小庭晩秋

小庭晩秋

散り残るツタの紅葉が、色づき始めたミセバヤとともに秋の深まりを伝えている・・・
お騒がせダブル台風も去って寒い季節へと一直線？！

お腹の大きいカマキリが足元で右往左往・・・。今年はどこに卵を産むのかしら？
ツタ・ミセバヤ・ハナラッキョ・・・

デコ平紅葉

デコ平紅葉

デコ平、中津川渓谷をめぐり紅葉を愛でるわけだったけど、陽ざしには恵まれず・・・
デコ平のブナは黄葉してたけど、途中、色鮮やかなウルシやツタウルシは見当たらず
たまに色づいたモミジが目につくくらい。今年はおそいのかな～・・・
中津川渓谷はまだまだという感じ、おまけに一瞬、雨がぱらついて・・・

下りてきて、ゆったり温泉に浸かって、まあまあの紅葉狩り！（負け惜しみ！？）
画像クリックでスライドショーへ。BGMの音量にご注意ください。
デコ平ゴンドラ「ブナブナ駅」前の黄葉・・・



紅葉・・・

会津大塚山古墳

会津大塚山古墳

10月23日、福島県立博物館にて開催の「会津大塚山古墳講演会」に参加・・・
演題は「会津大塚山古墳の意義ー発掘後５０年ー、
講師は法政大学名誉教授　伊藤玄三氏（発掘時東北大学院生）
発掘を主導された、古墳発掘のエキスパートだった東北大学文学部教授の引きで
右腕として発掘作業を引っ張っていかれたという・・・

『　会津大塚山古墳
会津若松市は会津盆地東縁部に位置し、市内一箕町には、多くの古墳が分布しています。
その中でも会津大塚山古墳、堂ケ作古墳、飯盛山古墳は丘陵上に造られた大型古墳で、
この地域を治めていた権力者の古墳と考えられています。

会津大塚山古墳は、一箕町八幡の大塚山頂上に位置し、昭和39年市史編纂にあたり、
この時代の資料が少なかったことから発掘調査が行われました。
当時は、西日本の古墳文化が東北地方に伝わるのに数百年かかるため、会津大塚山古墳も
古墳時代の終わりにあたる、７世紀ころの築造と考えられていました。

ところが調査してみると、三角縁神獣鏡をはじめとする3枚の鏡、勾玉、ガラス玉などの装飾品、
三葉環頭太刀、鉄鏃、銅鏃などの武具鉄斧・刀子などの農耕具など380点が出土し、
出土品の年代や、墳丘の形状から古墳時代の前期にあたる４世紀後半の古墳と考えられました。
現在では４世紀中期ごろの古墳と考えられています。

東北地方の古墳で、これほど豊富で貴重な副葬品を持つ古墳はなく、また、副葬品が大和政権に
関係する古墳と共通しているため、この古墳の被葬者は、大和政権と関係を持った人物である
ことがわかります。また、堂ケ作古墳からは、会津大塚山古墳よりも古い時期の土器が出土して
おり、飯盛山古墳も発掘調査は行われていませんが、古墳の形状から会津大塚山古墳よりも
古い時期に造られたと考えられています。（会津大塚山古墳講演会資料より）　』


「会津若松史」編纂事業として発掘が行われることになり
発掘期間は昭和39年（1964）5月14日～28日、あまりにも短い期間だったが、
東北初の大型前方後円墳の確認と豊富な出土品があり、画期的な発掘となったという・・・
講演後、展示されている出土品の前でギャラリートークもあり、興味深い1日でした。


秋の企画展「考古学からの挑戦ー東北大学考古学研究の軌跡」・・・



会津大塚山古墳発掘の記録写真・・・



出土した三角縁二神二獣鏡・・・




この三角縁二神二獣鏡と同じ鋳型から造られたものが岡山の丸山古墳で出土という・・・



他にも鏡、三葉環頭太刀、鉄鏃、銅鏃などの武具鉄斧・刀子などの農耕具・・・



勾玉・・・



会津大塚山古墳説明板・・・



企画展「東北大学考古学研究の軌跡」の中から一つ・・・

「続日本紀」　天平21年（749）　陸奥国始貢黄金とあり
初産出の砂金が献上され、東大寺の大仏を金色に飾ったという

産出場所　宮城県涌谷町黄金山神社一帯
1957年に奈良時代の礎石建物を発見して裏付にあったという

大伴家持が聖武天皇に捧げた和歌に
「すめろきの　みよさかえむと　あずまなる　みちのくやまに　くがねはなさく」

十三夜の月

十三夜の月

夕焼けの残照が残って暮れきらない山の端から月が登り始め・・・
明るくて、きれいなので見とれてるうち、1枚撮ってみよかと・・・
今夜の月齢は13.1、福島の月の出は16：25　撮影時刻は17：44。
住んでる所は盆地の中、山の近く・・・

十三夜の月・・・

ツワブキとなごりの秋海棠・・・

ツワブキ

小庭、ツワブキとなごりの秋海棠・・・
台風でお亡くなりになられた方々がに心からお悔やみ申し上げます。
そして、被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げます。

ツワブキとなごりの秋海棠・・・



ツワブキとなごりの秋海棠・・・