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在日コリアンの人権問題・同和問題(部落問題)って?

2012-09-30 17:25:30 | ちょいマジ話
あまりシリアスなことはカキコを避けたいと思います。

このブログの趣旨と離れていってしまうので..

でも今の日本の若い子たちは韓流だK-POPは知ってても
在日コリアンのこと、同和・人権問題については無知の人が多いね。

学校(義務教育)ではその辺の問題への取り組み
一部の地域を除いてカリキュラムに殆どなくなっているから
知らない子は全く知らない。

「ってなに?」「って何?」って感じだよね。
特に関東では、関西よりその傾向が強くなってきている。

・同和問題の話をする前にちょっとこんなこともカキコしておこうかな。


差別だ、人権だ という話になると
単に在日の人たちのことだけじゃなくて
女性・子ども・高齢者・障害者・アイヌの人たち・外国人・HIV感染者・
刑を終えて出所した人といったことなども取り上げられるけど
ここでは在日コリアンだけに絞ってカキコしましょう。

そもそも日本で人権の話をするときには
日本国憲法の第11条(基本的人権の享有)、第12条(個人の尊重と公共の福祉)、
第13条(法の下の平等)あたりを知っておかなきゃいけません。

私たちは、誰もが「愛する人と結婚して幸せになりたい」
「健康で長生きしたい」「しっかりした教育を受けて能力を発揮したい」
「自分の希望する仕事について力いっぱい働きたい」
「安定した豊かな生活がしたい」というようないろいろな願いや夢をもっています。

こうした願いや夢を実現していく権利を基本的人権といっていて、
憲法で永久の権利として保障され、国民一人ひとりが、お互いの人権を
尊重し合うことによって守られています。

しかし、私たちの周りには、民族・性別・職業のほか、
学歴・貧富・家柄などによる差別がいろいろな形で存在していて、
多くの人の幸せを阻んでいます。

なかでも在日コリアンの同和問題は、憲法で保障する人間の自由と平等に関わる
深刻な社会問題といえるものです。

ではでは...
同和問題・問題って何なのか?


私たちは自分の意志で生まれてくるところを選ぶことはできません。
にもかかわらず、(地区)の出身という理由だけで
様々な差別を受け、憲法が保障する人権など絵空事で
基本的人権を侵害されている人々がいます。

これが問題であり、同和問題といわれるものです。

「」とは、一般的には集落を意味しますが、
被差別の総称として用いられることがあり、
多くの場合、差別する言葉として使われてきました。

昭和期以降、行政では、問題のことを同和問題と言うようになっています。
また「地区」とは、被差別を指す行政用語ですが、
被差別のうち、法律によって国が同和対策事業の対象地区として
指定されている地域をいう場合もあります。

このブログで紹介した韓国メディカル歴史ドラマ『済衆院(チェジュンウォン)』
の中に登場する李氏朝鮮時代の身分階級で最下層階級とされた
白丁(パクチョン)の人たちが住んでいた区画・集落のことを
朝鮮社会でもと称して、そこに住む人たちを生業・暮らし向きなどから
「民」と呼んでいました。


ここまでカキコして
やはりこの問題は裾野が広くて大変だぁ。

日本(&朝鮮)における被差別は自然にできたものではなく、
また被差別地区住民にその原因があったのではなく
差別は人為的につくられたものなんですね。
日本では差別が全国的に強化されたのは江戸時代中期からと言われています。

差別は、江戸時代のエタ・に起因するもので、
エタは家畜の死体処理や皮革加工を、は死刑囚の処刑とその死体処理を
主な業としていました。
平民(人)が忌み嫌う仕事を生業としていたわけです。
そこから、エタ・は人間にあらず、家畜同様にみなされ蔑まれました。

その後のこと興味がある方はネットで「同和問題」で検索してみてください。
1871年(明治4年)「解放令」
1922年(大正11年)「全国」結成などが出てくるでしょう。
そして戦後の解放運動なども出てくるかな。

差別はまだまだなくなっていません。
特に「職業選択の自由」、在日コリアンの就職の機会均等が完全に保障されていない
ことが大きな問題。教育の機会均等の保障、生活の安定と地位の向上も
同和問題の課題になっているね。

ここまで来てやっと日本人と韓国人のナショナリズムに触れたくなってきました。

国旗掲揚など学校でしなくなった日本人。
現在の日本人は韓国人をどこまで理解できるか?


