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なんだろね、この裁判員ってのは。

2010-11-25 22:08:10 | ニュース
少年、深く息吐く=判決30分間、唇かむ裁判員―仙台地裁
時事通信 11月25日(木)19時44分配信

 「極刑をもって臨むほかない」。仙台地裁で開かれた3人殺傷事件の判決公判。裁判長の理由の朗読が終盤に差し掛かり、結論を示唆する言葉が出ると、裁判員は一様に顔を上げた。証言台の前に立った被告の少年(19)は、死刑の主文を告げられた後、裁判員に向かって頭を下げた。
 午後4時45分すぎ、裁判長は主文に先立ち、理由を読み始めた。朗読の間、女性裁判員の1人は少年や傍聴席を何回も見まわした。男性裁判員は時おり少年に視線を送り、唇をかむ。
 別の男性裁判員はしばらく目をつむり、口を一文字に結んでいた。別の女性裁判員は少年を見ず、手元のメモに視線を落とし続けていた。
 裁判長が理由の中で、弁護人の主張を次々と退けるくだりを読み上げると、少年は左に大きく体を揺らした。深く息を吐いたようなしぐさをみせたが、すぐに背筋を伸ばして聞き入った。
 判決言い渡しは約30分間で終了。主文の宣告に合わせ立っていた少年は力が抜けたような様子で、証言台前のいすにどさっと腰掛けた。刑務官から退廷するよう促され立ち上がると、視線を落としたまま頭を傾け、法廷を後にした。 

(以上)



なんか、この少年も、裁判員も、救われてないよね。


wikiると、

裁判員制度(さいばんいんせいど)とは、特定の刑事裁判において、有権者(市民)から事件ごとに選ばれた裁判員が裁判官とともに審理に参加する日本の司法・裁判制度をいう。

通知を受けた市町村の選挙管理委員会は衆議院議員の選挙権を有する者として選挙人名簿に登録されている者の中から、「くじ」により裁判員候補者の予定者を選定して「裁判員候補予定者名簿」を作成する。



裁判員は審理に関して終身(一生涯)の守秘義務を負う。
違反した場合は6か月以下の懲役刑または50万円以下の罰金刑になる。


おいおい。

つまり裁判員ってのは、くじびきで、ランダムに有権者から選ばれるってのかい。

そりゃ、たまったもんじゃねえよな。
一般市民が突然裁判に巻き込まれて、しかも懲役・罰金のリスクを背負わされる。

これじゃあ、町内の掃除当番のほうがまだマシってもんだぜ。


日本はいつからこんな国になっちまったんだ?

悪法なり。