昨日は、池袋の劇場に演劇、永井愛 作・演出「片づけたい女たち」を観に行きました。
いま私たちが稽古している「ファッションショー」は、3人の高齢の女性が主役の演劇です。
「片づけたい女たち」では、同じようにちょっと若い50代(会話にでてくる年齢)の3人の女性が登場します。
会話の内容も「ファッションショー」と同じように、「年齢」に関わるものが多いです。
時々、シリアスな話題も出ますが、全体的には、コミカルです。(これも「ファッションショー」とよく似ています)
前にディレクターが、「面白かった」と言っていた「グループる・ばる」(女性3人)が出演します。
昨日は、舞台初日でしたが、軽快なおしゃべりは時間を感じさせません。
舞台は、マンションの一室、下手に部屋の入口、上手奥に寝室へのドア、中央奥にはベランダという「ファッションショー」とよく似た設定です。
この舞台で、105分間、3人が動き回る(だけの)非常にシンプルな演出は、台詞と動き、表情など基本的な俳優の持ち前のスキルが光を放つ、とても参考になる芝居でした。
といっても、私などは、「は~」とため息が出るばかりですが・・・
まず、感じたことは、非常に自然体で、緩急自在であるということ。
普通の会話トーンであって、しかも声がよく通ります。
プロだから当たり前なのですが、とにかくこういうの、時々見てみたいと思いました。