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Fashion Theory in Modern and Contemporary Japan

こんなに暑いのにまだ「冷えたらこわいな…」と思うクセ。
ファッションとジェンダー研究・小山有子

日本学事始めゼミ

2008年08月08日 | Weblog
まだ神戸ファッション美術館で働いているころから「来て来て!」とお願いした甲斐あって、阪大日本学の2回生事始めゼミのみなさんが来て下さいました。
ホントに勝手に退職してすみません…。
(ゼミの趣旨に反してる…)

おおっぴらに解説していい(?)日だったので、美術館スタッフ時代に作った展示解説プランをほぼすべて使いました。
ちょっとしゃべりすぎかしら?とも思いましたが、口から生まれたんだし仕方ないのよね~、死ぬ時ぐらいまでには「口数少ない」っていう形容詞を自分のものにしたいわ~と開き直りました。

授業もそうだけど、手ごたえがあれば俄然やる気になってしゃべってしまうし、手ごたえがないと不安で説明を重ねてしまうし…。
なんて不毛な。


* * * * *


今日は(ようやく)発売された図録(800円)を手に入れました。
美術館受付で発売中です!
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続・神戸ファッション美術館

2008年07月31日 | Weblog
諸般の事情で、神戸ファッション美術館を離職しました。

わたしにとって3つ目の博物館・美術館でしたが、やはりエキサイティングな場所でした。
美術館、やっぱり好きだなぁ~。

今回は一番お客さまに近い場所で仕事をしていましたので展示室内で、隙あらばお客さまと服にまつわる話をしようと虎視眈々と狙っていました…。
(ホントはいけないんだけど、楽しかった!)

そもそも、美術館で働きたかったきっかけは、学芸員の百々先生の講座を数年前に聞きに行ってとっても嬉しかったからでした。
その頃、わたしは研究に行き詰まっていました。
先生にどう説明してもうまく伝えられないし、でもしたいことは奈良女の頃から変わらずにあるのに…と切ない気持ちでいたのです。
あの時の百々先生の講座、何を聞いたのか正直あんまり覚えてないのですが、社会状況との関連をガッチリ楽しく説明されていて、「絶対この先生は、もともと社会思想史の研究してる!」と勝手に確信を持ったのでした。
(実際はメディア論だそうです)
(とにかくお話も内容も楽しかったからこの際どっちでもいい)
ものすごく元気が出たのでした。

今回、美術館で働いて、百々先生とたくさんお話できてよかったな。

ファッション研究をもっと面白くしたい!というのが、ただいまの野望。
色んな意味で美術館から学ぶものがたくさんあったので、これを糧にまたガツガツいきたいと思います。

全然関係ありませんが、美術館に、先生方をはじめ、みなさんに来ていただきました。
ヘンナさん、ナターシャさん、どうもありがとう!
そして最多来館者は柿田さんです!いつもベイシェラトンランチにお付き合いくださってありがとうございました♪♪
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神戸ファッション美術館

2008年07月09日 | Weblog
3月から神戸ファッション美術館で勤務しています。

7月12日から新しい展示が始まります。
みなさま、どうぞいらしてください。
特に阪大日本学のみなさまは無理してでもいらしてください。

(お越し下さる時には、携帯までご一報下さいな♪)
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お知らせ

2008年06月04日 | Weblog
全ブス連、怠りなく日々活動中です。
でも、なかなか更新できずにいます。

最新画面が出なくなったので慌てて書き込みです。
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お祝いありがとう!

2008年05月01日 | Weblog
お友達のリンダから、可愛い台湾花嫁さん柄のマグカップをお祝いにいただきました。
リンダありがとう~!!

すでに花嫁さんという可愛らしい存在ではないのだけど、気分だけでも味わいたいと思っています。

ホントにリンダありがとう~!!

