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Fashion Theory in Modern and Contemporary Japan

こんなに暑いのにまだ「冷えたらこわいな…」と思うクセ。
ファッションとジェンダー研究・小山有子

遅れてきた中原淳一情報

2010年07月25日 | Weblog
PEYTON PLACEで、現在、中原淳一とのコラボ商品があると知り、びっくりしてマルイの通販で確認しました。
元SA!
なのに情報遅すぎる。

淳一先生のひまわりとかポピーとかの花柄をワンピやスカートにして展開しているようです。


…けど… あんまり… 可愛くない…


まだ実物を見ていないので、とりあえずどこかで確認はしなくちゃ。
ペイトンなんて、どこにあるんだろう?なんばマルイ?



ところで淳一先生の服は間違いなくステキなんだけど、数年前のユニクロの浴衣といい、今回のペイトンといい、どこかおかしい。
どうしてそのままのデザインを、雰囲気そのままに使わないんだろう?

とはいえ、淳一デザインをまんま作ると、時代がかったものになってしまうのもまた真実なのだけど。
(いつだったか京阪モールで淳一デザインの服が再現・販売されていたけど、微妙だった。具体的にはっきりおかしいところだけでも3点。
 1)サイズが大きすぎ (マダム仕様?)
 2)そして高価 (オークション形式で最低価格が数万円から)
 3)なのに素材は綿・色はピンク (着ていく場所ないよ)
誰に向かって訴えたいのか、顧客の顔が全然見えない(オークション)販売でした)

金子功さんはパチっとしたストライプの服を見ると、「ああ、淳一だなと感じる」と言ってらしたけど、なんかそういうちょっとしたカンどころの問題ではないかと推測します。

ちょっとしたカンどころ、なんて、それこそがデザイナーさんのデザインたるゆえんなんだから、説明できるものではないのですけども。

だけど、淳一じゃないものの方が、いっそずっと淳一っぽいことがあります。少し前にトータリテで見かけたストライプのスカートなんか、ホントに淳一みたいだった。買っておけばよかったなぁ。あれに襟の小さいブラウスを着て、カーデ羽織れば完璧だったかも。あぁ、買っておけば…。


淳一をこねくりまわして、結局失敗、の敗因は。
淳一を現代風にするために、何かを付け足したかったのか。
淳一が過剰すぎて、薄めたかったのか。


ただ、例えば、夢二の柄や布に何かを付け足したり細工をしたら台無しになるように、淳一のものだって同じじゃないかしらと思います。

可愛いデザインだからって、甘く見ないでいただきたいものです。




* * * * *




写真は戦後の『スタイル』と復刻版『髪の絵本』、それからこないだホワイティで買った一筆箋。

ホントは今、一筆箋なんてあんまり使わないのだけど、その日、小橋くんに弥生美術館で買ったというクリアファイルを自慢されて、悔しかったから。




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姫路にアドちゃんがやってくる !“Love Message For You”出版記念 水森亜土作品展

2010年06月27日 | Weblog


亜土ちゃんの作品展と、お絵描きパフォーマンス&サイン会に行ってきました。

姫路市民大好き山陽百貨店ですが、わたしももれなく大好きです。
亜土ちゃんが7月末に、朝日カルチャーセンター(大阪)に来ることは知っていましたが、なぜに姫路へ?
(ご本人も初姫路だとおっしゃってた)

しかし山陽百貨店画廊の担当社員さん、ナイスチョイスです!




