訳あって、ここのところ
「トカゲ」について少し調べていたりします。
トカゲは古代ローマ時代には
「死」と「再生・復活」のシンボルとされていました。
宗教象徴学的には二つの正反対の意味合いを持っていて、
描かれる環境やテーマによって意味合いが異なります。
トカゲは年を重ねるにつれて視力が落ち
ほぼ完全に視力を失ってしまうケースもあるようで
それが原因で東向きの壁にあるひびなどの隙間に
姿を現すことが多くなります。
太陽の光の下だと
わずかな視力を取り戻すことができるため
常に太陽を求めて移動するのだそうです。
この姿が中世の時代のキリスト教司祭たちによって
キリストの教えやキリストそのものを
渇望する信者の姿に重ねられ
やがてトカゲは「信仰」の象徴となります。
荒野に出て修行や説教を行った
「聖ジローラモ」や「洗礼者ヨハネ」などの足元に
描かれているケースが多く、
その場合にはキリストへの深い信仰を如実に表しています。
一方レビ記の一節で不浄な動物として言及されていることから
否定的な意味合いを持つこともあります。
特に北欧バロック絵画や静物画に描かれている場合には
こうした否定的な意味合いが強くなります。
静物画の中で
肯定的な意味合いを持つ蝶とともに描かれている場合には
人類の永遠のテーマでもある「善」と「悪」の闘いを
意味していることが多くなります。
トカゲってジュエリーのモチーフなどでも定番です。
第サンの目をもつ生き物ということで、
光を見る=真実を見抜く・・・シンボルとされているのかな、
そうそう、吉本ばななのトカゲ、チラリと紹介文を読みました。
面白そうですよ~
もう、あっちもこっちも「とかげ」ですよぉ(爆)。
モチーフとしては使いやすいんですかねぇ。
尻尾切れても負けないような強さで粘っこくいきましょう。
あ、吉本バナナの「トカゲ」読み始めました。
相変わらず暗い雰囲気が漂っています。
イタリア語で読んでもやっぱり暗いのかと思いましたよ。
と思っちゃったじゃないですか。
ビリーたちのペット・・・・イイカモ
私も以前、とかげのモチーフをタンクトップに縫い付けたことがあります。
何故トカゲだったのかは不明・・。
「呼ばれる」んですかね??
飼ってみてもいいかもしれませんね、トカゲ。
ビリーさんとチッチーノさんのいい餌食ですねぇ(爆)。
尻尾きりまくって逃げるでしょうね。
いろんなモチーフにも確かに使われていますよね。
トカゲって実は神秘的なのかもねぇ。