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観だしたら止まらないよ~ッ『済衆院(チェジュンウォン)』

2012-09-08 18:42:57 | レビュー


全36話の韓国メディカル歴史ドラマ『済衆院(チェジュンウォン)』

先週見始めたらおもしろいので(レンタルが)止まりません。
ここのところTSUTAYAさんに毎日顔を出しています。

結構レンタルされていて借りられなかったことが1~2日ありました。

今放送中の日本のドラマより中身が濃いので
次回(ドラマ)の展開が気になったり、
主人公とヒロインの身分の違いを超えた熱き想いに
アマルの胸も熱くなったりと ここのところ毎日が充実しています。

しかしどこの国にも身分の違い、階級というものがある(あった)ことに
改めてドラマを観ながら感じました。

日本にも公家・武家(親藩・譜代・外様)・士農工商・公侯伯子男(爵)などの
身分階級を設けていた時代があって(現代の)今でもその人の素性・家柄・血筋などを
気にし探りそしり揶揄する人もいます。

同様に、現代の朝鮮社会でも(李氏朝鮮時代の身分階級、両班(ヤンバン)という
支配階級~白丁(パクチョン)という最下層階級まで)かつての身分制度・階級の
記憶は多くの人の意識の中にもあるようです。

その意識は日本の同和問題にそのまま繋がっていくものなんだよねぁ。
(それは後日カキコしていくとして)

【参考】朝鮮王朝時代の身分階級
良民(両班、中人、常人)と(、白丁)に区分されていた。
両班...科挙によって登用される文武の高い官職や儒教の学者をだした一族
中人...低い官職の人や医官、技術者など。
    科挙を受ける資格があり、お金があれば郷校にいくこともできた。
常民...普通の庶民で 農業、工業、商業を営むもの。
    学ぶことは禁止。科挙の受験資格なし。衣服は白のみ。
...(使用人)、倡優(芸人)、僧侶、巫女など
白丁...牛・豚・犬など動物のに従事するものなど。
    業以外に行李づくりや革細工を副業としていたもの。最下級層


アマルが子どもの頃、ある一角にバラックのような家に住んでいる人たちがいて
そこに住む人たちと関わるななどと近所の人に言われたことがあります。
(でもそこの子たちと一緒に遊び、その子たちの一人のお母さん(オムニ)が
夕飯食べていくかい?と聞かれたのでアマル母にそのことを伝えたところ
アマル母が少し躊躇した姿を覚えています。
「いいよ」という許しをもらってトタン屋根に一間という小さな家で友達と一緒に
食べたご飯(カレーやコロッケ)は格別でした。
正直、ここに(この一間に)親子3人で暮らしているんだという驚き=
カルチャーショックのようなものが子供心にありました。)

あれから随分の月日が経っているんだけど
同和問題(以外にもアイヌや外国人の人権問題など)はまだまだ社会にある
根強い差別意識(特に心理的差別:心の中にある差別観念)ほか
多くの課題が残されているんですね。

そんな思いをいろいろ頭に浮かべながらドラマを視聴。

今日でちょうど19話まで観ました。これから後半です。

ファン・ジョン役のパク・ヨンウ(朴勇宇)とソンナン役のハン・ヘジン(韓惠珍)
2人の熱い気持ち...

見詰め合う姿(まなこ・視線・表情)いいですねぇ
語らずとも「眼は口ほどにモノを云い」そのモードが伝わってきて
すぐれた演技力を感じます。

ソグンゲ(ファン・ジョン)のお父さん役の人もウマイ


大人が観て大変楽しめるドラマといえます。
これから秋の夜長、観てない人(大人)は是非観るべし!  





「済衆院」ハン・ヘジン来日


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