秋山おさむのブログ

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議会報告 一般質問(2017.12)

2017年12月21日 | 北栄町町議会関係
北栄町議会報告

12月14日(木)一般質問を行いました。


北栄町六尾より

【質問内容】

財政力指数など、財政を知る計数の推移と類似団体などとの比較で、町財政は健全と考えているか。
現金主義に加えて、発生主義・複式簿記の導入、固定資産台帳の整備による地方公会計への取組みは進んでいるか。
見える化、計数を施設別・事業別にセグメントすることによる分析を、今後の財政運営にどのように活用するのか。



【回答】[()内は秋山のコメントです]

地震対応などにより、財政調整基金を4億円超取り崩した。
経常収支比率も上昇してきており財政の硬直化が進んだが、危機的状況ではない。
(その通りだと思う)


財政指標を類似団体と比べると経常収支比率、将来負担比率、実質公債費比率がともに高くなっている。
特別会計への繰出金、特に下水道事業特別会計への繰り出しが大きく影響している。
(だからと言って下水道料金値上げを直ぐに認めるものではない)


平成28年度末に、固定資産台帳の整備を行い、4月から固定資産管理システムと固定資産台帳との同期ができている。
(それならば平成28年度末の貸借対照表を作成し分析、そこから公会計の仕訳を行い、
月次での合計残高試算表を作成・活用することができるのに行われていない)



現在、地方公営企業法を適用しているのは、水道事業会計のみ。
今後、下水道事業会計、風力発電事業が公営企業会計に移行する。
(決算期日が3月31日の会計と、4~5月出納整理期間を加減した一般会計と特別会計が混在する。
連結決算の成果を期待している秋山は不満です)



有形固定資産減価償却率(資産老朽化率)、見える化、セグメント分析は、開始貸借対照表など財務諸表が出来るのが、平成29年度決算分からなので今は出来ません。
他自治体を参考に分析、予算編成に生かします。
(対応が遅い。地方公会計導入は3年前から決まっていること、他自治体を参考にするのを待つことなく取組んで欲しい)


財政調整プラス減債基金残高は、一般会計の10%程度と言われているので、現在倍の残高がある。
(単純に多いほどよいと言うわけでないがひとまず安心です。
残高が多いと国は交付税などを減らす口実にします)



一部その場で回答が出来ず答弁保留があります。


一般質問とは、議員個人が北栄町の事務の執行状況や将来に対する考え方などの報告や説明を町長に求め、
適切な町政運営を進めているかを議員がチェックするものです。



詳しくは北栄町議会だよりまたはTCCケーブルテレビ放送でも確認していただけます。
また、秋山にお電話、メール等頂ければ直接説明します。

過去の議会だより・審議結果等は、町ホームページの『北栄町議会』に掲載されています。
北栄町ホームページ


ご覧いただきありがとうございます。