亜土ちゃんは、亜土ちゃんでした。
感激。
赤と白のボーダーカットソーに、襟はつけ襟みたいなの、デニム地のパンタロン、ブカブカ目ののキャスケット帽、わぁ、亜土ちゃんスタイル。


「ひみつのアッコちゃん」や「お弁当箱の歌」、動物の歌に「アレアレアラレちゃん」。
歌いながら両手で絵を描いて、完成させて、サインも両手で。
感激。


トークも亜土ちゃん。「キャハ♪」
感涙。
(実際、ずっとじんわりしてた)


亜土ちゃんが「アラレちゃん」を歌いながら、前列の小さな子どもたちに「この歌みんな知らない世代なのね…」と言って苦笑いしていたけど、仕方ないけど、そうかも。
だってわたしが見ていた「アラレちゃん」だもの。
(水曜日7時からの放送だった)
(そして「ほよよ~宇宙人~、びっくらこいた♪」の歌詞のときに、ご自分を指さしていた。
やっぱり宇宙人だったの亜土ちゃん)



亜土ちゃんは亜土ちゃんの絵をずっと描いていて本当にステキです。




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“Love Message For You”出版記念
水森亜土作品展

6月22日(火)~28日(月)
山陽百貨店 本館5階美術画廊










* * * * *




パフォーマンス中もずっとノリノリだったわたしですが、終わった頃には油彩やリトグラフがほしくてたまらなくなってしまいました。

だけど、それは他のお客様も同じで、どんどん作品が出ていっちゃうの!

目の前で「いいな…」と思った作品が「売約済」となることにいたたまれなくなり、「リトグラフなら3~4枚、カードですぐ買えるもの!それにお父さんだったら、「好きなだけ買いなさい」って言ってくれるわ!」「しっ、落ち着いて!」という小芝居をして、心の均衡を保ちました。


うちはカバにゆかりがあるので、「僕の主治医」という小さめの油彩が特に欲しかったです。

だけど、今のお部屋は壁という壁は本と服で…どこにも飾れない…。




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高橋真琴の夢とロマン展 八王子市夢美術館

2010年06月18日 | Weblog



初めて八王子市夢美術館に行ってきました!

八王子駅の北口を出て、放射線通りを最後まで行き、信号を渡り呉服の荒井と帽子の萬栄堂(可愛くなってた!!入ってみたかったけど、靴が痛かったので我慢した…次は絶対見に行く!!)過ぎてすぐ。
乙女ヤさんが閉店セールしていたわ…。

展覧会は、京都とあんまり変わらない感じです。
京都より人が少ないから(仕方ないわね…)ゆっくり見られます。
それほど展示室が広いわけじゃないけど、動線がよく考えられていてよかったです。

図録が京都展で売り切れたらしくて、新しいものが出ていました。
ほぼ同じなんだけど、7点(7~8ページ)ほど増えているの…真琴先生の本もずいぶんあるので今回はガマンしました…。
それと学芸員の先生の文章がなんかちょっと変だったのが気になりました、「ごあいさつ」のも、図録のも。
(文章へたくそのわたしが言うのもなんだけどーー)
専門外の人なのかなぁ…。




高橋真琴の夢とロマン展


会期 2010.06.04(金)-2010.07.04(日)

開館時間 10:00 - 19:00 
入館は18:30まで休館日毎週月曜日

主催 財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団
特別協力 真琴画廊
企画協力 株式会社 スタジオ・タック





ちなみに、収蔵品もちょっと見られて良かったです。
ガラス絵とエッチングがあって、どちらも見応えありました。

ちなみに、郷土愛から、これからの展覧会の紹介も少し!

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八王子市夢美術館 2010年度 展覧会スケジュール

2010.07.16(金)-2010.09.05(日)押井守と映像の魔術師たち

2010.09.17(金)-2010.11.14(日)エミール・ガレの陶芸展

2010.11.26(金)-2011.01.23(日)水木しげるの世界展

2011.02.04(金)-2011.02.20(日)特集展示 城所祥の木口木版画

2011.02.27(日)-2011.03.25(金)市民公募 夢美エンナーレ入選作品展

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次は何を見られるかなぁ。
ガレあたりかな…。
そしたら萬栄堂も秋冬物になってるもんね。




* * * * *



美術館博物館が、建物の1階ではないとそれだけで不利になる気がしました。
(百貨店美術館は別にして)
もちろん夢美術館の看板やポスターも出ていたのですけど。
大きな布バナーを外に掛けておくことはできないものかしら?

