アンディ・ウォーホール。
私の中では伊豆の山奥の一碧湖の近くにある
「池田二十世紀美術館」に
展示されていたマリリンモンローのイメージ。
今もあるのだろうか、あの美術館に。
高校生の頃通って、観た記憶があるんだけど。
しかし、その後、ポップアートに興味を持てなかったせいで
アンディ・ウォーホールについて
あまり詳しいことを知らないまま現在に至る。
先日Cow Paradeの牛を求めて街中を彷徨っている最中に
ウフィツィ美術館脇の
「旧王室郵便局」で行われている
「アンディ・ウォーホールとその起源」みたいな展覧会が
目にとまったので、フラッと入ってみた。
無料だったし。
Andy Warhol - Le sue origini slovacche
タイトルも気になったのだ。
「アンディ・ウォーホールと彼のスロバキア起源」
生粋のアメリカ人ではないという記憶があったにせよ
彼のオリジンがスロバキアであることに
なんか衝撃を受けた。
人生常に学習することはあるものだ、やっぱり。
スロバキアの現代美術館に
彼の名前が冠されていることも知らなかったし
スロバキアにたくさんの個人収集作品があることも
今回初めて知った。
そして彼の苗字「Warhol」は現地では「Warhola」であることも
私には新鮮な驚きだった。
アンディーの作品とともに、
兄のポール(Paul Warhola)の作品も数多く展示。
この兄弟はかなり強い繋がりがあったそうで、
そんなことさえ知らなかったし。
で、色々調べてみた。
ネットは便利だ。
ペンシルヴェニア州 ピッツバーグで、
スロバキア (当時はチェコスロバキア) 移民の子として誕生。
三人兄弟の末っ子。
アンディー・ウォーホルはアメリカでの通称で
本名はアンドリュー・ウォーホラ (Andrew Warhola)。
彼の作風である、シルクスクリーンを多用した
派手な色彩の記号化された芸術は
ルネッサンス絵画に慣れ親しんだ私には異質なもので
どうもとっつきにくいのだけれど、
なんとなくヨーロッパの端っこに
彼の起源があることを知った今、
少しだけ近づけたような不思議な気持ち。
こういうわかりやすいポップアートは
実は明快なテーマに沿って描かれる
古典的な宗教画に通じるものがあるのかもしれないと思ったり。
普遍的である部分は共通なのだ。
Andy Warhol
Le sue origini slovacche
開催期間:2005年9月26日から2005年10月31日まで
Firenze ? Galleria degli Uffizi ? Sala delle Reali Poste
入場無料
開館時間: 10:00-13:00,14:00-17:00
休館日:月曜日
いいもの発見した気分になった展覧会でした。
私の中では伊豆の山奥の一碧湖の近くにある
「池田二十世紀美術館」に
展示されていたマリリンモンローのイメージ。
今もあるのだろうか、あの美術館に。
高校生の頃通って、観た記憶があるんだけど。
しかし、その後、ポップアートに興味を持てなかったせいで
アンディ・ウォーホールについて
あまり詳しいことを知らないまま現在に至る。
先日Cow Paradeの牛を求めて街中を彷徨っている最中に
ウフィツィ美術館脇の
「旧王室郵便局」で行われている
「アンディ・ウォーホールとその起源」みたいな展覧会が
目にとまったので、フラッと入ってみた。
無料だったし。
Andy Warhol - Le sue origini slovacche
タイトルも気になったのだ。
「アンディ・ウォーホールと彼のスロバキア起源」
生粋のアメリカ人ではないという記憶があったにせよ
彼のオリジンがスロバキアであることに
なんか衝撃を受けた。
人生常に学習することはあるものだ、やっぱり。
スロバキアの現代美術館に
彼の名前が冠されていることも知らなかったし
スロバキアにたくさんの個人収集作品があることも
今回初めて知った。
そして彼の苗字「Warhol」は現地では「Warhola」であることも
私には新鮮な驚きだった。
アンディーの作品とともに、
兄のポール(Paul Warhola)の作品も数多く展示。
この兄弟はかなり強い繋がりがあったそうで、
そんなことさえ知らなかったし。
で、色々調べてみた。
ネットは便利だ。
ペンシルヴェニア州 ピッツバーグで、
スロバキア (当時はチェコスロバキア) 移民の子として誕生。
三人兄弟の末っ子。
アンディー・ウォーホルはアメリカでの通称で
本名はアンドリュー・ウォーホラ (Andrew Warhola)。
彼の作風である、シルクスクリーンを多用した
派手な色彩の記号化された芸術は
ルネッサンス絵画に慣れ親しんだ私には異質なもので
どうもとっつきにくいのだけれど、
なんとなくヨーロッパの端っこに
彼の起源があることを知った今、
少しだけ近づけたような不思議な気持ち。
こういうわかりやすいポップアートは
実は明快なテーマに沿って描かれる
古典的な宗教画に通じるものがあるのかもしれないと思ったり。
普遍的である部分は共通なのだ。
Andy Warhol
Le sue origini slovacche
開催期間:2005年9月26日から2005年10月31日まで
Firenze ? Galleria degli Uffizi ? Sala delle Reali Poste
入場無料
開館時間: 10:00-13:00,14:00-17:00
休館日:月曜日
いいもの発見した気分になった展覧会でした。
(゜謎゜)はカナダで見たからカナダ人やと思ってたわ。
スロバキアの人やんたんかいな。
人は見かけによらんのー。(って見たこと無いけどさ)
わかりやすいな。
そう、カラフルなモンローの人。
もしくはトマト缶の人ともいう。
スロバキアの血が混じっているのだそうだ。
カナダ人ではなかったな。残念。
彼は美術をみんなのものにしてくれた偉大な人でもある。
何百枚もシルクスクリーンですることにより単価を安くして万人が持てるようにした人。
それまでの美術と概念を打破した人なんだよね。
彼には影武者がいたとか面白い話もあってわくわくするんだぁ。
実際アンディー・ウォーホールの
芸術の大衆化への貢献度は高いよね。
高尚なだけの美術ではいかんのだ。