神奈川県川崎市のセレクトショップAmie(エイミー)の代表が綴る徒然日記です。

Amieの仕事のことや趣味、綿の栽培日記など多岐にわたり投稿しております。Instagram→amie_inc.2016

有機栽培は人の手間が加わる

2015-09-18 10:35:15 | オーガニックコットン
おはようございます。エイミーです。

スーパーや道の駅、農家の家などで有機野菜や無農薬野菜を見ると嬉しくなります。オーガニックコットンを栽培する際の虫捕りや綿繰りなど農薬や化学肥料に極力頼らず人の手でする作業を考えると、有機野菜や無農薬野菜を作る際の大変さを思わずにはいられません。

小学生のころ香川県の祖父母の家に行くと、春はイチゴ、夏はスイカやマクワウリ、ピーマン、ナス、コメ、冬は文旦やザボン、ヒャッカなどが育っていました。祖母が毎日、一生懸命育てていても、殺虫剤をまかないので葉物は虫の穴だらけでした。

また私も自宅の前にあった小さな畑でとうもろこしや枝豆、イチゴ、じゃがいも、にんじん、トマト、きゅうり、ほうれん草、小松菜などにジョウロで水やりをするのが楽しみでした。ただイチゴからはナメクジ、葉っぱは穴だらけで茹でると芋虫が出てくるため、当時は少し苦手でした。でもそれがどれだけ大変なことで貴重なものなのか後から知りました。

農林水産省によると有機野菜の生産量は2013年度で約4万1000トンと5年前に比べて約5000トン増えたそうです(日本経済新聞2015年8月23日30面)。

食べ物は人の口から直接体内に入るので敏感にもなります。一方でオーガニックコットンとなると、体内に入るわけではないので意識も薄れるかもしれません。でも有機野菜と普通の野菜が作られる違いが明らかなのと同様、オーガニックコットンと普通のコットンの質は生産過程、加工過程でも異なるという意見を私は支持したいと思います。
コメント
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