どうしても駅から離れてしまうし(かといって、バスに乗る距離でもないような気がします…)、周囲に特別、地元客以外の人を引き寄せるお店が束になっているわけでもないし…。

とはいえ、せっかくの美術館だから盛り上げていかないと!


でもいいなぁ~、真琴先生のギャラリートーク。
(結局諦めました)
くぅーー…、いーーぃーーなーーーぁぁーーー。


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ブラック・ダイヤモンド雑感

2010年06月15日 | Weblog




ずっと気になっていたダイヤモンドについて意見です。

別にもともと宝飾品の販売員ではないし、もうアクセの販売員でもないんですけど…
(宝飾:百貨店などの上の階にある売り場、アクセ:主に1階にある売り場、手に入りやすい価格帯)。

こんな風にモノをグレーディングすること自体が間違っている! 価値とは自分の中にあるもの! 自分で納得して買ってるならいいじゃないか! と言われたらそれまでですが。
遺骨からダイヤモンドができる時代なんだしね…。



* * * * *



 先月、全国宝石協会(全宝協)がダイヤモンドの価値のかさ上げをしていた、ということがニュースになりました。石の色の価値づけを甘く鑑定していたというのです。ダイヤモンドは4つのC、カラット(宝石の重量単位)、クラリティー(透明度・不純物の有無)、カット(研磨と形)、そしてカラー(色)で評価されます。もちろんその評価によって販売価格も異なります。

 ダイヤモンドは無色透明な石をもっとも評価の高いDランクとし(DiamondのDです)、次はE、F、G…下はZまでグレーディングされています。それぞれにマスター・ストーン(基準石)があり比較によってランク付けがされるのです。鑑定は肉眼でなされるのですが、全宝協の場合は、カラーをワンランクずつ故意に甘く(高く)評価していたというのです。つまり、本当ならEランクのものをDとし、FランクのものをEとする、というようにです。

 新聞によれば、約1年半にわたって30万個以上の不当につりあがった評価のダイヤが流通したとのこと。ですから、このダイヤを購入した消費者にとっては、不当に高い価格でダイヤモンドを売りつけられたとも言えますし、自分が納得したダイヤモンドを購入したつもりでも、実はワンランク下の石をつかまされた、とも言えるでしょう。無色透明とされるDと、それよりもやや黄色味がかっているというEの違いなどは、(アルファベットにしたら一目瞭然ですが)石で見るとほとんど違いはないように見えるものです。しかしこうした不当な評価は、消費者との信頼関係を著しく崩すものであることは間違いありません。

 けれどもわたしは今回の全宝協の(故意で)不当な評価よりも、もっとずっと深刻な、宝石にたいする「裏切り」が、特に何の説明もなく宝石業界で進行しているのではないかと危惧しています。消費者に何の不信も抱かせずに、むしろ(宝石の販売によくある)宝石の持つ重々しい価値づけの上に立ち、夢のようなストーリー性とをまとって、その「裏切り」が失礼なほどに迫ってきているように感じてしまうのです。

 昨年、ブラック・ダイヤモンドと呼ばれる宝石をカタログで見たときに、何かの間違いではないかと目を疑いました。ダイヤモンドは炭素を含んでいますから、黒いダイヤがあってもおかしくはありません。しかし、「黒いダイヤ」と言ったとき、(特に昭和の人間にとって)それは炭坑節に出てくるような「黒ダイヤ=石炭」を連想させ、決して宝飾品としてのダイヤモンドを想起させるものではなかったはずでした。

 なぜなら、先にも述べたとおり、ダイヤモンドのグレーディングは無色透明のDからスタートするものであり、その中にインクルージョン(内包物)があればざっくり価値を下げるものだからです(○カラットでこのお値段!と言われるダイヤモンドには、そばかすのようなインクルージョンがよくあります。なぜ肉眼でインクルージョンの存在がわかるような石を、宝飾品に仕立てるのか不思議でなりませんが、一見の価値はあると思います)。

