍に広げられ、はんらんを防いだ。

 「『一本筋を通す』が政治信条。これは十六年間守り抜いた」と胸を張る。党内や同一会派内で、たとえ意見が分かれたとしても、ここはという考えは貫いた。

 印象に残っているのは当時、県政最大の懸案であった「芦浜原発計画」。厳戒態勢の中、議員団長として現地を視察し、三年間の凍結を決定。国は推進だったが、県議会自民会派としては反対の立場を表明。「これが北川(正恭)知事を白紙撤回に導いたと思う」と振り返る。県立総合文化センター整備やパラオとの姉妹提携締結も思い出深い。

 健康を保つために一日五百メートルの水泳を続けている。写真旅行も楽しみの一つ。

 〈略歴〉昭和五十八年、県議選で初当選し、連続四期十六年務めた。平成六年五月から一年間議長に就任。県議を勇退後、県監査委員などを歴任。

原発案を凍結に導いた立役者!!
スバラシイです。

花と笑顔 ひろしまFF開幕

2010-05-04 15:47:12 | ニュース
2010ひろしまフラワーフェスティバル(FF)が3日、広島市中区の平和記念公園と平和大通りをメーン会場に開幕した。34回目を迎えた今年のテーマは「きっと咲く! つないだ手と手に 平和の花が」。晴天の下、約65万5千人(FF実行委調べ)が訪れ、昨年を約2万人上回った。5日まで。

 オープニングセレモニーは正午から、原爆資料館南側のカーネーションステージであった。原爆犠牲者に黙とうをささげた後、FF実行委の西井裕昭委員長が「笑顔という花を世界中に届けましょう」と開会を宣言。FFのシンボル「花の塔」に点火した。

 フラワークイーン3人は「大輪のきずなの花を育てましょう」と宣誓した。FFゲストの歌手神園さやかさん(23)と森本ケンタさん(24)がテーマ曲「花ぐるま」を歌い、会場をさわやかなムードで包んだ。

 「花の総合パレード」は、県内外78団体計約7200人が、踊りやバトン、吹奏楽などを披露しながら、平和大通りを練り歩いた。東京ディズニーリゾートのミッキーマウスたちも駆け付け、親子連れを喜ばせた。

 日暮れからは、平和記念公園と元安川に折りづるみこし計60基を飾り、照らし出した。フラワーキャンドルも並べ、夜の会場を幻想的に演出した。

 4日は、28のステージと75のひろばを中心に、伝統芸能やダンスの披露、学生が日ごろ学んだ成果を実践するイベントなどが繰り広げられる。

 動画はこちら

【写真説明】平和大通りの沿道を観客が埋める中、繰り広げられた花の総合パレード(撮影・田中慎二)

島根産技センターが3Dシステム製品化

2010-05-04 14:04:58 | ニュース
島根県産業技術センター(松江市北陵町)が、離れた場所から手をかざしたり動かしたりして画面などの操作ができる3次元(3D)カメラセンサーシステムを使った初の製品化に成功した。日立ソフトウェアエンジニアリング(東京)と協力して新感覚の情報提供サービスなどを展開する。人気のシロイルカと遊ぶゲームもあり、しまね海洋館アクアス(浜田、江津両市)が活用を予定するほか、県内企業と連携して事業拡大を目指す。

 同センターと同社が27日、東京都内で会見した。

 「Gesture-Cam(ジェスチャーカム)」と名付けられたシステムは、特殊なカメラを使い、人の動きを認識。リモコンなどの機器を使わなくても、身ぶり手ぶりで簡単に入力操作ができる。

 この技術を基に開発したのが、コンピューターグラフィックによるシロイルカの調教体験。デジタル画面の前で手を動かせば、シロイルカが回ったりバブルリングを見せたりする。

 施設内に設置した大型画面や、来場者が持参した携帯型ゲーム機に、展示解説や周辺の案内といった情報を流すことも可能という。

 両者は昨年度から、松江市在住の技術者が考案したプログラミング言語「Ruby(ルビー)」も活用しながら開発を進めていた。今後は電子広告や家電機器の操作機能への応用といった事業展開のほか、長期的には海外施設向けのシステム提案も視野に入れている。

3Dが、決していい結果をもたらすわけでは、ないかもしれない。

核弾頭5113発保有=NPT会議に合わせ公表-透明性、軍縮への決意強調-米

2010-05-04 14:04:00 | ニュース
【ワシントン時事】米国防総省は3日、米国が保有する核弾頭数は、実戦配備と予備と合わせ計5113発であると発表した。退役後の保管中の核は含まれていない。米国が現有核戦力の実態を公表したのは極めて異例。
 オバマ大統領は、核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせて、最高機密の核弾頭数を公表することで、核戦力の透明性を図り、核軍縮に取り組む決意を示す狙いがある。
 同省によると、2009年9月30日現在で、配備中や予備の核弾頭は5113発。米国の核弾頭保有数が最多だったのは冷戦時代の1967年の3万1255発。当時と比較すると約84%減少したとしている。 

このまま、ゼロにしてもらいたいものだ。

広島の高校生達が、圧縮空気エンジンを開発(ガソリン不要世界への布石!)

2010-05-04 12:12:30 | ニュース
広島市西区の山陽高機械科の教諭と生徒たちが、ガソリンなどの燃料を使わず、圧縮空気だけで動くエンジンを開発した。5~7日にブラジルのリオデジャネイロである国際的な学術団体「アメリカ自動車技術会(SAE)」の学会で発表する。

 自動車メーカーでエンジン開発に携わった経験がある杉田隆行教諭(59)と、宮下秀隆君(18)たち機械科3年生10人が取り組んだ。ダイビング用ボンベから圧縮空気を送り込み、ピストンを動かす。通常は卵形のカムシャフトの形を、楕円(だえん)に近い形にするなどし、圧縮空気を取り込む吸気バルブと、外へ逃がす排気バルブの開閉のタイミングを制御する。

 開発は、宮下君たちが1年生だった2008年4月にスタート。原油高を受け、新入生対象の研修の中で「ガソリンを使わず、エンジンを動かそう」と生徒が発案。空気でタイヤを回すおもちゃがヒントとなり、開発に取り組むことにした。昨年6月には完成したエンジンをゴーカートに搭載した実車テストで時速15キロを出した。

 杉田教諭は「太陽光発電などでコンプレッサーを動かし空気を送れば、スピードや走行距離の向上も可能」。宮下君は「メーカーが注目し実用化につながれば」と話している。

【写真説明】圧縮空気エンジン搭載の車を囲み、実用化への夢を語る杉田教諭(手前左から3人目)や生徒たち