アモルの明窓浄几

芦屋・仕舞屋・三輪宝…生噛りの話題を机上で整理します。

軽井沢発地方面の石仏を訪ねて-2

2009年01月12日 | まちのこと


しなの鉄道の中軽井沢駅を南にバス路線を4㎞程下ると、下発地辺りに着きます。
下発地から北西側に杉瓜、北東に風越山があり、下発地から南東方向に発地原を挟んで上発地、馬取と繋がるこの辺り一帯を旧発地村と云うそうです。
因みに、馬取から軽井沢72ゴルフ東コースを東に見て、北へ上がると軽井沢駅へ着きます。

上発地バス停を少し南に下ると東側に大聖寺があり、写真はその門前で、中央付近で窪みとなっている処は、古くは大門の水と呼ばれた泉で、農民が飲料水として恩恵にあずかったと云います。

その真上方向に位置するのが水神の石祠で、小さなものですが祠の屋根は苔むしており、歴史を感じさせます。この湧き水を護ってきたのでしょう。

水神祠の左手にある大きな石碑には、「馬頭観世音」と彫られており、この奥に石仏が祀られています。生計と一帯であった愛馬の供養のために建立されたとのことです。


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