不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

La Passione di Cristo

2004-05-02 01:04:15 | 映画
30歳独身男"Kazuaki"の映画日記
トラックバックさせていただきました。


徘徊老人-LOGさんのところで読んだ記事で
自分が数日前に書き散らしたものに思い当たったので
トラックバックさせていただきました。

復活祭前からイタリアで公開になり、今でも上映されている映画。
La Passione di Cristo。

公開前にヴァチカンを巻き込んで
物議を醸し出したこの映画は
メル・ギブソン製作・指揮の「Passion」
イタリア語タイトルは上記の通り
「La Passione di Cristo」。
キリストの最後の数時間を描写した「キリスト受難」の物語。

第一印象による感想。
痛い。
辛い。
歴史って重過ぎる。

イタリアという国にいても
自分がキリスト教者でないせいか
あまりピンとこない「キリスト受難」。
しかし、この映画を観て、
考えさせられることは色々です。

因みに撮影が行われたのは
南イタリアバジリカータ州の
マテラ(Matera)という
岩窟住居で有名なところ。

映画の途中で一回中休みが入るのですが
(これってイタリアならでは?)
そのときにカメラが入ってきて
観客にインタビューしていました。
マトリックスやザ・サムライとは違った観点で
世界的に話題になっている映画だけあります。

因みに映画は全編ヘブライ語(たぶんアラム語?ね)とラテン語。
イタリアでのイタリア語吹き替え映画に慣れている我々には
ちょっと新鮮な字幕映画となりました。



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「Passion」は辛そうで観られない映画の一つです。 (milky)
2004-05-04 00:18:19
「Passion」は辛そうで観られない映画の一つです。
この「キリスト受難」は実際にあった話として内容を知ってたので、映像で見るのは なお更辛そうだなと思っていました。他にもこの映画を観た友人は「最後まで辛かったけどラストシーンを観て良かったと思えた。」と話してましたが、まだ決心がつきません。。
ちなみに、中休みが入るのってめずらしいですよね。一気に観たい時はイヤだけど、トイレが我慢できない時って嬉しいかも。(笑)
イタリアではアメリカや他の国の映画はイタリア語字幕ではなくて、吹き替えなんですか?
>milkyさん (albero4)
2004-05-04 03:51:04
>milkyさん
私も悩んだけれど、
結果的には観てよかったかなと思ってます。
確かに辛くて目を背けたくなるシーンは多いけどね。
ほぼ満席に近かった劇場のイタリア人も
あちこちで「オゥ」とか「ノゥ」とか呻き声上げてました。
イタリアでは映画はだいたい「中休み」つき。
その休みの間にトイレに行ったり、ポップコーン買ったり。
最初は違和感たっぷりだったけど、
今ではすっかり「中休み」に慣れました。
そして、どの映画もイタリア語に吹き替えになってます。
(たぶん識字率の問題とか色々あるのだと思います)
だから今回の映画は珍しい部類に入るのよね。
お休みがあるのも、お部屋でみる感じでリラックス... (milky)
2004-05-04 05:12:48
お休みがあるのも、お部屋でみる感じでリラックスできて良いかもしれませんねぇ^-^。
映画はまた元気な時に挑戦しようかな。映画館ではなくて、DVDで一人で見てみようかな?と思いました。
私も見ました「パッション」。(日本語の題名は確... (まゆみーな)
2004-05-06 14:34:01
私も見ました「パッション」。(日本語の題名は確かこう。)
しかも旅先のイタリアで。

イタリア語字幕でびっくりだったけど、新鮮!
初めての経験。

最初から痛い、辛いの連続で肩がごりごりに凝ってしまったので、イタリア名物の中休みでほぐそうと思ったら、すぐに始まってしまったぞ。
さすが夜10:30からの回には中休みはありませんでした。

コメントを投稿