 一方、インクルージョンのない黄色や茶色の石はファンシーカラー(ダイヤモンド)と呼ばれています。ティファニーにあるカナリーイエローダイヤモンドはそれらのもっとも有名なもののひとつですが、透明度の高い色つきのダイヤモンドはこのように珍重されてもいます(ピンクやブルーのダイヤモンドもありますが、天然石では非常に珍しいものです)。

 かつてイエロー・ダイヤモンドやブラウン・ダイヤモンドが出てきたときにも、一消費者として、また、過去にアクセサリーの販売員であった者として、新鮮な驚きがありました。こんな茶色のダイヤを、「ダイヤモンド」として売るなんて! しかも地金にプラチナを用いて、決して安くはない、このお値段で! どんな人が買うのだろう? よほど“普通の”ダイヤに飽きた人かしら? だけど、透明感もあるし、光の屈折率がこれだけ高い茶色の石はダイヤしか無いだろうし、シックな色合いを楽しむと思えばいいのかもしれない…でも自分が販売員だったらお客様には到底勧められないな…。

 ブラック・ダイヤモンドはその驚きを遥かに超えたところで展開されています。はっきり言って、黒いダイヤモンドは、工業用品でした。たとえ同じ硬度、同じ構造を持っていたとしても、それは「宝石」ではなく「鉱石」なのです。宝石としてのダイヤモンドはいろいろな意味で特別扱いをされています。指輪やネックレスなどに「0.1」「0.05」など、カラットの刻印をされるのは基本的にはダイヤモンドだけです(手持ちのアクセを見てみてね)。なぜなら、ダイヤモンドはその希少性でもって、貴石とランクづけされ(同じくルビー、エメラルド、サファイアも貴石、それ以外は全て半貴石とされます)、前述の4つのCで厳しく評価されうるものとみなされているからです。

 しかし、ブラック・ダイヤモンドはどうでしょうか。ブラック・ダイヤモンドは、“普通の”ダイヤモンドよりも多く産出されます。ここに宝石が宝石たる所以の、希少性は失われます。また、4つのCのうちの二つの機能がぼやけてしまいます。ひとつはクラリティーです。そしてカットです。透明度のあるブラック・ダイヤモンドが存在するのであれば(チャコール・グレーの透明な石?が使用されているのであれば)、これらの機能はいきるかもしれませんが。

 特にカットについては、ダイヤモンドをして宝石の頂上にまで押し上げたのが研磨技術の向上だと言われていることを考えると、切ない気持ちになります。ダイヤモンドは屈折率の高い鉱石ですが、研磨技術が未発達なころはそれほど価値があるものとは見なされませんでした(何しろ無色透明なだけなら他にもたくさんの種類の石がありますので)。研磨技術があがるにつれ、あたかも内側から光り輝くようなその姿に魅惑されるようになった歴史を持っているのです。ブラック・ダイヤモンドはそうしたダイヤモンドが築いてきた価値の上に、今、「ダイヤモンド」として流通・販売されています。

 ダイヤモンドであるがゆえに、ブラック・ダイヤモンドもまたダイヤモンドと同様の価値を持つ、だからこそ、ダイヤモンドとして身につける価値があるのだ…というステキなうたい文句は、わかるような、わからないような気がします。黒いだけの石なら、オニキスでもジェットでも、他にもたくさんあるように思えます。なぜ他の石ではダメだったのか。工業用の石を宝飾品とすることに、宝石業界は抵抗がなかったのかしら? もしかしたら、わたしはこの問題を、ダイヤモンドのただの色違いのものとして受け止めるべきなのでしょうか?

