インドでなぜ美人が生まれる？

　インドは日本の約8.8倍の国土。人口は11.3億人(日本は1.2億人)。デカイ国だッ。

　世界の人口は64.4億人。中国の人口は13.1億人で世界の人口の約20％にあたる。地球人の5人に1人は中国人となるけど、インド人は世界の人口の約17.5％で、地球上の6人に1人はインド人というわけだ。...多いなぁ。

　そんなインドは美人の国として世界でも超有名。
　1994年以来ミスユニバースやミスワールドの栄冠が6回もインド女性の頭上に輝いている。これほどの国は世界に例がない。

　数の論理からすれば中国女性の方がミス輩出の確率は高いハズだけど、ミスに選ばれる条件面(世界基準)で満たせないモノがあるんだろうね。　

　で、興味があるからこれまでインドの人にインド美人のことについて聞いたこともあるんだけど、ちょっと前インドのメディアでは、インドがミスユニバース・ミスワールドクラスの女性を生む理由をこう分析していた。
①古来から多様な民族がダイナミックに混合した。そのおかげで好結果が出た場合には素晴らしい“傑作”が誕生する。
②総人口10億人のうち、女性は5億人いて、超美人の人材にこと欠かない。
③平均すると背は高くないが、伝統的に体格の良い地域や血筋がある。モデルやミスに軍人の娘が多いのが好例。
④世界のコンテストで、肌の色が問われなくなってきている。
⑤モデル・スクールの活動が活発になり、ミスを夢見る女性たちが、日夜、美肌、プロポーションを磨き、英会話の研鑽をしている。
（ミス・コンテストの最終選考では、審査員から英語でのインタビューがあり、語学力が選考の大きなウェイトを占めている。） 現在のインドでは、ミスコンで選ばれるためには、大卒（高学歴）で５カ国語ぐらい話せる語学力を身につけていないと話にならないらしい。

　⑤のモデル・スクールの活動が活発になった原因は、94年に2人のインド女性がミスユニバース(Sushmita Sen)、ミスワールド(Aishwarya Rai)に選ばれて以降、貧しい家庭(軍人の家庭ほか)に育った娘でもミスコンに選ばれることでシンデレラになれる（いいかえれば成り上がれる）といった夢や期待を若い女性たちのみならず、多くの親たちがもち(娘が見初められいいところ<金持ち>に嫁げれば、新郎が新婦の家族の面倒を見る風習もインドにはあり、新婦の親も一生安泰といった皮算用があるため)、ミスコンの栄冠をめざして、我が子の小さな時から英才教育にお金を投じていて一大マーケットができている。

　一般的に見ればインド女性は肌の黒い人が多いけど、世界を歩いているとときどきドキッとする美人に遭遇することは事実あるね。
　黒髪で小顔、目が大きく、まつげが長く、知性的な顔立ちでプロポーションもいい。こんなインド女性に微笑みかけられたらアマルも弱いッス


画像は毎度のアイシュワリア・ライ。
インド人に当世を代表するインド美人は？と尋ねたら、それはアイシュワリア・ライで衆目が一致する。

1994年ミスユニバース／Sushmita Sen
1994年ミスワールド／Aishwarya Rai
1997年ミスワールド／Diana Hayden
1999年ミスワールド／Yukta Mookhey
2000年ミスユニバース／Lara Dutta
2000年ミスワールド／Priyanka Chopra


Aishwarya Rai



Aishwarya Rai


Sushmita Sen


Diana Hayden


Yukta Mookhey


Lara Dutta


Priyanka Chopra

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