では トポァヨ。



パッチギはアマルよりずっと上の先輩たちの時代のお話だけど
アマルの中高時代もそれほど変わらず
朝鮮高校とのケンカはよくあったねぇ。あのエネルギーが今では懐かしいなぁ。
チョーパン(笑)



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4 コメント

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同胞へモラルへの苦情したら気違いだと思えるくらい回りから凄い嫌やがらせが待ってた。 (完全に在日嫌韓に成った)
2012-12-27 09:17:15
以前はもう在日朝鮮系の問題は都市伝説化してると思ったが、契約前に下見に行った時は小さな畑が点在してる東葛地区郊外だが、嫁さんが小学生時代遊んだ境内で映画で有名だし川沿い散歩出来るし静かで良い街だなの印象だった、引っ越して来て初日上下左右だけ挨拶まわりして隣がたどたどしい日本語だから若いし留学生かなくらいだったが差してその時は気にならなかった2、3日して夜中にベランダの洗濯機を回し始めたり窓を開けたまま大声で話したりし始めたあまりのうるささに苦情を入れた途端次の日から上下階からドカンバタンどんどんドタンとやり始め出した、管理人に言っても埒があかないから警察に相談したら連続で出す音はある程度止んだが警察もなのかて?聞いても口を濁すだけ、でも回りの新しい家の表札はそれらしい名前も多いしマンション名も多い、一応警察に相談してからは大騒ぎや何時間も立て続けて音を出すのは止んだが上からや隣の音でも畳に響くような単発の音を不定期出す陰険なやり方に変わっただけ子供達や犬まで使うやり方をして来る、引っ越して来て一週間以内の時にある人からあのマンションは外国人や在日の人が多いから出入りが激しいと聞いた調べたら丁目のほとんどが朝鮮系在日の街になってるらしい、よく日本人が巷の噂では同じ在日でも中国の人の噂はほとんど聞かない中国人の場合は在日の人ではなく最近入って来たおかしな不良的中国人か観光客のマナーの話しは聞くけど在日中国人の悪い話しはあまり聞かなかった、実際24、5年前横浜の石川町の友人の部屋で半年ぐらい一緒に居た時に雑居ビルの住人がほとんど中国系の人達だったが、騒ぐなら窓締めてくれと苦情入れても逆ギレもして来なかったし以降も嫌やがらせはなかった、以前から俺達日本人での悪い噂は在日朝鮮系ばかりだったが今の街に引っ越しするまでは、それもフィリピンやタイの人達を土人と揶揄する人種差別する人間が流す噂だと思ってたが、現実は朝鮮系在日では巷の噂以上だった。
返信する
おッ、エネルギーある投稿が来ましたね。 (アマル)
2012-12-28 00:09:25
投稿者のお名前がありませんが、今後投稿されるときは是非ハンドルネームでも構いませんのでお名前カキコお願いします。
名前も名乗らず、個人の好き嫌いの感情を延々ただカキコされる場合は今後即排除させていたdきますのでよろしくお願いします。

投稿をパッと見て感じたのは、「おッ、来たな!」という感じです。昔、同和問題の解放運動で活躍されている理事長から見せていただいた地区に住む在日の人たちへ充てた彼らを誹謗中傷・罵倒する手紙の書き方(改行などまったくなく、読みやすさの配慮もない。個人の憂さを延々綴る)そのものなので「来たなッ」と思った次第です。

確かにお国が違えば、生活習慣も価値観も違います。
生活のリズムが日本人の常識では考えられないものがいっぱいあるものです。
現在の日本には外国人が300万人もいて、そのうち約35%が中国人、約27~28%が韓国・朝鮮人の人たちで、もはや外国籍の人たちは日本社会を支える大切なパートナーの存在になっています。
そのためあなたが指摘するような外国人が起こす生活上のトラブルが全国でも問題になっていて、それらを解決するために全国の自治体が取り組みをしています。

いろいろな国の人たちを見てきたアマルですが、ここでちょっと申し上げたいのは「偏見と差別」についてです。

「在日○○はこうだ!」といった在日の人すべてが○○だというステレオタイプの考え方、好き嫌いの感情、日本人と比べて○○だといった優劣の価値観。ある人の一面的理由だけで合理的な理由もなく排除したり避けようとすることは「偏見」になり、その偏見が行為として現れると「差別」になるということです。

日本人にもどうしようもないヤツがいます。海外で素行不良の日本人いっぱい見てます。朝鮮人がどうの中国人がどうのと批判するのが恥ずかしくなるぐらい日本人は品行方正ではありません。

すべての人は一人ひとりに多様な個性があります。
自分の個性が生かされ、同時に他の人(他の国の人)
の多様な個性を尊重する社会こそ共に生きる社会だと思います。
もはや日本では外個人は日本社会を支える仲間という存在です(外国人の労働力なくして今の日本は立ちゆきません)。共に暮らしていこうという姿勢が仕事でも日常生活の中でも大切なのではないでしょうか。

ちょっと硬いカキコになってしまいました。

返信する
追記(外国人の市民社会でのトラブル) (アマル)
2012-12-30 18:35:42
投稿された方のコメントに関連して
日本の市民社会で起きている外国人とのトラブルについてちょっとカキコしてみたいと思います。(調べてみました)

日本各地でやはり、生活習慣の違い、コミュニケーション不足、双方の偏見・誤解等により、地元住民等と外国人との間で反目・対立、トラブルが発生しています。

例えば、
・ゴミ出し(習慣の違い)→分別(日本語・日本字での判断)が難しい。
・集合住宅(アパート・マンション)における当番・役割分担問題
・外国人の居住地域からの深夜の騒音 等が代表的なトラブルとして挙げられています。

そしてこんな取り組みが行われています。
「外国人集住都市会議」ってご存知ですか?

これは南米日系人を中心とする外国人住民が多数居住する都市の行政、地域国際交流協会等をもって構成され、外国人住民に関わる施策等に関する情報交換を行って、地域の様々な問題に積極的に取り組んでいます。
●群馬県(太田市・大泉市)、●長野県(上田市・飯田市)、●岐阜県(大垣市・可児市・美濃加茂市)、●静岡県(浜松市・富士市・磐田市・掛川市・袋井市・湖西市・菊川市)、●愛知県(豊橋市・岡崎市・豊橋市・西尾市・小牧市・知立市)、●三重県(津市・四日市市・鈴鹿市・伊賀市)、●滋賀県(長浜市・湖南市)など各県が外国人との共生を真剣に捉えています。

(単一民族的)日本社会には外国人に対するステレオタイプ・偏見が根強くあり、人権問題のトラブルは今でもありますね。

例えば、入店や入居拒否問題。
今では全国で、外国人からの訴訟や自治体の取り組みのおかげで数は減少傾向ですが、入店・入居拒否問題が未だ皆無とは言えない現状です。
ブラジル人だからということで(宝石店)入店を拒否されたり、外国人だからということで入浴拒否されたり、在日の国籍を理由に賃貸マンションの入居拒否問題など、いろいろ耳にしたりします。

外国人の人権はもとより日本人の人権も当然あるわけですから、偏り(偏見)のない共生の姿勢を互いに大切にしていきたいものですね。
返信する
Unknown (Unknown)
2018-05-02 10:14:21
まったくそのとおり
返信する

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