ちなみに馨ちゃんからは黒砂糖、川村先生からは松ぼっくりをいただきました。

先生!
松ぼっくりって!
(帰り道に落ちていたのを拾って、そして下さった)
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『女性学年報』29号投稿募集

2008年04月16日 | Weblog
『女性学年報』29号の投稿募集のお知らせです。
『年報』は今号もみなさまからの熱い論考をお待ちしております。
今号はすでにずいぶんとエントリーをいただいているのですが、迷っておられる方は後悔の無きよう、お早めにご連絡ください。



-------------------------

◆◆『女性学年報』29号の原稿を募集します◆◆

以下の条件で原稿募集をしています。女性学に根ざしたものであれば、原稿のテーマは自由です。多くの皆さまの投稿をお待ちしています。

◇投稿資格:原則として日本女性学研究会の会員であること。 また、『女性学年報』の編集方針(「女性学年報Q&A」参照)にご賛同いただける方に限ります。

◇投稿規程:20,000字(400字詰め原稿用紙50枚相当)以内。詳しくは「女性学年報Q&A」をご覧ください。エッセイその他のジャンルについては、編集委員にお問い合わせ下さい。

◇29号の投稿締切:2008年4月30日(~23:00)

◇29号の刊行予定:2008年11月下旬


投稿をご希望の方は、『女性学年報』掲載の「『女性学年報』のできるまで」・「女性学年報Q&A」をご一読の上、2008年4月20日までに、下記連絡先までお申し込みください。
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『駄フェミ屋。』

2008年04月15日 | Weblog
同人誌に少し書かせてもらいました。
いつも思うけど、色づかいが不思議な感じ。
お洋服もいつも可愛いもんなぁ~♪

* * * * *

『女性の品格』について書いたのですが、やっぱり一番バカな感じでほとほと自分の力の無さを痛感しました。
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『駄フェミ屋。』出版記念イベントのお知らせ

2008年04月10日 | Weblog
お友だちのナホさん・ユキコさんのイベントです。
お二人ともおしゃれラブで可愛いのに男前です。
(好き!)

いつもお世話になってま~す♪

わたしも少しですが寄稿しました。
忙しい時期だったので、手書きで内容もどうかという感じですが…。
でも好きなこと書けたからいいかな。
もっとがっちり書いちゃえば良かったのかも。
(小心者)

残念ながら今回イベントに参加できないのです…。
次回のファッション関連や戦隊モノにはぜひ参加させてください!
でも一番したいのは覆面モノ。
ウフフ…



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*『駄フェミ屋。―OUTSIDER FEMINISM』
             出版記念企画*
◆◇◆◇ ◆◇◆◇
フェミを探しに行ってみた!
◇◆◇◆ ◆◇◆◇



日時★2008年4月26日(土)
    1:00~4:30
場所★ドーンセンター4F 中会議室 (京阪・地下鉄天満橋駅下車)
会費★800円 (日本女性学研究会会員は無料) 
予定★ 「フェミを探しに行ってみた!」
■「駄フェミ屋―OUTSIDER FEMINISM」のできるまで
■私とフェミニズム
■フェミニズムはなぜ嫌われる?
■『女性の品格』について今一度
        駄フェミ.com 他    

大学で習うジェンダー論、政治でよく聞く男女共同参画、いろんなフェミニズムの本。たしかに、フェミニズムについていろいろ見聞きはしてきた気がする。でも、じゃあ、自分が日々思ってるような些細なことも、フェミニズムって言えるの?自分以外のフェミニストって、一体どんな風に考えてるの?そもそもフェミニストってどこにいるの?そんなことをそれぞれ考えていた妙齢女子2人がある日出会い、じゃあ、フェミを探しに行こう、たくさんの、社会に散らばったフェミのかけらを集めてみよう、って話になりました。そして・・・

___________________________________________
私にとってフェミってこんな感じなんだよ、とブログに書く時と同じように自分の言葉で、分かりやすく楽しくアピール出来る本を一緒に作りませんか?『フェミって●●だよね~』とネガティブに決めつけられそうになった時、いやあ、でも色んな人がいるよ?楽しいことだってたくさんあるよ、これ読んでみて!って渡せる本を一緒に作りませんか?
___________________________________________

↑こんな風に手探りで募集をかけて早1年。おかげさまでなんと計24名の方のご参加をいただき、生フェミニズム本『駄フェミ屋。』ができました。今回、出版を記念し、編集担当の二人他がフェミへの思いをぶちまけます。
ぜひお越しくださいませ。


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『女性学年報』28号合評会のお知らせ

2008年03月12日 | Weblog
毎号おなじみの『女性学年報』の合評会を今年も開催いたします。
直前のお知らせで恐縮ですが、この合評会は執筆者と読者、編集委員が同じ場で意見交換できる貴重な場となっています。

みなさま、ぜひお越しくださいませ!

