色即是空 ~ 行く川の流れは絶えずして ~

北の大地での生活

All is vanity
We llives in endless journey

<28Feb2006>

2006-02-28 | 北の大地での生活

先週ぐらいからマヒワの大賑わいは聴かれなくなりました
もう多数は北国へ渡ってしまったのでしょうか?
まだ早いのでどこか他のエサ場に移動したのでしょうか?
例年でしたら最も流氷で埋め尽くされている頃なのに遠く沖へ離れとけ始め
雨が降り雪がとけて4月中旬以降の風景のようです
もちろんまだまだ雪は降るでしょうけどね


今朝の最低気温-12度、昨日の最高気温2.5度

<27Feb2006>

2006-02-27 | 野鳥

(撮影:25日羅臼)

(撮影:25日羅臼)

カラスがまたちょっかい出してます。このあとオジロは飛び立ち
カラスがふざけるように後から追いかけました

カラスは嫌がらせ、オジロは「あーうるさい」って感じに思えます(撮影:25日羅臼)
 (撮影:25日羅臼)
別の個体で   
オジロがオオワシに蹴りを入れたりなど
オオワシにエサでも奪われた後ケンカでもしているのでしょうか
そういえば昨年、タンチョウの営巣地に入り込んでしまったオジロワシの幼鳥が
タンチョウの親に飛び蹴りをくらわせれて撃沈されたというニュースがありました
給餌場でおこぼれのウグイを狙って飛び蹴りくらうオジロもいるようです
オオワシは多分さらに体が大きくオジロほど機敏に動けないので
タンチョウのエサを狙っても無理だとわかっているのか
給餌場で見かけるのはオジロやカラスばかりです

(撮影:26日ウトロ)

(撮影:26日ウトロ)
オジロワシ タカ目タカ科 Haliaeetus albicilla 尾白鷲 L89cm
体が大きく重いので普段の飛行時間は1時間程度だとか
ウトロのオジロのように頭部が白っぽく見える個体もあります

今朝の最低気温-4.5度、昨日の最高気温3度

<26Feb2006>

2006-02-26 | 世界遺産 知床

世界自然遺産知床へは毎週、友人が遠くからたくさん訪れます
今日も一緒に知床を歩いて来ましたが
驚いた事に2月だというのに流氷がほとんどありません
祖父の代の流氷は乱氷で盛り上がり雪原は固く
急病人が出るとソリで流氷上を走った事もあるそうです
割れて落ちる危険性がある現在とは大違いです
祖父の代、親の代、子の代と環境は変わり数十年後には流氷もなくなるか
現在のような豊かなアムール川流域の森林の栄養素ではなく
中国やロシアの汚染された化学物質を運んで来るようになるかもしれません
海と空と陸の豊かな生態系が評価されての世界遺産ですが
地球規模の環境変化は今の生き物にとっては厳しいものになるのでしょう


でも、電気や車のない生活にはもどれないしストーブだって今も焚いています
日本一と謂われる森に携わる人は
「(森の荒廃を)遅らせる事で精一杯だ」と言っていました
縄文文化の研究者の一人は
「戻る事はできないけれど立ち止まる事はできる」と言っていました
自分自身は何をするわけでもないのですが
今日もたくさんの野生生物と出会え豊かな気持ちになれました

<25Feb2006>

2006-02-25 | 北の大地での生活

野付半島に沈む夕陽

知床羅臼から野生生物ウォッチングをしながら野付半島まで来ました
この雪原は海ですが流氷ではなく湾内の浅い海が氷結したものです
半島では夏には美しい原生花園が広がります

<24Feb2006>

2006-02-24 | 阿寒 国立公園

樹氷の向こうに斜里岳を望む

午前中は藻琴山登山

手前が斜里岳、奥が海別岳、そして知床連山へと続く

午後からは川湯のアカエゾマツの林を雪中トレッキング
良い仕事です


今朝の最低気温-12度、昨日の最高気温3度

<23Feb2006>

2006-02-23 | 野鳥

ハシブトガラ
樹上で松の実をつっついているだけでなく
地上の落ちている種も拾っては近くの低い枝に捕まって
足の間に種を挟んで突っついて食べてます
時に雪を食べて水分補給

今朝の最低気温1.5度、昨日の最高気温4度


<22Feb2006>

2006-02-22 | バイク

異常気象という一言なのかもしれませんが2月に雨とはびっくり!?
暖かい日が続き、おかげでバッテリーあがりのXRは何とキック3回で始動!
KDXもキック十回程度でエンジンかかりました、びっくり
雪国にキックは必需品ですね

今朝の最低気温0度、昨日の最高気温5.5度


<20.Feb2006>

2006-02-20 | 野生動物

いつものエゾリスお母さんです。今日も着ぐるみのようなポーズを取ってくれました。
エサをほおばっている時は近付いてもあまり逃げようとしないのですが
見られるのがイヤなのか、いやむしろ取られそうで心配なのか
くるんと背中を向けてしまうことがよくあり、それは樹上でも同じです。
玄関前には湧き水(摩周湖の伏流水)も出ていて食事をするのに良いようです。
お父さんもエサを狙いにやって来ますが、絶対にあげるような事はありません。
しかし、秋から比べるとこれでも随分痩せました。
今日も追いかけっこをしていたので一日しかないメスの発情期はまだのようです。

 今朝の最低気温-6度、昨日の最高気温5度


こんなものを作ってみました(実用中~)



<19Feb2006>

2006-02-19 | ダイビング

ちょっくら潜ってきました


知床ウトロ 流氷ダイビング
水温は表層の1mほどの淡水層は0度、海水の水中温度は-1.7度


流氷の下は幻想的な光景が広がります。


一週間前にはうじゃうじゃいたクリオネは
流氷が風で沖合いに離れたのと共に随分去っていったようです。
流氷の下に栄養分が流れるのでくっついて移動するのです
不思議なトンネルの中を探検しているような気分です。