本・ジェネラル・ルージュの凱旋

チームバチスタの栄光、ナイチンゲールの沈黙に続く第三弾、
ジェネラル・ルージュの凱旋。海堂尊著。

この本は第二弾「ナイチンゲールの沈黙」と時間的に同時進行しており
この本は歌姫・水落冴子を助けた二人のナースの翔子の方がメインになっている。

ジェネラル・ルージュとは救命救急センター部長・速水のあだ名。
救命救急に全てを捧げているその速水が業者と癒着しているという
告発文書が田口の元に送られる。
田口は速水と同級生。速水の汚名返上のためにも捜査に乗り出す。

しかしジェネラルは告発されても癒着についてそのとおりだとあっさり認める。
赤字を垂れ流している救命救急はコストカットを騒ぐ病院の事務長から
消耗品の予算をもらうこともできず、念願のドクターヘリの導入に至っては
何億もかかるので認めてもらえない。
速水は業者から消耗品を無償提供してもらうしか他に方法がないと言い切る。
赤字だろうと救命救急には次々に患者が運び込まれ、
全ての人を助けたいのだ。

そんな中、桜宮市で突如大事故が発生する。
速水は院長から権限をもらい、救急をおこなう。
ドクターヘリがあればもっと多くの人を助けられるのに！！

ってな感じのストーリーです。
とにかく速水部長がかっこいい
速水部長についていきます！と言いたくなります。
映画をやっているので、ジェネラルを堺雅人と思って読みました。
堺さん、最近おいしい役多いですよね。

この本は正直おもしろかった
この本のためにナイチンゲールの沈黙読むべき！