青空市は楽しい。
何も買わなくても屋台を見て歩いているだけで
なんだか幸せな気分になれる青空市が
フィレンツェにはいくつもある。
そういう青空市に出ている人たちは
常連さんであることが多いので
並んでいる商品も見慣れたものばっかりだけど
でもそぞろ歩きは楽しい。
聖母マリア生誕を祝う頃に
サンティッシマ・アンヌンツィアータ教会広場に立つ
パンの青空市。
確かにパン類を扱っているところも多いけど。
きれいなものをいくつか見つけた午後。
陶器のボタン。
私の手先がもっと器用でクリエイティブなら
こういうものを色々使って
可愛い小物の一つも作るんだろうけど、
そういう性分ではないので買わずに見るだけ(笑)。
陶器の小さなベル。
これで「夢を呼び寄せる」?
そんなメルヘンチックな世界には
もう到底生きられないので
これもきれいだなぁと見るだけで買わず。
常連さんの中に素朴な楽器を売る屋台もあり
今日は風が強かったせいで
軒先につるされた風鈴がいっせいに鳴り出して
すばらしい音色。
秋の色が濃くなった陽射しの中で
すごくのんびりと商売している彼らを見ていて
いいなぁ、こういう人生と思ってしまう。
古いジャケットに、このボタンいっぱいつけて着たい。。。。
ベル、いっぱい吊るしたい。。。。。
陶器のボタンや夢を呼ぶベルを売っている店が
協会をバックに並んでいる青空市という情景だけで、メルヘンチックの世界なんだよね。
>すごくのんびりと商売している彼らを見ていて
いいなぁ、こういう人生と思ってしまう。
こんな風に感じられる人生も羨ましく思う。
協会は教会の間違いだろ。
と指摘されました。
訂正して、お詫びします。
やっぱりほしい??
私には馬に小判なこのボタンですが。
いつか一緒にフィレンツェの
素朴な市場一緒に回ってみたいなぁ。
>Detto ignoranteさん
私にとっては二つ目の日常の世界になってしまったフィレンツェの景色もメルヘンチックなのですねぇ。
私自身相当のんびり暮らしていると思うのですが、
自然に囲まれて好きなものを作って暮らすことに憧れます。
*誤字・脱字は私もよくやるので気にせずに。