秋の近畿・北陸ツーリング（最終日）

皆さん、こんばんは。

私にしては珍しく、５日連続の投稿です。
・・・あれ、blog書くのこんなにしんどかったっけ？（笑）
さて、今日は旅の最終日です。
東京へともどる寂しい（？）模様をお伝えします。

夢のような一時であった昨夜から一夜明けて。
朝風呂で例の如く渡り湯をしてゆっくりと朝食。
朴葉焼きの味噌と熱々の白飯は最強のコンビかもしれません。
うーん、東京帰ったら取り寄せてみようかな。。

今日は帰るだけということでチェックアウトギリギリの１０時まで滞在。
和服美人の若女将さんに見送られ、後ろ髪を引かれる思いでＢ３へと乗り込みます。

しかし、ただ帰るだけじゃあ、つまらない。
最終日だし、せっかく岐阜まで来ているんだから、ちょっと遠回りして美味いもの食って帰ろうってなワケです。
・・・この選択が結果的にとんでもないチンタラ走行にハマるとも知らずに。（震）

とりあえず、下呂から名古屋に向かいます。
土地の人は名古屋まで出るのにＲ４１を使うとのことを聞き、途中までは大人しく走っていたのですが、平日とはいえ１０時を回れば主要国道は混みあうもの。
チンタラ走行をする軽トラをブチ抜いてもブチ抜いても前が詰まってしまい、一向に名古屋までの距離が縮まらないので、下油井の手前でＫ５８へ。
おお、快適快適。
自分のペースを取り戻し、上機嫌で南下します。

山の中を縫って走る峠道。
時折現れる前走車を二車線区間でパスさせて頂きます。
磨り減ってきたネオバに鞭を入れ、混みあう前に昼飯ゲットすべく、ひた走ります。

やがて見えてきた名古屋の街。
高層ビルが立ち並び、車線が山ほどある大都市です。
仕事ではちょくちょく来るのですが、遊びで、しかもＢ３で来るのは初めてです。
ビル街の一角にクルマを停め、唾を飲み込みつつ駅ビルに向かいます。
これこれ。
入ったのは、名古屋に来るといつも土産を買って帰る山本屋。
やはり、名古屋に来たら味噌煮込みうどんでしょう。
メルサ（地下街です）店と会社が違うようですが、ニッサンのレッドステージとブルーステージみたいなもんで、まあ同じようなモンです。（←違う）
物凄くコシのあるうどんに絡む、濃い味噌。
よく煮込まれた鶏肉と葱がこれまた仲が宜しいことで。
うどんが嫌いでなければ、近くに行かれる際は是非立ち寄ってみることをお勧めします。

ＰＭ２：００。
腹も膨れ、やや眠気を催しながら東京を目指し・・・え、伊東寄るの？これから？
「人生何事も８分目が良い」という先達の言葉もあるんだけどなぁ。
・・・結果、見事に渋滞にハマりました。
折りしも東名は道路工事で車線規制中。
岡崎ＩＣを越えたところで制限速度も下道並みの５０キロ・・・泣けてきます。
いやぁ、平日の真っ昼間に断続的な４０キロの渋滞には参りました。
まあ、遅いながらも動いていたのでまだ良いんですけれども。
かわいそうに、下り線はビタビタの大渋滞。
そりゃあ、欠伸も出るわなぁ・・・っていうか、隣の男寝てるし。（涙）

たまらず、途中の浜名湖で休憩。
コーヒーフラペチーノとかなんとかいうオサレ飲料で眠気を覚まします。
結局、高いカネを払って２００キロ走るのに４時間かかるという拷問のような仕打ちを受けながらも何とか沼津ＩＣで脱出。
そこからは、箍が外れたようにタイヤ鳴らして空きっ腹を埋めてくれる行き着けの店へ。
８時を過ぎ、すっかり夜の帳が下りた伊東市の商店街。
シャッター閉まりまくりの中で煌々と光る「トスカナ」の看板を見た時、「ああ、帰って来たんだ」と安堵する有様。

落ち着くなぁ。。

ヒレがなくて悪いねぇ・・・と言いつつ、出てきたのは２段重ねのサーロイン。（汗）

友人が頼んだアサリのパスタ。しっかりアルデンテ。
マスター、今回もお世話になりました。


食べるだけ食べたら、後は家路を急ぐのみ。
走り慣れた道を快調に飛ばしながら、撮り貯めたどうしようもない写真に刻まれた素晴らしい風景と美味いメシをどう記事にしようかと思案するのでありました。

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去年に引き続き長期の平日休みを取り、旅に出た私達。
丹後半島に始まり、下呂で終わる名所とグルメの５日間。
友人の提案もあり、山の中ばかりではなく、たまには観光名所を巡る「フツーの観光客」してみようということでそれっぽい所をチョイスしました。
初めはちょっと物足りないんじゃあるまいかと思っていましたが、これはこれで面白い旅になりました。
また出会った人々も良い人達ばかりで、郷土愛を旅人に伝えよう、分かってもらおうという心が感じられました。
そのことにも深く感謝しないといけませんね。

日帰りツーリングの回数を減らし、買いたい洋服も買わず、クルマをメンテナンスしロングツーリングに出かける。
そして発想が貧困な男が思い浮かべる「贅沢」を組み合わせて食べ歩いたわけですが、海の幸、山の幸共に本当に美味しいものばかりでハズレなし。
いまだかつて、こんなに食が充実したことはありません。
撮った写真を眺めて、今更ながら「ああ、美味そうだ」と思うのですから。（笑）
これなら、盆休みも夏休みもなくてもいいやと思えてきます。
・・・っていうか、服くらい買えよというツッコミが入りそうですねぇ。

最後に走行距離などを記し、５回に渡るツーリング記事を締めたいと思います。
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。

総走行距離：２，００１．１キロ
通算燃費：１０．７キロ／Ｌ
旅行中最も笑ったもの：民宿「下亟」の廊下にあった小学生の感謝の寄せ書きの中にあった一文。
ありがとう　オリゴ糖

・・・くだらねぇ。（笑）