 ダイヤモンドの不当鑑定や、ダイヤモンドの“ニセモノ”としてのモアサナイトの流通は、もちろんあってはならないことです。けれども、不当鑑定も、モアサナイトの存在も、ブラック・ダイヤモンドを「ダイヤモンド」として消費者に売りつけることとは、根本的な何かが違うような気がしてなりません。ブラック・ダイヤモンドを「ダイヤモンド」として扱うことによって、宝石という存在そのものが足元から瓦解するのではないかと案じています。これも高度な消費社会の、ある種の到達点なのでしょうか。



※ 写真は三菱マテリアル株式会社の「DIAMOND BAR 2nd COLLECTION」のカタログより。




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大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)

2010年05月28日 | Weblog

大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)にこっそり行きました。

その日は、展示室内の小演芸場で中学生が落語体験をしていて、後方からこそっと見ながら、展示を久々に堪能しました。

曽我廼家五郎さんのブロンズには丁寧に(お約束で)「ゴロゴロシャン♪」と挨拶し(大ファン)、「殿堂入り」コーナーでは、暁伸・ミスハワイ、横山ホットブラザーズの映像を見ました。
(暁伸・ミスハワイさんの映像が、90年代のものだったことに今さら驚き!)


そしてそして…

展示室最後の特別展スペースには、中西らつこさんのイラストがめちゃめちゃ可愛らしい子どもの落語コーナーがありました!
可愛い~。
壁面にはパネル、紙芝居は自由に使えるようになっていて、じっくりと眺めてしまいました。

これは本当に可愛らしいです!




* * * * *




資料館を後にして、なんばと言えば、布地の「とらや」。

残念ながら目的のものは種類が少なく…何も買わずじまいでした。
春夏用のボタンがセールになっていましたよ。
リボンの種類はやや少なめでした。(報告)




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先生お誕生日おめでとうございます!

2010年05月27日 | Weblog

川村邦光先生、お誕生日&還暦おめでとうございます!!

リンダから可愛い写真を見せてもらい、その写真をものすごく使いたかったけど…
(ステキすぎるためたぶん無理)



こちら、なんばのジュンク堂の「民俗学」の棚です。
「川村邦光」のインデックスがあったので、「キャッ♪」と思いパチリ☆

「なんばは人文系すごく力入れてるから。担当さんがすごいんです」って、うちの可愛らしい本屋さんが言ってました~。


先生、どうぞこれからも阪大の刑事コロンボでいてください(ハート)




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高橋真琴の夢とロマン展 八王子夢美術館

2010年05月25日 | Weblog



日曜日、京都のマンガミュージアムに行き、真琴先生の展覧会チラシを見つけました。

本当に八王子で開催だ~☆
帰ってる間に絶対に行くわ。
駅前のお家じゃないのが残念だわ~。
通い詰めたいくらいなの。


今回の展覧会でもっとも刺激的なのは、「高橋真琴プレミアムギャラリートーク」(要申込)があるということです!

いやっ、何なのそれ。
「一般観覧が終了した会場内を制作秘話を交えながら作家本人がガイドする人数限定のプレミアムギャラリートークです」…

こんなプレミアムが八王子で!
家族総動員で、応募する予定です。




* * * * *



高橋真琴の夢とロマン展



会期 2010.06.04(金)-2010.07.04(日)

開館時間 10:00 - 19:00 
入館は18:30まで休館日毎週月曜日


主催 財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団
特別協力 真琴画廊
企画協力 株式会社 スタジオ・タック

観覧料
「ご利用案内」ページの観覧料をご覧ください


概要

八王子市夢美術館では「少女画」のスタイルを確立した人物として知られる高橋真琴の作品を紹介します。
大きな瞳に輝く星と優雅に舞う花々…少女漫画の王道となったこの表現は、一人の画家によって「少女画」として確立されました。絵物語や漫画をはじめ、高橋真琴ならではの華麗で繊細に描かれた「少女画」は数多くの少女誌の表紙を華々しく飾り、また一方では文具や雑貨などのデザインを積極的に行い、少女達に宝物のように愛用され、「憧れ」や「ときめき」の象徴として一世を風靡しました。当時は西洋の生活様式や文化を伝える情報も限られていました。しかし「少女画」にはパリの風景、流行のファッションやヘアスタイルなど、おしゃれなエッセンスが凝縮され、少女達の心を捉え魅了したのです。
「少女画」の多くが正面を向いている理由には、明確な作家の願いと意図があるのです。嬉しい時や悲しい時に、見る者と「描いた少女」が共に語り合えるようにと、微妙な表情を意識して描いています。「少女画」は心で見る事で語り合え、自分だけの物語も生み出すことができるのです。卓越した高橋真琴の画業は、各界で活躍する作家達にも少女期文化のバイブルとして多大な影響を与え続けています。
本展では、原画の他、真琴デザインの文具、雑貨、また初公開となる下絵や貴重な資料など、約230点を展示します。高橋真琴の初期から現在に至る代表作の原画を最大規模で一堂に集め、その「少女画」の魅力を余す事なくご紹介します。



