こんにちは。
「淳一展」の巡回が京都に来ます!
っていうのを、秋学期の終わりに告知するのを忘れてしまいました…。
春学期はさっそく淳一から始まるので、見に行ってほしいな。
写真は、チラシ未入手なので、今度は季節に合ったうちの『ジュニアそれいゆ』のお気に入り表紙で。
(1955年 初夏号)
(以下、朝日新聞から転載)
戦前から戦後にかけて、ファッションやインテリア、ライフスタイルに至るまで美を追求した提案をし、女性たちから圧倒的に支持された芸術家・中原淳一の生誕100周年を記念する大回顧展です。
中原は1913(大正3)年、現在の香川県東かがわ市で生まれました。17歳のときに東京の高級洋品店のデザイナーに抜擢され、弱冠19歳で開催した自作のフランス人形展が大きな反響を呼びます。これを機に専属挿絵画家となった雑誌「少女の友」で爆発的な人気を得、一世を風靡(ふうび)しました。
戦後は「それいゆ」「ひまわり」といった雑誌を次々に創刊。戦後のもののない時代に手持ちの服を美しく仕立て直す知恵や、内面を磨く教養など、中原独自の美学をふんだんに盛り込んだ雑誌は熱狂的な支持を受けます。女性たちのカリスマ的存在となった中原は1983(昭和58)年に70歳で没するまで、挿絵や文章を通じて女性の美を提案し続けました。
生誕100周年を記念する本展は、初公開となる「ひまわり」表紙原画3点をはじめ、雑誌の表紙原画、スタイル画、人形、雑誌の付録など約400点が一堂に会します。さらに中原が描いたシンデレラのドレスや、「少女の部屋」をテーマに彼が提案した三畳間を再現し、今なお人々の心をとらえてやまない「中原イズム」の全容に迫ります。
■生誕100周年記念 中原淳一展
■会期:2014年4月2日(水)から4月14日(月)
■会場:京都高島屋(京都市下京区四条通河原町西入真町52番地)
■開場時間:午前10時~午後8時、ただし最終日は午後5時閉場(入場は閉場の30分前まで )
■会期中無休
■入場料:一般800円(600円)、大学・高校生600円(400円)、中学生以下無料(カッコ内は前売りおよび団体10名以上)
■問い合わせ:京都高島屋(075-221-8811)
主催:朝日新聞社
監修・協力:ひまわりや
協賛:サンエムカラー
協力:タキイ種苗
※本展は、下記の会場に巡回する予定です。
・水戸会場 2014年5月17日~7月18日(茨城県近代美術館)
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いいな、水戸は会期長くて。
関西も百貨店だけじゃなくて、どこかの美術館での開催はないのかしら。
本当は神戸ファッション美術館みたいなところに巡回してほしい!と願う小山でした。
F美は建物もいいし、内容も(これ以上無いくらい)合ってるのにね…。
でももし展示するなら、「ゆかりの美術館」の方の展示室も使わせてほしい。
(「ゆかり」展示室の大理石が、ドレスにすごく映えるのです)
それはそうと、タキイ種苗さんは何の協力なの?と聞かれました。
なんでしょう?
やっぱりひまわりじゃないんでしょうか?