学生時代、 T さんという先輩が居た。
こちらの名門大学を卒業して、日本の商社のドイツ拠点で働き、
向こうの人と結婚して、もう大学を卒業するこどもを二人持っていた。
日本に戻ってきて、わたしと同じコースに在籍していた時、
お父さんがどこかの省の大臣を務めていた。
おまけに弟さんがお医者さんという、名家の出の人だった。
その先輩の言葉で忘れられないのがあった。
いまでも時おり思い出しては、自分を奮い立たせる。
「この世界には、俺よりもっと頭が良いけれど、
勉強をする環境に恵まれない奴らが、確実に存在する。俺はそいつらの為にも勉強するんだ。」
ここ一二日、学習意欲が低下していた。
でも、勉強できるのは、本当に贅沢だ。そのことをもっと感謝しないとな。
ロシア語は少しサボってしまったけれど、例の力任せな活用表の暗記は成果が出ている。
男性名詞の変化形は単数 / 複数ともに覚えた。次は中性名詞だ。
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