プロフィール

高橋真琴(たかはし まこと)

1934年大阪市生まれ。1957年『少女』で雑誌デビュー。「あらしをこえて」「プリンセス・アン」などのまんが作品を連載。その後、『なかよし』『マーガレット』などの少女まんが雑誌の表紙や口絵イラスト、また筆箱やノート、ハンカチ、自転車など、数多くの商品にイラストを提供。瞳に星、花やリボンに彩られた「MACOTOの少女」が一世を風靡する。1987年千葉県佐倉市に真琴画廊を開廊。92年以降定期的に個展を開催、意欲的に新作に取り組んでいる。



上記、八王子夢美術館の案内から転載






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日本生活学会第37回大会「異装の考現学」 2010.05.08

2010年05月08日 | Weblog

武庫川女子大で開催された日本生活学会に見学に行ってきました(東さんが話題提供されるので楽しみにしてました~)。

シンポジウム自体は、異装に関する話題がさまざまな位相からなされたよ、という感じでした。全体的に楽しそうな雰囲気に満ちていました。
実行委員長の横川先生は、シンポのまとめにちょっと困った様子に見えましたが…(わたしは午前中分科会の報告で暗い発表をし、ものすごくしょげていたので、この大会の雰囲気がとてもうらやましかったです)。

武田佐知子先生の基調講演は、もっとお聞きしたかった内容でした。
服装と経済と社会規範のからみあい、その抑圧と抵抗だけではない不均衡な関係性など、現代中国の少数民族衣装のありようを事例として紹介されました。



ところで、この学会で一番の目的は和崎春日先生にお会いすることでした。
学会HPでお名前をお見かけして、西生田の10番教室での講義を猛烈に思い出して…

和崎先生の授業は階段教室だったにも関わらず、先生が学生の名前をすぐに覚えてしまって、どんなに後ろの席でも、「現社の○○さんの隣の、文化の□□さん」なんて当てられちゃうというスリリングな授業だったのです。
あれはすごかったなぁ~。

その授業で聞いた、カメルーン共和国のバムン族や、「キリマ・ンジャロ」の話は忘れられないんですが、お名刺を見て先生が本当に「ンジ」だということを、再確認しましたよ!

じゅんちゃん、りえちゃん、覚えてる?
いまちゃんは覚えてるかしら?

いつだったか、ノートの切れ端に先生の似顔絵描いたのが学生ホールの掲示板にあって、先生の高貴なお顔立ちに本当にそっくりでおかしいくらいでした。
先生のことを、もともとそのお顔立ちから「殿下」とか「プリンス」って(こっそり)お呼びしていたけど、先生がご自分で「ンジ」ですとおっしゃってからは堂々と「ンジ」とお呼びしてました~~。



全然関係ないけど、その頃わたしにエチオピア人のお友達があったのも思い出しました。
アステル・アディスちゃん、今どこにいるかしら?
元気にしてるかしら?
ハンサムな東大の彼氏はどうしたかしら?