『女性学年報』編集委員会 小山有子


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 『女性学年報』28号 合評会
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

とき:2008年3月15日(土)

場所:ドーンセンター4階 大会議室3

時間:13:30~(合評会)
   18:00~(懇親会)

◆ 田中亜以子さん 
ウーマン・リブの「性解放」再考 
―ベッドの中の対等性獲得に向けて―

◆ 山田晃子さん
「お姫様」が好き!
―近現代日本の翻訳作品における
白雪姫像の変遷と作られていった「お姫様」イメージ―



~論文要旨『女性学年報』28号より~

◆ 田中亜以子さん 「ウーマン・リブの「性解放」再考
――ベッドの中の対等性獲得に向けて――」◆
70年代に盛り上がった女性解放運動であるウーマン・リブでは、「女の解放は本質的に性の解放としてある」と、「性の解放」が求められた。リブの言う「性の解放」とは、どのようなものだったのだろうか。先行研究においては、一方で「ロマンチックラブイデオロギーの完全な実現を目指したもの」とされながら、他方では「女の性欲を自己主張した」とロマンチックラブイデオロギーを打ち壊すような主張であったとされている。本稿では、リブの「性解放」の主張がこのような一見した矛盾、もしくは両義性をはらむことになったのはなぜなのかという疑問に迫りたい。さらに、リブの主張を「女の性的快楽」を軸に再考することによって、残された課題を明らかにしたい。


◆ 山田晃子さん 「 「お姫様」が好き!
――近現代日本の翻訳作品における白雪姫像の変遷と
作られていった「お姫様」イメージ――」◆
グリム童話やディズニー映画でよく知られる「白雪姫」が初めて日本人の目に触れたのは、明治時代にまで遡る。それから現在までの約120年間で、そのストーリーは大きな変化を遂げた。その変遷を、女性像としての白雪姫に注目して追ってみようというのが本稿での試みである。現在、フェミニズム的観点からは、ジェンダーステレオタイプな女性像として批判を受けることの多い白雪姫であるが、「お姫様」というものが大好きな少女・元少女からは絶大な支持を集めていることもまた事実である。この白雪姫像を受容当初から詳しく見ていくと、二度の大きな転換点を経て、アイデンティティーや主体性を獲得していき、ジェンダーステレオタイプ以前とも言える非常に消極的な初期の表象からは、大きく変化していることがわかる。そしてそれはいつも女性達を意識して、後には女性達自身の手によってなされてきた。この変化を追う中で、現在に至るまで「お姫様」というものが一部の女性達をとりこにしてきた歴史についても考えたい。


◆◇◆◇◆◇

なお、当日は、合評会後にささやかな懇親会を予定しております(参加費実費)

みなさま、こちらもぜひご参加ください!


※ 転載歓迎です!よろしくお願いいたします。

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ドーンセンターの存続を求めるマーチ

2008年02月29日 | Weblog
ドーンセンターの存続を求めるマーチに行ってきました。

マーチに参加したのはおよそ200名。
それぞれ、手に菜の花や色とりどりの風船を持って、ドーンセンターから大阪府庁まで、ホーンの音楽に合わせて歩いてきました。

たくさんの人たちと一緒に、「ドーンセンターを売らないでください」と唱和しながら歩きましたが、なんだかふんわりしたマーチだなぁと思われたことでした。

誘導する警察官からは「デモ隊のみなさん」と呼ばれましたが、デモ隊にしちゃ、ずいぶんとのんびり・ふんわりしていました。

世話役のみなさん、ありがとうございました!

テレビ局もずいぶん来ていて、バシバシ撮影されていたのでぜひ、わたしたちの気持ちが伝わる報道をしてほしいと思います。
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