お気楽王の日記

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2007夏・平泉仙台の旅・1日目(後編)

2007年08月18日 | 旅行
とにかく14時のランチタイムまでにお目当ての前沢牛の店に着かねば!
前沢牛オガタ」のレストラン「味心」に急いで行くと、店の外まで行列が。
1時間ほど待ってようやく中に通されました。
店内は大きな食堂のよう。石焼がメインなので煙でモウモウとしていました。

石焼で前沢牛

ロースステーキセット5,000円、サイコロステーキセット3,000円でした。
おいしい!!やわらかくて甘い~!!!
おいしい肉って脂がおいしいんですよね。
ふたりで8,000円って一見高そうですが、前沢牛の専門店ではもっと高いところが多いです。
1階がオガタなので、お肉を見に行くと、切り落としが500g2,500円!!
切り落としっていっても大きくてしゃぶしゃぶできます。
買いたかったけど、旅は続くので断念。

今度は平泉に戻って中尊寺に向かいます。
中尊寺に到着すると、いきなり月見坂という長ーい坂を上ります。

階段じゃないからけっこうきつい坂です。

最初に現れるのが中尊寺本堂です。
中尊寺は天台宗慈覚大師円仁が東北に遊化した時、藤原氏が円仁に帰依して創建したそうです。

中尊寺本堂


更に奥に入ると讃衡蔵(さんこうぞう)があります。
平安時代の仏具や装飾品、驚くほど立派な物がたくさんありました。
特に、入ってすぐの薬師如来坐像3体が素晴らしい。
薬師如来坐像といっても薬瓶を持たなかったり、表情も違います。
そしてその奥が有名な金色堂です。

金色堂の覆堂が見えました。


中に入ってすぐ、金色堂の横側がぱっと見えた時、金ぴかで思わずぷっと笑いそうになりました。
が、真正面に回りこむと、中のお宝に目を奪われます。
柱と内装、観音様や菩薩様は当時のままだそうですが、
特に柱はすごい。蒔絵や螺鈿作りが完全に残っています。
すべてに金箔が施されています。

これらのお宝が京都からこんなに離れた東北で作られたということ、
南国や外国にしかない石や象牙なども使用されている=輸入していたということ、
奥州藤原氏の当時の力のすごさが実感できます。
材料だけではなく、職人も京都から呼び寄せてるはずだし、
どれほどの規模のプロジェクトだったんだろう。

1000年以上前の宝をこの地に守り続けてこれたことは奇跡です。
平泉は世界遺産登録目指してるそうですが・・・。


釈迦堂


夏草や 兵どもが 夢のあと
五月雨の 降り残してや 光堂


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