goo blog サービス終了のお知らせ 

Fashion Theory in Modern and Contemporary Japan

暑いの困るよね、まだストーブつけてるのにね…
ファッションとジェンダー研究・小山有子

リカちゃんキャッスルのちいさなクローゼット神戸三宮

2019年11月24日 | Weblog
こんばんは。

先月、大阪大学CJLCでご一緒の先生から、リカちゃんキャッスルの直営店のチラシをいただきました。
新先生ありがとうございます。

三宮のお店では、オリジナルのリカちゃんアウトフィットがあるだけでなく、リカちゃんとお揃いになれる子ども服もあるとのこと。
神戸タータンまであるそうです(新先生の現地調査による)。

さすがリカちゃん…
毎年授業で取り上げると、他のすべての内容をぶっ飛ばす勢いで、授業アンケートに書かれてしまうリカちゃん…
(ジェンダーでもファッションでも通用するリカちゃんワールドの懐の深さよ)




思い起こせば四半世紀前…
西生田の女子大(もうそろそろ目白に帰るらしい…)、リカちゃん研究の増淵宗一先生の授業が全てです。

もう何度も書いていると思いますが、そのころ両親とインドに旅行して、サリーを着たバービーを見つけたんです。
それを先生にお土産にと思って。
そのお返しに(?)先生のご本いただいた、それがリカちゃんの25年アニバーサリー。
(先年、リカちゃん50年のお祝いしましたわね…)
(ショックでめまいしました…)




話は三宮に戻って、リカちゃんのショップはどこなの?ということになり、
「そごうがこっち」「あ、もうそごうじゃない、阪急」「花時計どこ?」
の、やりとりのあと、「コムシノワの方ですか?」「そうそう!」。

三宮なんて、めったに出られないし、全然土地勘ないのですが、現在名古屋では完全アウェーの生活。
こんなちょっとした情報もなんだかとっても嬉しかったのでした。

新先生、ぜひ、「リカちゃんキャッスルのちいさなクローゼット神戸三宮」にご一緒しましょう~~♪






Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑中お見舞い申し上げます 花森安治「アロハシャツのすすめ」から

2019年08月07日 | Weblog




暑中お見舞い申し上げます




花森安治「アロハシャツのすすめ」より
(『新青年』1949年7月号)

「考えても見たまえ、夏は昔から暑い、と決まっている。
ことに日本の夏は暑いのである。
どれだけ暑いか、少しインテリ族の口ぶりを真似るとすれば、まず気温と比較することによって、このことは自ら顕著的明白性を露呈するに至るであろう。
試みに世界各都市の七、八月の平均気温を表示すれば、大凡つぎの如くである(上段の数字が七月の気温、下段が八月)

東京     24.5 25.7
ロンドン   17.0 16.5
パリ     19.0 18.4
ニューヨーク 25.5 22.5
モスクワ   18.5 16.4

かくの如く日本の夏季は言う所の熱帯的猛暑の範疇に属しているが、なお次に湿度の関係の検討を試みようとするものである。

東京     82 81
ロンドン   72 75
パリ     73 75
ニューヨーク 74 76
モスクワ   72 77 (小学生用学習年鑑昭和24年度版による)」




毎日暑い日が続きますね。
どうぞご自愛ください。

(2019年8月、この花森のエッセイをただ読んで、通り過ぎることができなかった)



小山 有子





Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「CULTURES/CRITIQUES Spring Extra Number 早世者と弔いの宗教文化史的研究」

2019年04月10日 | Weblog



川村邦光先生がお送りくださいました。

(実際に送ってくださったのはおそらく大阪大学日本学の大西さん。
大西さん、いつもありがとうございます!)

先生、いつもありがとうございます!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入学式にお花、ありがとうございます!

2019年04月07日 | Weblog



入学式に、中学校の吹奏楽部からの友人二人が内緒でお花を贈ってくれました。
(フルートとクラリネット、小山はトランペットでした)
お買物は伊勢丹派の友人(クラ)が新宿から送ってくれました。

もうこのごろは東京に帰りたいとは思わないわたしですが、やっぱり懐かしい。
友人たちとは本当によく新宿で会ったり、お洋服を見に行ったりしたなぁ…。

わたし自身も東口の武蔵野館のビルでアルバイトしたり、アクセサリーのアルバイトでは繁忙期は八王子店から新宿マルイにヘルプに入ったり。
(本社の営業さんが特急に乗っていいよって言ってくれたなぁ)
(スーパーあずさです)

武蔵野館では、本物の(!)長沢節先生がいらしたりして、ブルブル震えながらいいカップを選んで、コーヒー出したっけなぁ。
(先生のお召しだった、これがセツ・シャツか!って感動しました)
(忘れません、サーモン・ピンクのシャツでした)

