ツレヅレグサ

雑記と愚痴と、時々小説

最近の焼酎ってゲーム機を常に身につけてないか?

2007-09-11 16:59:28 | グチ
電車内でDS、友達といる時もDS、更には飯を食ってDS。PSPも同様だけど、この現象は酷過ぎる。

 そもそも、ゲーム機というものを何故持ち歩かなければならないのか。食料や飲料水とは違い、それがなくても生きていける。その上、あの小さな画面を覗き込むようにして遊んでいる姿は、滑稽としか言いようがない。おそらく、というよりは絶対、子ども自身はゲームに熱中するあまり気づいていないのだろうが。
 個人的な話かもしれないが、ここ数年はパソコンでゲームをしている事が多い。というのも、家庭用ゲーム機を置く場所が確保できそうにない上、親が古典的な思考回路なのでゲーム自体をよく思っていないのだ。しかし、一番の理由を挙げるとすれば、それは腰を落ち着けて遊んでいられる、という安心感だろうか。
 ゲーム屋によく置かれているデモ機を想像してほしい。ああいう場所で腰を落ち着けるなど無理な話だ。その上、多くの客に対してのデモ故に、長時間のプレイはご法度だ。したがって、じっくりやるには気に入った作品、あるいは巷での話題作を購入して自宅でやるほかない。

 さて、携帯型のゲーム機に話題を移そう。かつては一種類のゲームでしか遊べなかった(しかも白黒画面だった)携帯型も、ゲームボーイ以降素晴らしい発展を遂げて現在に至っているわけだが、結局画面の大きさに殆ど変化はない。PSPの画面は割と大きいが、それでも家庭でやる時と比べれば小さすぎる。これは、小型化をする上で必然的に小さくなるので、大きくしろ、というわけにもいかない。
 また、持ち運ぶ事に意味があるのか、という疑問もわいてくる。持ち運べたところで、歩きながらや自転車に乗りながらといった「ながらプレイ」なんて危険な事はできない。大抵は電車なり車なりで移動している時、暇潰し程度にやっているだろう。だが、公共の場でゲームのBGMを垂れ流し続けるというのはどうだろうか。消音モードにするか、ヘッドホンなりイヤホンなりで外に漏れにくくするなりできるはずなのに、何の対策も講じず垂れ流す焼酎が多い。更には、数人が固まっていると何かの拍子に騒ぎ出す事がある。これはもう迷惑以外の何物でもない。騒ぐなら、誰かの家に集まって大画面プレイで騒いでほしい。

 「何処にいてもゲームができる」……そのようなコンセプトを掲げて作られたであろう携帯ゲーム機。しかし、その実態は「場所をわきまえず雰囲気をかき乱す無法者の玩具」となっている。その点では、携帯電話も同じような雰囲気がするが。どちらにせよ、これこれこういった場ではできれば避けるべきだ、という事を認識しなければならない。
 そして、そういう物を買い与える立場にある親が、予めそういった常識をちゃんと理解した上で子供に覚えさせない限り、「無法者」はこれからも増え続けるだろう。というより、安易に買い与えてはいけない。少なくとも、大人としての人格が形成されるまでは携帯型なんて駄目!という事だ。

ではまた。