Carro Mattoについての詳細は
以前のエントリを参照して下さい。
当日はよい天気だったけれど、風が強くて
私などは他人事ながら
積上げたワインが風に煽られて
崩れたりしないのだろうかという
無駄な心配までしてしまった。
ちょっと出遅れたので
出発時点から見物することができなかったのが
お祭好きな私としては
ものすごく残念ではあるけれど
ドウォーも広場に近づいてくるところからキャッチ。
フィレンツェのドゥオーモの東から北側というのは
なぜか年中冷たい風が吹き降ろしているところで
当日もけっこう冷たい風が。
その中を太鼓の轟とともに、仮装行列がやってきて、
そのあとに真白なキアーナ牛二頭に引かれた
ワインの山車が登場。
思ったより小さい。
すごくでかいものを想像していた私がいけないのだろうけれど
ちょっとガッカリ。
![fiasco](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2c/a6/d72605b1f13b1e38c05c51ece51c339f_s.jpg)
ドゥオーモ前で一旦停止した山車。
そこへ仮装した「コマンダンテ(指揮官)」が登場。
彼の号令と共に武器を下げたり上げたり、
そしておもむろに大砲を鳴らしたり。
轟音が石の建物に鳴り響いて観衆はそうとうビックリ。
そして司祭さんが登場。
![vescovo](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/51/17/913a27db29d985e8e87ba01bfb0f6521_s.jpg)
ここで祝いの言葉を述べてワインを祝福し
今年のワインを受け取るという儀式。
せっかくここまで本格的に伝統行事をやるのなら
もう一つ細かいところまで
考慮してほしかったなぁと思ったのは
フィアスコワインのコルク部分。
昔は絶対に蝋づけだったはず。
でも司祭さんが受け取ったビンの口は
プラスチックで加工されていました。残念ね。
山車は引き続き練り歩きシニョーリア広場へ。
伝統的にルフィナからやってくるこの山車は
フィレンツェのシニョーリア(政治家とかお偉いさまがた)へ
その年のワインの振る舞いをしてフィレンツェ市の繁栄と
フィレンツェ市民、ルフィナ市民の
健康を祝うというのが主旨。
そんなわけで仮装行列の中には
フィレンツェ軍兵の格好をした人をはじめ
ルフィナの農民風の仮装をした人や
シニョーリを演じる人もいます。
![singori](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/65/0a/f6f7fed7378e9e984a2a34f11e228071_s.jpg)
シニョーリア広場でも式典が行なわれ
旗振り(Sbandieratori)による
エキシビションも行なわれましたが、
とにかくこの日は風が強くて
世界屈指の旗振り軍団ではあっても
放り投げた旗が風に煽られて思わぬところに流され
受け取れないことがあったりして。
こういう風が強い日には
できるだけ投げ技を使わずに工夫するとか
そういうことは考えないのでしょうか…。
![fiasco_sbandieratori](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/54/af/b0a5e6eab985a98dd4b44aba5d628ff2_s.jpg)
式典は滞りなく終わり
ウシさんも一仕事終えて山に帰れる時がやってきました。
それにしても復活祭にしても今回のカッロ・マットにしても
ことあるごとに山車を引かされるウシさん。
しかも今回は赤いお飾りつけられて非常に鬱陶しそう。
お疲れさまでした。
![bue](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/40/23b6b9f4aecc3985152c5c4266afbad9_s.jpg)
我ながら暇だよなぁと思うのですが、
行列がどこへ帰っていくのか
ちょっとついて行こうという気になり
ヒョコヒョコ後をついていったら、
こんなところに奴らのアジトが!(笑)
夜になるとビールを飲み、
お喋りに興じる若もので溢れる
某アイリッシュパブの目と鼻の先です。
![sede](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/09/10/94e4623177f6d1e1e0df8c5569c60d71_s.jpg)
以前のエントリを参照して下さい。
当日はよい天気だったけれど、風が強くて
私などは他人事ながら
積上げたワインが風に煽られて
崩れたりしないのだろうかという
無駄な心配までしてしまった。
ちょっと出遅れたので
出発時点から見物することができなかったのが
お祭好きな私としては
ものすごく残念ではあるけれど
ドウォーも広場に近づいてくるところからキャッチ。