なんだか怒涛のようにいろいろ思い出し、ホロっとするもやはりうれしくて校内をウロウロ記念撮影しました☆

この新幹線の線路の向うが東京です。

「お花どうもありがとう~~~!!」

こちらは2Fのロビーで記念撮影☆


本当にありがとう~!
「小山有子 先生」なんて書いてもらえちゃって…(エヘ)
このプレートは研究室のコンピューターに、簪みたいに飾っています♪

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

那須英勝・本多彩・碧海寿広 編 『現代日本の仏教と女性 文化の越境とジェンダー』法蔵館

2019年04月02日 | Weblog




本多彩先生(ウフ♪)からご著書を送っていただきました!

彩さん、なんとか研究会開催したいので、ぜひご協力お願いいたします。
着物・和服、日本、伝統・文化そして宗教…
ファッションについていろいろお話できることがあるのでは、と考えています!





Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あけましておめでとうございます

2019年01月03日 | Weblog


あけましておめでとうございます

本年もどうぞよろしくお願いいたします


小山 有子



年末年始に、盛大な腰痛に悩まされ、ようやく普通の生活ができるようになりました。
いやだわ、これからはもっと気をつけないと…。

毎年恒例の、今年の抱負はズバリ、「身体を冷やさない」です!
アイスクリームは控えめにしたいと思います…




* * * * *


「趣味の手帖1 スターとともに」表紙 1954年8月

淡路恵子 京マチ子 山田五十鈴 雪村いづみ
香川京子 岡田茉莉子 淡島千景 原節子 若尾文子 木暮実千代
岸恵子 津島恵子 高峰秀子 乙羽信子 有馬稲子



中原淳一の雑誌『それいゆ』各種、だんだんにそろってきました!
いつかこのコレクションを入れるためのステキな本棚を買おう…♪


この54年の別冊(たぶん『それいゆ』の別冊扱いだと思います)は、スター・スター・スター!
広告がほとんどないので(ひまわり社の広告以外)、全部読める記事です。
楽しい…
もちろん淳一の雑誌なので、ファッションの記事もあるんですけど、表紙裏にはいきなり「スター・アドレス帖」があったりして、時代を感じさせます。
ちなみに、新珠三千代や八千草薫は「兵庫県川辺郡宝塚町川面」です。
(川面って…そんな住所だったの…??)
(まぁたしかに「ムラ」って呼ばれるくらいだからなぁ)

一番の読みごたえはやはり「スターに聴く趣味と生活の五十問」です。
(1)健康法・美容法 から(50)男と女を寸言で言うならば、まで。
ちなみに(49)は何才迄生きたいか、ですし、(41)厭な電話に出たときは、など、聴きすぎじゃない?と思うような質問も。
読者はこれを知って楽しかったのでしょうか??
回答は原節子から雪村いづみ!雪村いづみの前は美空ひばりです。




いつか研究に使うのかな、この別冊…
完全にコレクションだわね。

どなたか調べ物がある方は、小山まで言ってね。
この号は読者カード以外の切り取りがなくてなかなかきれいなので、すぐにお調べします。



Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

密やかな謝恩会

2018年12月05日 | Weblog



年末に、荻野美穂先生と二人だけの謝恩会を持ちました。

どうしても荻野先生にはお会いしたくて、無理を言って(ホントにすみません)大阪までお越し願いました。

先生は春からのことをとても喜んでくださり、二人しておしゃべりもお料理も楽しみました。


写真はお願いしていたクレープです。
クレープと言えば!アニメ「花の子ルンルン」では「女らしさ」の象徴として登場してました!
そのクレープ・シュゼット、テーブルでフランベしていただき、女性学の二人が遠慮なしにいただきます!

※ 「花の子ルンルン」のなかで、ルンルンが美人コンテストか何かに出場する回。
花のカギで可愛いドレスを着てうっかりルンルンが1位になりそうだったところ、控えめで女の子らしいブルネットの女の子の弟がクレープを持って乱入し、「うちの姉ちゃんが一番女の子らしいんだよ!」的なことを叫ぶのです。
小林亜星のエンディング・ソングとともに、大変印象的な「花の子ルンルン」です。




先生の美しい手。
こんな時はうっとりしちゃうけど、これが報告のプリントやレポートを見て下さるときなんて、もう…!!(言えない)




レストランはタテルヨシノ。
写真はシェフとお師匠さんのお写真なんですって。

というわけで、わたしも甘えてパチリ☆




これからもせめて年に一度は分科会での報告をしなくては…!




Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甲南女子大学 宝塚歌劇講座 講演会記録(「宝塚歌劇 レビュー90周年によせて」2017.11.19)

2018年10月09日 | Weblog
こんにちは。

昨年、甲南女子大学で開催された宝塚歌劇特別講座 講演会の記録をいただきました。
ありがとうございます!

こちら、たしか神戸マラソンの日で…、弟が神戸マラソン走るというので行けなかったのです。
(舞子まで応援に行きました)

でもこうして講演会の内容がわかるなんて、なんという贅沢…!





* * * * *




いいなぁ、宝塚のお講義、わたしも聴講したい。
わたしの使っているお教室の隣の大教室でのお講義らしいんです。
一生懸命ノートとりたい。
(またお名前出しちゃいますけど)柿田肇さんもお誘いして聴講しちゃう。
(女子大だから柿田さんはダメかしら)

わたしだったら…、どんなレポートを書いたらいいかしら。
(もうすでに聴講学生気分)
これを機会に、KENZOがお衣裳担当したことをもう少しきちんとまとめようかしら。
あの公演(東京宝塚劇場の最後の方、1000days劇場の少し前くらい?)観たんですよ~。

それか、先生がお話になってた少女歌劇の創設にまつわる「婚礼博覧会」(1914、T3)をガッチリ調べて、レポート提出したいところです!

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浴衣準備中

2018年07月02日 | Weblog
こんにちは。小山です。

毎年、箕面CJLCの服装のクラスでは、祇園祭前に浴衣の着つけをするのですが、今年も鋭意準備中です。

でも…、頼みにしていたユニクロの浴衣がどうにもこうにもないようで…
留学生もわたしもとても困っています。

どうか、お家に浴衣がいっぱいあって困っているよ、という方おられましたらご連絡くださいませ。
今年はとくに男性用の浴衣を募集中☆
(高身長用で)

よろしくお願いしま~す!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

杉原達先生 記念シンポジウム 「帝国主義・越境・歴史経験をめぐる対話」

2018年03月21日 | Weblog



大阪大学文学研究科日本学講座の、杉原達先生の最終講義に行きました。


杉原ゼミにわたしが出席するなんて、なんと大胆な…!と、行く前はさんざん緊張しましたが、会場ですぐさま荻野美穂先生のお隣に陣取り、安心して参加しました。

杉原ゼミには2001年か2002年に一度だけ「参加できるかしら…」と出席したのですが、『内地雑居論』を読みましょう、ということで速やかに辞退しました(難しかったから)。

あれから十数年…

この退官記念のシンポジウムに出席しただけですけど…

今なら、杉原ゼミに参加できる…!
そして、報告担当だって、ファッション×ジェンダーの立場でも「やります」って言える…!と思いました。

シンポジウム、とても楽しかったです。
久しぶりに阪大らしい報告を聞いて、懐かしさいっぱいでした。
もちろんフロアには懐かしいメンバーだらけでそこも楽しかったです。


会場は文経法のグランドピアノのある教室。
杉原先生がこのピアノの思い出をお話くださったのですが、ホントだ、どうしてこのお部屋だけピアノなんでしょうね?



こうして思い出して書いているだけでも、杉原先生まで日本学を離れてしまわれて、本当にさみしい。
もう新しい先生方がいらっしゃるので、日本学としては全然さみしくなく、むしろ研究はきっとこれまでと同じく、もしくは今まで以上に楽しいことと思います。
ただ、個人的に、今回の杉原先生の最終講義は胸にぐっとくるものがありました。
なんでだろ、さみしい…。




実は、10年以上前に、杉原先生から小山に、学生の卒論のことで方法や資料のことを聞かれたことがあるのです。
当時はまだ(本当に)先生から「こんな研究、どうしたらいいかな~?」と聞かれても、「男性の服装ってなかなか研究難しいですからネー…」としか答えられませんでした。
とはいえ、杉原先生から相談されるなんてめったにないことで、とても嬉しく忘れられずにいました。
すると10年ほどの間に、杉原先生からのそのテーマが自分にとっても非常に重要なものになり、あちこち資料を探し回り、ここにきてカードが揃いつつあります。
当時卒論でそのテーマを選んだ学生にも申し訳なくて、一度(お詫びも含め)杉原ゼミで報告する機会はないかしら、と思ってました…

やっと杉原先生の研究テーマと小山の服装研究がなんとなくの接点をもちそうでしたのに。
これがさみしさの原因の一つです。
いつか杉原先生に聞いていただこう。


杉原先生、本当にありがとうございました。

そして、これからも(いつか)どうぞ、よろしくお願いいたします!





小山 有子



Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする