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あらかわウォークⅡ 地蔵原堰堤・・・

2018年09月17日 | 郷土史・史跡・施設
あらかわウォークⅡ 地蔵原堰堤・・・

あらかわウォークⅡはあづま総合運動公園から地蔵原堰堤へ・・・
荒川は阿武隈川水系の1級河川で、吾妻山系の鳥小平湿原からの
湧水を主な水源として幕滝を経て土湯温泉街へ水量を増して流下・・・

急峻な谷を下った荒川は、大雨のときには扇状地で洪水をひき越し
農地に被害を与えてきたが、長年の努力により沃野となったという・・・

地蔵原堰堤は荒川の洪水対策の一環として、大正4年に完成
その後、昭和13年に修復され現在の重厚な大地蔵原堰堤が出来たという

扇状地の扇頂部に位置し、下流部には副堰堤を付け
河川改修工事の最初に建設された基幹的役割を担う砂防堰堤という・・・

地蔵原堰堤を眺めながらランチのあと、0.8Km先の大暗渠砂防堰堤へ
長さ252m、半円形の暗渠を9ヶ所持つ砂防堰堤で平成18年竣工という
ここで対岸にもどって出発地点へ・・・

昔の人は、豪雨による氾濫や土石流などの被害のたび
水防活動、河川工事に携わり大きな石を運んだのだろう・・・

こうした歴史的治水・砂防事業の取り組みが
土木遺産、登録有形文化財として認められ・・・

「霞堰と水防林による近世からの地先治水と大正・昭和における
砂防堰堤群等の直轄事業とが融合した治水砂防システム」(長っ)
として、平成19年度選奨土木遺産に認定されたという・・・
多くの人が関心を持ち、次世代へ継承されるといいですね・・・
画像クリックでスライドショーへ。BGMの音量にご注意ください。

地蔵原堰堤(大正14年完成、昭和13年修復)・・・
画像クリックでスライドショーへ


地蔵原堰堤・・・



大暗渠砂防堰堤(平成18年完成)・・・



江戸時代に築かれた霞堰・・・



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