フィレンツェのドゥオーモの東から北側というのは
なぜか年中冷たい風が吹き降ろしているところで
当日もけっこう冷たい風が。
その中を太鼓の轟とともに、仮装行列がやってきて、
そのあとに真白なキアーナ牛二頭に引かれた
ワインの山車が登場。
思ったより小さい。
すごくでかいものを想像していた私がいけないのだろうけれど
ちょっとガッカリ。
![fiasco](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2c/a6/d72605b1f13b1e38c05c51ece51c339f_s.jpg)
ドゥオーモ前で一旦停止した山車。
そこへ仮装した「コマンダンテ(指揮官)」が登場。
彼の号令と共に武器を下げたり上げたり、
そしておもむろに大砲を鳴らしたり。
轟音が石の建物に鳴り響いて観衆はそうとうビックリ。
そして司祭さんが登場。
![vescovo](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/51/17/913a27db29d985e8e87ba01bfb0f6521_s.jpg)
ここで祝いの言葉を述べてワインを祝福し
今年のワインを受け取るという儀式。
せっかくここまで本格的に伝統行事をやるのなら
もう一つ細かいところまで
考慮してほしかったなぁと思ったのは
フィアスコワインのコルク部分。
昔は絶対に蝋づけだったはず。
でも司祭さんが受け取ったビンの口は
プラスチックで加工されていました。残念ね。
山車は引き続き練り歩きシニョーリア広場へ。
伝統的にルフィナからやってくるこの山車は
フィレンツェのシニョーリア(政治家とかお偉いさまがた)へ
その年のワインの振る舞いをしてフィレンツェ市の繁栄と
フィレンツェ市民、ルフィナ市民の
健康を祝うというのが主旨。
そんなわけで仮装行列の中には
フィレンツェ軍兵の格好をした人をはじめ
ルフィナの農民風の仮装をした人や
シニョーリを演じる人もいます。
![singori](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/65/0a/f6f7fed7378e9e984a2a34f11e228071_s.jpg)
シニョーリア広場でも式典が行なわれ
旗振り(Sbandieratori)による
エキシビションも行なわれましたが、
とにかくこの日は風が強くて
世界屈指の旗振り軍団ではあっても
放り投げた旗が風に煽られて思わぬところに流され
受け取れないことがあったりして。
こういう風が強い日には
できるだけ投げ技を使わずに工夫するとか
そういうことは考えないのでしょうか…。
![fiasco_sbandieratori](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/54/af/b0a5e6eab985a98dd4b44aba5d628ff2_s.jpg)
式典は滞りなく終わり
ウシさんも一仕事終えて山に帰れる時がやってきました。
それにしても復活祭にしても今回のカッロ・マットにしても
ことあるごとに山車を引かされるウシさん。
しかも今回は赤いお飾りつけられて非常に鬱陶しそう。
お疲れさまでした。
![bue](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/40/23b6b9f4aecc3985152c5c4266afbad9_s.jpg)
我ながら暇だよなぁと思うのですが、
行列がどこへ帰っていくのか
ちょっとついて行こうという気になり
ヒョコヒョコ後をついていったら、
こんなところに奴らのアジトが!(笑)
夜になるとビールを飲み、
お喋りに興じる若もので溢れる
某アイリッシュパブの目と鼻の先です。
![sede](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/09/10/94e4623177f6d1e1e0df8c5569c60d71_s.jpg)
みな、パブに吸い込まれていったのですね。
アジト発見は笑ったぞ。
見たこと有るような風景でも有り、
そうでないようでも有り。。。
そうそう、アイリッシュパブ見かけたことは何度か有るけど、入ったこと無いんだよねー。
中はやっぱりイギリス人が多いの?
白い牛ね、
きれいに着飾って
こうしてイベントに借り出されてくるけれど、
いつかはステーキになっちゃうの!
(という話をイタリア人から聞いて涙が出た…)
パブの奥にある古めかしい建物が
彼らのアジトです。
>ハヤトさん
あ、楽しみにしていてくれたなんて。
ありがとう。
アジトね、発見しました!
>謎探偵
きっと君なら通っているよ。
共和国広場の南側の薄暗い一角。
Palagio di Parte Guelfaという建物。
アイリッシュパブは私もいかないけれど、
外国人が多いのは確か。
でもイタリア人の若ものも多いよぉ。