不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Simposio sul futuro post disastro di Fukushima

2015-09-13 14:06:07 | 日記

4年半経ちましたが、
まだまだ問題山積の東日本大震災からの復興。

被災地の「今」を知るための、
そしてそこから未来を築くヒントを得るための
震災シンポジウムが
沼津の三明寺さんで開催されました。


あの震災がきっかけで、
自分の生き方が変わった人が日本中にたくさんいると思います。
物理的に変わらざるを得なかった被災者の皆さんはもちろん
直接の被害がなかったとしても
それぞれ大きな衝撃を受けて変わろうと思った人も。
私も少なからず衝撃を受け、生きることについて考え
そして、最終的には吉川さんの想いに背中を押されて
イタリアから引き揚げることになったので、
思うところは色々あります。

いわき市から3名のパネリストを迎えてのディスカッション。
その話を聞いている間も、
最後に主催者さんたちが用意してくれた動画を見ながらも
ずっと泣きっ放し。

泣いているだけでは、どうしようもないので
ちゃんと考えてはいましたけれど。

準備しなくちゃいけないこと。
両親に話しておかなくてはいけないこと。
自分の目指すところと災害時の対応のこと。
災害の後に何をどのように行動に移すべきか。

でも一番大切なのは、
人との繋がりと、他者への思いやり。
やっぱりそれこそがすべての基本なんじゃないかなぁって
それが、今日のところ私がぼんやり辿り着いた結論。  



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