満腹RUN７（番外編）

皆さん、こんばんは。

今日は、Deepさん、ＨＡＭさんと別れた後に私が何をしていたかを書き綴ってみようかと思います。

トスカナさんを出ると、時計は午後２時ジャスト。
家族に頼まれた野暮用をチャッチャと終わらせます。
ですが、調子こいてすぐに走りに行ってしまうとダッシュボードにアルデンテかましてしまうので（笑）、しばし休憩します。

向かった先は伊東港すぐ近くの新井堤防。
ダイバーがたくさんいたり、釣りの定番ポイントでもあるため、ちょっとばかし風が強かろうが寒かろうが人は多めです。
でも、昼寝にはうってつけなんだなー、これが。（笑）

せっかくなので写真もいくつか撮ってみます。


堤防の上に登ると寒いです。


逆光をうまく活かせず。（涙）


クルーザー（？）とパチリ。

小一時間ほど休憩したら、峠へ向けていざ出発です。
午前に断念した西伊豆スカイラインにリトライしても良かったのですが、今回は珍しく私一人。
なので新しいポイントを物色すべく、一碧湖にステアリングを切ってみることにしました。
１３５号を走るとサクッと到着。


なんとか一枚だけ・・・。

当日は風が強く、佇んでいるとメチャ寒いです。（涙）
遊歩道もありましたが、根性がないのでネタを撮ったらサッサと撤収。
横着しても景観自体はまあまあでした。
美術館やおいしい喫茶店もあるそうなので、時間のあるときにもう一度来てみたい所ではありました。

さて、暖かいＢ３のドライバーズシートに収まり、しばしナビと睨めっこです。
とはいえ、時間も３時半を回ってしまったのでそんなに遠くへは行けません。
結局、伊豆スカイラインを掠めて天城高原を回るルートを想定して走ってみることにしました。

気温は１０℃の安全ライン。
道幅広め、２車線のストレートで全開！
テンション高めのままツイスティな山道に入り、１ヶ月ぶりの横Ｇを満喫。
換えたばっかりのバーダルの恩恵はありがたく、２速・３速はトルクの螺旋階段状態。
吹けあがりも申し分なく、気持ち良いことこの上ありません。


またしても記憶が散逸する始末。（笑）

やっぱりＮＡだよね・・・などと思いながら気がつくと大室山。
そのまま天城方面を目指します。

・・・が、未だ寒さ厳しい２月下旬。
標高が上がるにつれて、道の端っこに納まっていた雪が次第に路面に溢れて来ます。（汁）
何とかなるかなと思っていたのですが、それほど甘いわけはなく。
分かれ道でついにチェーン規制の看板が。


・・・やんぬるかな。（涙）

仕方がないので、県道１１２号に入り修善寺方面にショートカットです。
・・・が、そこは酷い舗装、いわゆる酷道。
ただでさえ細い道の脇には雪が積もっているため、擦れ違うのも大変です。
そんなこともあり用心しながら走っていたつもりでしたが、左のブラインドコーナーを回った先に大穴が出現。
アッと思いフルブレーキするも間に合わず、右側前後輪がドタンバタン。（濁汗）
もう頭の中は

「ホイールが歪んでいたらどうしよう」（一本１０人の諭吉さんたち）

とか、

「サスが逝ってたらどうしよう」（入院確実）

などの、考えるのも恐ろしい思いでいっぱいです。
気のせいではなくリアからシュンシュン風切り音してるし・・・。（汗）

ふいに道が開けたところで、すかさず路側帯に停車します。
恐る恐る後輪を覗いてみるとそこには

・・・あれ？

何ともないぞ？

よく見ると、右リアホイールのセンターキャップがガタついています。
噛み合わせが悪いので内側の留め金にテープを張っているのですが、どうやらそれがずれただけの模様。
思わず、アブネー！と叫んだのはここだけの秘密です。
出掛けに減っていた空気圧ちゃんと補充していて良かった・・・。
それとも０５０の剛性に助けられたか・・・？
っていうか、あんな大穴は埋めといてくれよ！

その後は、まだバクバクする心臓を抱えながらの超・安全運転。
修善寺を右折して馴染みの県道に出たところでホッと胸を撫で下ろします。
いやはや、大変な数時間でありました。


夕日が眩しいぜ・・・。

そんなこんなで危機一髪の一人旅は終了。
安堵を胸に、行きつけのすし屋さんに顔を出して家路に着いたのでありました。

久々の教訓：酷道は対向車だけでなく、大穴や落木にも気をつけるべし。