不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Le buone cose

2010-01-24 17:50:55 | 日記・エッセイ・コラム

我が家に滞在していた友人が
フィレンツェを経ってパリに向かい、
3日間滞在していたパリから
絵葉書を送ってくれました。

オマタもたまにはイタリアから出て
他の街を見てごらんと誘う絵葉書でありました。
もうパリには行かないかもしれないけど、
いつかモンサンミッシェルには行こうかとも思います。

その絵葉書がフィレンツェに届いたのは
彼女が日本に到着してからでした。
パリからフィレンツェめちゃくちゃ遠かったねぇ、
長旅だったねぇと絵葉書に語りかけてしまいました。

その前にはフィレンツェの友人が
年賀状をフィレンツェの自宅と
静岡の実家に送ってくれました。
実家には1月1日に届き
ちゃんと年賀状の意味を果たし、
フィレンツェの自宅には
エピファニアも終り、松の内もあけた
1月8日になってようやく
雑多な光熱費請求書とともに配達され、
なんとも味気ない年賀状となりました。

こうしてみると
やはりイタリアの郵便事情の悪さは如実。

友人がフィレンツェに滞在している間
美味しいものを色々食べました。

久々に行った共和国広場のBar Donnini。

なんかおしゃれなケーキが増えていた。Donnini_3

でも私はいつものようにシンプルなお菓子を食べてました。Donnini_2
アーモンドがいっぱい張りつたPasta。

Donnini_1
イタリアのアーモンド美味しいのです。
なぜこのうまいアーモンドを使って
アーモンド・チョコレートを作らないのか
イタリアに暮らし始めた頃からの長い疑問です。
いっそのこと、チョコレート会社に提案しようかと思ったほど。

このDonniniのアーモンドいっぱいのお菓子も
安いくせにかなりの美味しさでした。