秋の近畿・北陸ツーリング（１日目）

皆さん、こんにちは。

日曜日プラス平日４日、計５日間の休暇を取り、旅に出た私と友人Ｙ。
昨年に引き続き、秋のツーリング敢行です。
といっても今回は「走り」メインではなく、観光と美食がテーマであります。
初体験のエリアばかりなので山の中ばかり走るのではなく、いわゆる「名所」を廻ろうというわけです。
さてさて、どうなることやら。
以下、いつもの如く駄文が続きますが、宜しければ最終日までお付き合い下さい。

早朝、まだ日も昇らぬうちにＢ３を叩き起こします。
相変わらずの爆音と共に目覚めた相棒に乗り込んだら出発です。
気温もちょうど良いくらいに下がってきてエアコンＯＦＦで走れるので、パワー食われない感じがグッド。
早速、中央道にアクセス。
初日の目的地である京都は丹後半島、夕日が浦温泉郷目指して、アクセルを踏み込みます。

天候は全国的に曇りのち雨。
せっかくの休暇なので晴れて欲しかった所ですが、それは言っても詮無いこと。
それに今日は移動日みたいなものですから、「まあ、仕方あるめえ」と割り切って、サクサク西へと進んで行きます。
日曜ということで渋滞を覚悟して出てきたのですが、天候がイマイチだからか交通量はさほどでもなく、気の合う友人とくだらない話をしながらの実にラクなマイペース走行。
中央道から小牧ＪＣＴを経て名神高速、中国道、舞鶴若狭自動車道と乗り継ぎ、１１時前に西紀ＳＡで早めの昼食。

ちょうど土日で感謝デーとやらを行っていて、聞くとＳＡ内のあらゆる物品が割引価格で購入可。
もちろん食堂も、ほとんどのメニューが２０％ＯＦＦ。（！）
いやー、良い出だしじゃないか。うんうん。
関西風の薄い色のダシに浸かったぼたん（猪肉）うどんをツルリとやり、腹を満たしたら舞鶴西ＩＣで降り、予定通りに舞鶴から宮津方面へ向かいます。


すぐ近くの海岸線にて


やはり、関東とはちょっと雰囲気違いますねぇ。

しばらく一般道を流すと、天の橋立の看板が見えてきました。
着いた頃には、ぐずり気味の曇り空でしたが、雲の切れ間から光が差したりもしていたので行けると判断。
傘も持たずに歩き出します。

そんな私たちを出迎えたのは、天の橋立の入り口側に建つ寺、知恩寺。
「ここはひとつ、旅の無事を祈っていくか」ということで、参拝していくことにします。


賽銭箱のあたりでグーグーしている猫をパシャリ。
さて、天空へ続いているという松の道を歩いてみますか。


展望台付近まで行くボートは帰りに乗ることにします。


背の高い観光船を避ける為のからくり橋を渡ると、いよいよ長い松並木が待っています。
ちなみに、橋の上にいるのは身動き取れなくなった観光客ではなく、橋を管理している人です。


他の観光客に混ざりながら、あっちの小道へ行ったり・・・

海まで出てみたり。
砂浜にめり込む靴に気づいてから「そういえば、遠くに来たんだ」と考えるあたり、日帰りで福島ツーリングとかやっている弊害ですね。（笑）

延々と続く松ロードを歩き、いい加減歩くのに飽きてきた頃、絶景スポットまでの安楽機械に辿り着きます。

あ、盗撮されてた。。

ロープウェイで山肌を登り、

展望台から下界を見ると・・・


商標権取っているんだかアヤシイ販促ポスター（汗）

ではなく、


素晴らしい光景が。
私はいわゆる「観光名所」的なものがあまり好きではないのですが、平日に限ってはアリかも知れません。
貸切の絶景を眼下に、霧雨を肌に感じながら吸うタバコが美味いことは言うまでもありませんでした。

気がつくと、そろそろ宿のチェックインの時間が迫ってきます。
本日の宿は佳松苑。
今まで選んだ宿の中では珍しく、山の中ではなく町場の近くにある宿です。。
「秘湯」と呼ばれるような場所に宿泊するようなワクワク感はないものの、安い料金プランに似合わない広い部屋。
残念ながら宿の売り文句である夕日は見られなかったのですが絶妙の湯加減の温泉に浸かり、美味いメシを食えば、そんなことは瑣末なことのように思える不思議。

田舎とはいえ、そこは京都。色鮮やかで見た目にも楽しい料理。

サザエの壷焼き。酒が進みますなぁ。

船盛りと、

蟹の味噌汁。
嗚呼、来て良かった。。（涎）

明日は、今回のツーリングを近畿・北陸エリアにした発端となる町への旅。
楽しいこと間違いなかろうという思いを抱きつつ、ふかふかのベッドへと潜り込むのでありました。