渋滞の合間を縫って。

皆さん、こんばんは。

世の中はＧＷ真っ盛りな５月の第１週の土曜日。
渋滞予測はその日がピークだという泣きそうな情報に耳を閉じつつ、復活を祝ってささやかにminiと走りに行くことにしました。
時期が時期だけに賭け要素バッチリ。（汗）
さて、吉と出るか凶と出るか。。

いつもの日帰りツーリングではなく、わずか１泊ながらも泊まりツーリングとなった今回。
ＪＡＲＴＩＣを見ながら出発です。
情報通り中央道は渋滞していなかったものの、自分のペースで走るまでには至らない速度でのチンタラ走行。
これ以上クルマ増えたら往生してしまうため、眠気をブラックコーヒーで誤魔化しながら、ひたすら北西へと走っていきます。
交通量が多い時の唯一の楽しみである「面白いクルマ探し」タイムもなく、忍びの一字で頑張ります。
そんな単調作業にいい加減飽きてきた頃、miniとの待ち合わせ場所である双葉ＳＡに到着。
予想通り混雑に巻き込まれていた相方を待つため、寝心地の良い助手席に移って一眠り。
アー・・・気持ち良い。。（眠）

１時間後、満杯状態のＳＡにて合流した私達は高速を諏訪南ＩＣで降ります。
次の日の朝飯を買い込んだら、miniのログハウスに転がり込んで爆睡。
若い若いと言われていても、２０代も後半になればこんなモンです。（涙）

・・・・・・

長野の別荘地帯の朝。
澄み切った清涼感が何とも言えず心地良い。。
タバコが美味いったらありゃしません。（笑）

さて、一息ついたら暖機運転をしながらルートを決めます。
以前、信州ツーリングで走ったメルヘン街道方面に繰り出すことも考えましたが、ＧＷということもあるので、基本的に帰る方向で走ることにしました。

私：それにしても・・・汚いフロントスポイラーだなぁ。。（笑）
mini：・・・ほっといてくれ。（涙）

まずは八ヶ岳ズームラインを使い快走。
舗装も良く、積極的に回したくなる道でした。
加えて、直線が長いので雄大な八ヶ岳と田園風景を堪能できました。
そういえば小学生の時に遠足に来たっけ。


途中でＫ４８４に出て南下。
Ｋ１１・八ヶ岳高原道路を楽しく走ってＲ１４１方面へ。
温度が低いせいなのか、エンジンの周りがいつもよりもスムーズな気がしました。
いつもより多く前走車をブチ抜いていたような気がしますが・・・まあ気のせいでしょう。（笑）

清里を掠めたら、引き続き南下します。
途中で迷い込んだ広い駐車場で、ルート確認がてら小休止。

協議の結果、クリスタルラインを選択。

・・・が、クリスタルラインなどという名称に騙されたのが運のツキ。
通行止めじゃなかったのが不思議じゃないくらい荒れた一本道の峠道。
やっぱ林道は止めときゃ良かったと思っているうちに、３０キロ出すのがやっとのブラインドコーナーを暴走してきたランエボ２台と危うく正面衝突するところでした。
元々ランエボは嫌いでしたが、これでますます嫌いになったことは言うまでもありません。（断言）

未だバクバクする心臓の動悸を収拾するため、miniにトップを譲り北杜市を抜けて川上村へ。
Ｋ６８に出てしばらく走ったところで休憩を挟むことにしました。
腕時計を見るとまだ９時前・・・さて、これからどうしよう？
ふと開いたツーリングマップル（関東甲信越版）の４６を見ると、そこには見慣れた峠の名前が。
意外と近かった埼玉県と僅かながらとはいえ土地勘のある場所が嬉しかった私。
後ろなのをいいことに、miniに通行止めもある難道であるＫ１２４・ぶどう峠行きを厳命。（鬼）

フハハハハ・・・逃げろ逃げろ～。（笑）

落石・舗装面・対向車に気を使いながら走っていく私達。
数十キロに渡って、たっぷりとトップ引きのプレッシャーを味わってもらったところで写真タイム。

見慣れた川が眼下に。

誰もいないのをいいことに・・・

他人の写真撮影を邪魔してみたり。（笑）

１０時を過ぎたら開店時間を迎える浜平温泉「しおじの湯」に浸かってマッタリ。
wataさんの案内で始めて訪れた温泉ですが、何度来ても良い所です。
ＧＷだというのに客はまばら。
悪いことの後には良いことがあるモンだと、一人ニヤニヤする私なのでした。
静かでお湯が良ければ、最早他に必要なものなど何もありません。

小一時間体をふやかしたら、昼飯の時間です。
・・・が、例の所には行きません。
いくら若気の至りをしでかしてしまう私でも、こんな連休の真ん中に峠のうどん屋に行く程、愚かではないのです。
大丈夫。うどん屋はココだけではないのです。
藤屋に裏切られた時の抑え候補として以前立ち寄った「すりばちうどん」があるのですから。

・・・が、自信満々で辿り着いてみると店は真っ暗。（涙）
入り口にはカーテンが引かれ、テーブル等の備品がゴッソリ姿を消していました。
ああ・・・ココ美味しかったのになぁ。。

仕方がないので、空腹を抱えて峠道を越えることにしました。
コンディションが分からない土坂峠を避け、志賀坂峠へ。
チンタラ走っているツーリングドライバー達をブチ抜き、全開で東進します。
空腹もそうですが、何より飲食店の混雑と渋滞が気になります。
グダグダ気味だった前半を取り戻すべく、ここぞとばかりにギンギンに回してやります。
２速・３速が大活躍。（笑）


山の中を走り抜けたら、そろそろ胃袋が存在を訴えてきます。
折りしもＲ２９９沿いに見つけた蕎麦屋にピットイン。
最大の調味料を薬味に、存外に美味い蕎麦を食したのでありました。

わずか２日間でしたが完全復活したＢ３と共に楽しい時間を過ごす事が出来ました。
やっぱり、クルマは走ってナンボですね。
mini、ログハウス招待してくれてありがとう。
そして、復活を祈ってくれた優しい皆様に感謝します。

また近いうちにお会いできることを楽しみにしています。（拝）