アモルの明窓浄几

芦屋・仕舞屋・三輪宝…生噛りの話題を机上で整理します。

軽井沢発地方面の石仏を訪ねて-3

2009年01月13日 | まちのこと

   ↑ 手前のバス路線道に接しているのが水の神の石祠です

下発地バス停からバス路線を南へ下り、諏訪大明神へ行くまでに小高い丘が東側に見えます。写真の左側道路がバス路線で、素木の鳥居は丘の南西側に位置します。

鳥居の奧にある丘上の高木に寄添うように見えるのが二基の山の神の石祠です。
鳥居の西手の道路際に佇んでいる石祠が巳待講の供養塔で、水の神を祀ったと云われています。

巳待講とは、巳の年は年回りが悪いという俗信があり、災害などに備えて農民達が集まり、精進供養などをして祈ったとのことです。
農民にとっては、冷害と共に旱魃も生死に関わるので、自然と水も信仰の対象となり、水神様を祀ったと考えられています。


最新の画像もっと見る