* * * * *





日本生活学会 第37回大会

於:武庫川女子大学

2010年5月8日(土)

13:00~14:00   総会    MM館1階メディアホール

14:15~17:30  公開シンポジウム   MM館1階メディアホール

『異装の考現学』

14:15~14:30  会長挨拶
14:30~16:30  基調講演・話題提供
16:30~17:30  パネルディスカッション




日本生活学会


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「エプロンモンペとは何だったのか ―日本女子大学校生の語りから―」

2010年04月23日 | Weblog
エプロンモンペ(エプモン)に関する、聞き取り調査の報告書(私家版)です。

社団法人日本女子大学文化振興桜楓会の奨学金(平成19年度)をいただき、女子大OG(旧制回生)にエプモンについて教えていただきました。

エプモンは昭和16年ごろから敗戦まで、女子大で着用されていた、割烹着(エプロン)とモンペを組み合わせたものです。

エプモンのことは「「決戦衣生活」の一側面」を書くにあたっての『家庭週報』(日本女子大学校同窓会桜楓会の会報。女子大図書館にバックナンバー所蔵)で知りました。
ただし、『家庭週報』での記事と、『戦いの中の青春』にしかエプモンに関する情報がありませんで、聞き取り調査でようやくその輪郭がつかめた感じです。

OGのみなさま、本当にありがとうございました!
わたしなんてただ女子大の後輩だ、というだけでしたのに、驚くほどのお心づかいでした。
そのご厚意に思いっきり甘えてしまいました。


今回の報告書は、まだ調査が不十分なのですけど、お世話になった先輩方へ現時点での報告をしなくては、とまとめました。
お送りしたのもご協力いただいた先輩方がほとんどです。

ですが、桜楓会総会でお声をかけてくださった方にもお送りしたいと思っています。
他の支部の方も遠慮なしにぜひ、お声かけてください。
そしてもし良かったらお話をお伺いしたいです。

繰り返しますが、先輩方のご協力と、桜楓会からのサポートでここまでいろいろできましたので、ぜひ女子大の歴史として共有したいと思っています!


また、戦時下の女子大について研究されている方があったらお声かけてください。
お送りいたします。





* * * * *




聞き取り調査をしている間、戦前の女子大の雰囲気にたっぷりひたってしまいました。
言葉づかいもちょっと変わったりして。
(これは文献読んでるときにもなりますけど)

わたしは目白校舎は卒業してから図書館に通っただけなので寮の位置関係がわからず。
今度大学に行ったら通りの向こうも覗いて見るつもりです。
(普段は食事のときぐらいしか、不忍通りに出ない)

そのかわり学校農場としての西生田の話を聞いていて、わたしが通った90年代の西生田とそうかわらない雰囲気だったのが切なかった…。

(西生田はたしかに豊明幼稚園の子がお芋掘りに来るくらいだもんなぁ~…)
(軽井沢要らずよねー…)


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2010年4月3日(土)NHK総合 さわやか自然百景 「早春 北海道 風蓮湖」

2010年04月03日 | Weblog
おすすめテレビ番組です!

我が家には小さいテレビしかないから、北海道の大自然が満喫できるかどうか、はなはだ心許ない…。

大きなテレビをお持ちの方はぜひ!



わたしは電車のなかで携帯で見ます☆
(たぶん朝から京都なの)




* * * * *


2010年4月3日(土)
8:45~

NHK総合 
さわやか自然百景「早春 北海道 風蓮湖」

北海道東部、根室半島の付け根にある風連湖(ふうれんこ)。海流が運んだ砂が湾をふさいでできた周囲90km程の湖です。海と湖を隔てる砂地には、林や草原、湿地など多様な環境があり、水鳥、ワシなど220種類以上の鳥が訪れます。3月上旬には、天然記念物のオオワシやオジロワシが魚を食べて冬を越す姿が見られます。早春へと季節が変わる3月下旬、湖には、南から北へと向かうオオハクチョウが氷がとけた湖面で羽を休め、タンチョウが繁殖に訪れます。北国の湖を舞台に、湖の恵みを受ける野生動物たちを見つめます。

(NHK HP さわやか自然百景 月間放送リストより)

http://www.nhk.or.jp/sawayaka/contents/monthly/index.html




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