不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Verde profondo a Vinci

2010-08-20 19:17:51 | 旅行記

なんか、ついこの間もいってたよねぇな感じのVinci村
前回は5月の訪問で春のヴィンチ村でしたが、
今回は真夏のヴィンチ村。
色が違います、色が。

2週間前の日曜日に
知り合いから「天気もいいし、どこか行きましょうよぉ」と
声をかけていただき、
友達にも声かけて出かけることに。

ただ電話をもらったのがお昼過ぎで
フィレンツェ出発時間が14時。
言いだしっぺの知り合いは海まで行きたかったようですが
その本人が20時に夕飯の約束があるということだし
海に行ってしまうと帰りの渋滞に巻き込まれそうだったので
海却下!!

友人がIKEAで買い物予定だったこともあり
まずIKEAに向かい、
友人が買い物している間に決めた行き先が
Vinci村だったのです。
フィレンツェから40分で行けるし、
きれいな空気楽しめるし、
私以外の3名は行ったことがないということなので決定!

真っ青な空と教会。
Vinci_a
サンタ・クローチェ教会。
中覗いてみたかったけど、
レイラも一緒だったので断念。
実はこの日、レイラはお外で初めて小用を足しました。
散歩に連れて行っても我慢していて
家でしか用を足さなかったのに、
車で揺られて長時間我慢したせいか
この教会の裏手の広場でちょろっと用足してました。

Vinci_b
村の中心。
これしかないっていえばこれしかないんですけど。

Vinci_c
レオナルドの人体模型図の下で嬉しそうに走り回るレイラ。
みんなに遊んでもらえて大満足。

Vinci_d
人体模型図の前から
渓谷を覗くと向こうの山肌がきれいなグリーンのグラデーション。
重なり合う緑に感激しながら
こんな景色見て育ったら、
教えてもらわなくてもこういう色使いするようになるよなぁと
レオナルドの絵画に思いを馳せてみたり。

Vinci_e
城壁の下、坂道の途中に置かれた
なんとも味のある石のベンチ。
レイラ休憩中。

Vinci_f
やっぱり行っておかないとね、
レオナルドの生家も。
あるガイドブックにはVinci村から
生家のあるAnchianoまでは歩いて30分と書いてあるようで
言いだしっぺの知り合いは歩いていきますかと
いってましたが、
その距離感を知っている私は断固反対。
車で行かないとこの猛暑の中みんな熱中症で倒れます。

生家の屋根の苔と古びた感じと
さわやかな青空のコントラストが田舎っぽくて好き。

Vinci_g
周辺に植えられたオリーブの木には
実がつき始めてました。
このグリーンと青のコントラストも夏っぽくて好き。

生家の駐車場に前回はサラミやさんだったけど
今回は蜂蜜やさんが移動屋台でお店を出してました。
養蜂マスクに気を取られて近づいていったら
気のいいおじさんが蜂蜜をたくさん試食させてくれました。
我々が試食している下のほうで
レイラがゴミ箱をごそごそしているのに気づいたおじさんは
レイラのためにも試食用スプーンに
たっぷり蜂蜜つけてくれました。

レイラが一番お気に入りだった(と思われる)
アカシアの蜂蜜を一瓶購入。5,50ユーロ。
今年の冬のハチミツジンジャーはここのハチミツで作ります。

ハチミツの横に
蜜蝋で作ったレオナルドの胸像キャンドルがあったんですけどね。
火を灯すとレオナルドの頭から溶けていく感じのね。
さすがに怖いだろうということで購入断念。
いまさら買っておけばよかったと後悔している私。


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