拝啓、Bovensiepen様。

November of 2004, It was love at first sight...

秋の東北ツーリング<初日・東京~宮城>

2009-10-02 15:35:26 | Touring Report
皆さん、こんにちは。

てなわけで、平日に休みを取って東北を回ってきました。
仕事の関係上、夏休みと呼ばれるものには縁のない生活の私。
今回も貴重なリフレッシュ休暇となりました。

・・・・・・

出かける前日にリコールの作業を川崎で済ませ、減ったオイルを継ぎ足したB3。
翌朝ガソリンを満タンにし、空気圧をチェックして、荷物を詰め込んだら準備完了。
アクセラ乗りの友人Yを伴い、旅に出ました。

八王子ICから首都高経由で東北道へ。
白石ICで高速を降り、東北に降り立ちました。
R457から仙南広域農道にエンゲージ。
旅の初っ端からアタリの道でニヤニヤが止まりません。
東北は走りやすい道が多いと聞いていましたが、ここもなかなかの道。
距離的には短いものの、気持ち良く走ることが出来ました。
そんな広域農道が終わると牧場が見えてきました。


広いナー・・・。


一度、こういうところを走ってみたかったんだよねーと思ったのが運のツキ。
Yにバッチリ激写されましたとさ。(その模様は先の記事にて絶賛開陳中/涙)


レンズが広角ではないので草原の広さが分かりづらいのですが、相当な広さです。


平日だけあって、交通量は僅少。
綺麗な空気の中で吸うタバコは、また格別ですねぇ。

ひとしきり遊んだら、再びR457から北上します。
K12・蔵王エコーラインへ。
ここに入った途端、景色は一変。
原色に彩られた紅葉のお出迎えに二人して「うわぁ」の連続です。


登るに従って霧が出てきたのですが、それでも景色は素晴らしいの一言。
関東はまだ紅葉が感じられない時期。
数百キロ先はこんなことになっているなんて、思いも寄りませんでした。

そのまま登り、有名な「お釜」を見るために有料道路・蔵王ハイラインへと向かいます。
山頂付近の駐車場にクルマを停めたら、カメラ片手に歩きます。
・・・が、肝心の観光名所は霧で何にも見えません。(涙)

仕方がないので、刈田嶺神社と積み上げられた石が散見される三途の川のような場所でお茶を濁すことと相成りました。


レストハウスで昼食を取り、まだチェックインまで時間があるので風呂にでも浸かることとします。
来た道を戻り、脇道に入ってしばらく行くと峩々温泉に到着。
この辺では一番の秘湯ということだそうですが、さもありなんの野趣溢れる風呂でした。
特に露天風呂は簡単な柵がしてあるだけの簡素な作りで、洗い場すらありません。
後から来たジイサンが、無言で引き返して行ったのも頷けます。(笑)
しかしエイヤと浸かってしまえば、そんなことはどうでも良くなる良い湯でした。


どういうわけか、この日は立ち寄り湯に限り半額。
満足の体で温泉を後にしました。

今夜の宿は、これまた秘境の湯と言われる鎌先温泉。
白石から近いので来た道を戻っても良いのですが、それじゃあツマランということで、蔵王周辺をグルッと回る感じで向かいます。


そんなわけで、しばらくK12・R13を走っていたのですが・・・平日とはいえ観光地お約束のチンタラ走行するクルマをブチ抜くのも面倒くさくなり、脇道へ。
K263から泥部宮脇線を走ってみることにします。
これまた距離は短いながらもガッツリ回せる楽しい道をダムまでひとっ飛び。


遠くに見える蔵王の山々と上山市街。

と、こんなところでタイムアップ。
ロングツーリングとしてまずまずの滑り出しを見せた初日はここいらで終了です。
紅葉のフラッシュバックを瞼の裏に写しながら、私達は宿へ向かうことにしました。

こけし神社の先にある鎌先温泉・木村屋旅館。
古き良き時代の湯治場の雰囲気を感じさせる宿でした。
入るなり、老猫がお出迎え。


二人には広すぎる部屋にちょっとビックリ。
布団を敷きに来たオバチャンとの他愛もない世間話が「旅に来たんだ」ということを再認識させてくれました。
そして晩飯。
涙が出るほど美味い白米に感動し、独特な濁り湯でサッパリしたら猛烈な睡魔が襲って来ました。
翌日も楽しいツーリングになることを夢見て、床に就きました。。


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4 コメント

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いいですねぇ (トモ)
2009-10-02 22:15:37
蔵王周辺の道、よさげですねぇ。
他にクルマがいないところがまたイイ。

お釜は見ることができなかったようですが、この時期に紅葉が拝めたのは、ロングツーリングとして素晴らしい滑り出しでしたね。

走る黒装束男の謎も明らかになったし(笑)。
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Unknown (wata)
2009-10-03 14:04:27
独り旅かと思いきや、お連れさんとの二人旅だったんですね。
これで「怪しい黒装束は誰?⇒tomさん」と言うことがハッキリしました(笑)。
引き続きの記事、楽しみにしていますよ。
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とうほぐはええですね。 (tom)
2009-10-04 09:48:47
トモさん、こんにちは。

キャッチコピーに「なんにもないがある」というのがありましたが、東北はそんな感じでした。
田んぼか山か川があるばかりで何もないところばかりなのですが、それがまた良いんですよねぇ。

紅葉は全くの想定外でして、もうこんなに赤くなっているのかと驚きました。
お釜は・・・天候具合だけにしょうがないですね。
また行く口実が出来たと思うことにします。(笑)

黒装束・・・っていうか、ジャージなんですけどね。。(汁)
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二人旅 (tom)
2009-10-04 12:33:17
wataさん、こんにちは。

そうですね、今回はYと休みがカブりましたので二人で旅行に行くことに。
元々は北海道に行く予定だったのですが、いろいろありまして東北になりました。
当初は東北までかとやや落胆もしたものですが、常々wataさんが仰られているように実に楽しいツーリングになりました。
・・・しかし、余りにも楽しすぎたために現在は廃人のような「アー」状態です。。(呆)
社会復帰、できるのでしょうか?
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