神奈川県川崎市のセレクトショップAmie(エイミー)の代表が綴る徒然日記です。

Amieの仕事のことや趣味、綿の栽培日記など多岐にわたり投稿しております。Instagram→amie_inc.2016

生成りのオーガニックコットンタオルに柔軟剤が必要ない理由

2015-09-01 13:43:02 | オーガニックコットン
こんにちは。エイミーです。

2015年8月28日(金)の私のブログで「オーガニックコットンのタオルを長持ちさせるためには、柔軟剤を使わないこと」と書きました。

日本のオーガニックコットン業界を牽引している方に確認しましたところ、私の書き方が正確でなかったことを、まず謝罪させていただきます。大変申し訳ございません。正しく言い換えますと「生成りのオーガニックコットンのタオルには柔軟剤が必要ない」です。

一般的に普通のタオルの加工過程では、ワタを脱脂したり、漂白したり、染色したりします。特に脱脂ではワタが本来持っている油分・ロウ分をとってしまいます。そのためタオルが洗濯によりガサガサになり、柔軟剤を使うことになります。

しかし、柔軟剤は皮膜を作るため柔らかくなったように感じますが、実は柔らかくなっているのではなく、滑りが良くなる平滑感によって柔らかく感じているだけとのことです。生成りのオーガニックコットンのタオルは、ワタ本来の特質を大事にしているので、余計な脱脂や漂白、染色をしていません。そのため油分・ロウ分が備わっており、柔軟剤をわざわざ入れなくて良いのだそうです。

更に話を加えると、合成洗剤は、人間の皮脂などの汚れを落とすためにアルカリ剤で押し流す作用があるそうで、これはとても強力なようです。そのため、洗濯によってタオルがガサガサしてくるのだということです。

ワタが本来持っている油分・ロウ分、色合いを大切にして作られているのが生成りのオーガニックコットンタオルだということがよく分かりました。先日、大変有難いことにオーガニックコットンに関してのご質問を頂きました。私も勉強になりました。ありがとうございます。遅くなりましたが、このブログをもって返答になっていれば幸いです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひまわりを見て夏の終わりを感じる

2015-09-01 08:42:56 | 日記
おはようございます。エイミーです。

神奈川県の週間天気予報で最高気温が30度に達する日がないのを見て、本格的に夏の終わりを感じました。そして、外に出るとひまわりも2015年の夏の終わりを告げてくれているようです。

ひまわりは太陽に向かって咲くイメージがありますが、実はそうではないのだと知りました。成長段階で、茎の上の部分が朝は東、正午は真上、夕方は西に向き、花が満開の頃には成長が終わり、茎が動かなくなるそうです。そして最近は、鑑賞用、食用だけでなくバイオディーゼル燃料にも試験的に使われているそうです(朝日新聞2015年8月25日30面)。

夏の暑い時期に地上の太陽のごとくパッと存在感を示して、楽しませてくれるひまわり。次は種で私たちの食と環境に入ってきてくれるのですね。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする