アマルのお気に入り『愛情物語』のワンシーン

2011-01-04 22:23:37 | レビュー
ピアニスト、エディ・デューチンの生涯を描いた、音楽映画の名作。
原題:The Eddy Duchin Story(1955、アメリカ)124分
邦題:愛情物語

ミンダナオの戦地で、焼け落ちた家の中でエディはピアノを見つけ、静かに弾きはじめる。その音に誘われ近づいてきた現地の子供。「チューインガム食べるかい?」と呼びかけ、ガムを子供の口元へ運ぶ(まるで終戦後の日本そのものの感がある)。
興味津々でピアノを見つめる子供を横の席に座らせ一緒に連弾するシーンは特にお気に入り。
曲は「チョップスティックス」。どんどんテンポがアップして行き見事なアレンジに、心が踊りワクワクする。
音を楽しむ音楽の興奮がそこにある。
ピアノを弾き終わった後に子供がエディに抱きつきチューをする(不器用なウインク)、思わずホロリとさせられてしまう。(戸惑うエディの複雑な表情...それにはワケがある)

Tyrone Power,Classic Actor. Eddy Duchin

タイロン・パワーの帽子のかぶり方。小粋だッ。

You're My Everything (1956) - Carmen Cavallaro

You're My Everything は女性をリードしてダンスしたくなる甘い曲だね

この映画の中のキム・ノヴァクは聡明な女性を演じ、実に美しい。
彼女は出演映画によって様々な顔を見せてくれる。
清純な女性、知性的な女性、艶っぽい女性 etc.
個人的には妖艶な演技のキム・ノヴァクに魅かれます。





若き日のゴッドファーザーことマーロンブランドと素顔が見て取れるキム・ノヴァク

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あぁ、もう三が日も終わり。... | トップ | 誕生日の真実!「え~ッ、マ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヴェニシアン)
2011-01-07 23:45:16
愛情物語。 タイトルは知っていましたが、見ておりません。
キム ノヴァク、いいですね。
”めまい”、”黄金の腕”女が見ても、きれいなだけではない、なにか、あやしいものを感じます。
古い映画は、機会があると見ているので、愛情物語も、そのうち、、、

”You're my everything", 題名も甘い。
”You're my everything" とか、”君がいないと生きていけない”とかいう”せりふ”は単に
くどき文句とばかりは言えなくて、本当に男の人はそう思うことがあるのかな、と、最近気がついたのですが、どうでしょう。

ガム、、、戦後の日本、実際に見ていませんが、こういう状態だったのでしょうね。

>気まま、我がまま、、
アマルさんなら、どういうものかお分かりでしょ。
返信する
Welcome Ms.Venician   (アマル)
2011-01-09 00:23:00
>キム ノヴァク、いいですね。
おッ、好みが合いますねぇヴェニさん。

>”めまい”、”黄金の腕”女が見ても、きれいなだけではない、なにか、あやしいものを感じます。
私も「めまい」の他に「ピクニック」と「愛情物語」に出演している彼女の姿が印象に残っているんだけど、色っぽいですよねぇこの女(ヒト)は。

>古い映画は、機会があると見ているので、愛情物語も、そのうち、、、
でもこの映画の中の彼女は正等派路線で、単にキレイな女優さんの演技というレベルで存在感が希薄です。
妖しさなど微塵もなく拍子抜けしてしまうかも知れませんよ

>”You're my everything", 題名も甘い。
タイトルに合った甘いムードの曲です。

>”You're my everything" とか....本当に男の人はそう思うことがあるのかな、と、最近気がついたのですが、どうでしょう。
最近気がついたんですか?
そう想う男もいれば、まったくそんな想いを女性にめぐらさない男もいます。
どんなことで気づかれたのかなぁ?

>ガム、、、戦後の日本、実際に見ていませんが、こういう状態だったのでしょうね。
私も実際には見ていた世代ではありませんが、終戦直後の日本人・子供たちの姿はGHQの映像資料や、親世代(芸能人・文化人がTVで語るなど)から伝え聞くところが多く、駐留の米国兵がもたらしたチョコレートやガムの甘い異国の香りや味覚は当時の日本人にはメチャクチャ衝撃的なモノだったんですよね。  

>>気まま、我がまま、、
>アマルさんなら、どういうものかお分かりでしょ。
いえ、ヴェニさんと暮らした事ないからよく分かりません(笑)
でも、何となく分かるような...

またお話しましょう。

Ciao
返信する

コメントを投稿

レビュー」カテゴリの最新記事